【完全版】薬剤師の転職ロードマップ|検討段階~入社後までを徹底解説!

薬剤師の転職方法と成功に向けた検討段階から入社までの完全ロードマップ 転職
※当サイトはアフィリエイト広告を含みます。
\こんな悩みがありませんか?/
  • 初めての転職で不安だらけ…
  • 転職にあと一歩踏み切れない…
  • 転職までの流れと準備期間を知りたい…

薬剤師のリアルな転職体験談も知りたいです。

このような悩みにお答えします!

10年かけて集めた『薬剤師100名以上の転職体験談』と『複数のキャリアアドバイザーから得たアドバイス』をまとめてこのページで公開します!

情報の信頼性について
【実体験】
👉著者の転職経験を基に作成

著者は大手調剤薬局に約8年勤務(管理薬剤師4年)した現役薬剤師です。人間関係や残業による「うつ・休職」を経て、転職により年収アップとワークライフバランスを実現しました。本記事は、その10年間の実録に基づいています。

【多角性】
👉薬剤師100名以上の声を収集

転職した薬剤師の知人・友人12名分の生の声とその他インターネットで集めた情報{薬剤師転職サイト・口コミサイト(みん評・openworks)・X}から集めた薬剤師の口コミ計100名分の情報を総合的にまとめて記事を作成しています。

【専門性】
👉キャリアコンサルタントのアドバイスを集積

薬剤師専門の転職サイト・エージェント複数社分に著者自ら登録し、キャリアアドバイザーから直接得た数々の転職活動のアドバイスを基に記事を作成しています。

╲この記事で出来るようになること/

初めて転職する薬剤師でも
転職の流れを完全マスター出来ます!

この記事では、転職を迷っている「検討期」から、入社後の「定着期」までを全10ステップで完全解説します。

この記事を書いた人
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Profile
  • 薬剤師歴10年以上
  • 現役管理薬剤師
  • 研修認定薬剤師
  • 健康サポート薬剤師
  • WEBライター

大手チェーン薬局での残業過多と職場の人間関係により「うつ→休職→復職→転職」を経験。
本記事の転職方法で「年収100万円UP×残業ほぼ0×男性育休を1年間取得」に成功しました。

あなたの現状に合わせて、必要なステップから読み進めてみましょう。
この記事が「あなたの薬剤師人生をより豊かにする羅針盤」となるはずです!

STEP0 【全体像】 薬剤師転職ロードマップ|全10ステップの流れと期間

初めて転職する薬剤師に向けた転職活動全体の流れと成功のポイント

初めての転職は「何から手をつければいいの?」と不安になりますよね。

転職成功の鍵は、事前に「全体的な流れ」と「必要な期間」を把握しておくことです。

転職活動の進捗に合わせて確認したい箇所をチェックしてみましょう!

薬剤師転職成功完全ロードマップ

転職検討開始から入社までは平均3〜6ヶ月かかります。

働きながらの活動になることが多いため、逆算して余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

STEP0|まとめ

転職活動の全体像は「平均3~6ヶ月」が目安です。焦って見切り発車せず、まずは全体の流れと必要な期間を把握することから始めましょう。

各ステップでやるべきことや、具体的な期間の目安については、以下で詳しく解説しています。

STEP1 【検討期】 転職すべきか判断しよう

転職すべきか迷っている薬剤師が検討期に考えるべきこと
STEP1 検討期ロードマップ
  • POINT1
    薬剤師が転職するメリットとデメリット

    転職のメリットとデメリットを事前に押さえておくことで、転職後に「こんなはずではなかった…」という後悔を防ぎましょう。

  • POINT2
    薬剤師が転職しないほうがいいケース

    こちらのケースに当てはまるほど、転職をしない方が無難です。
    転職すべきかの判断基準としてチェックしておきましょう。

  • POINT3
    薬剤師が転職をすぐに検討すべきケース

    1つでも当てはまっている場合はすぐに転職すべきケースをまとめました。
    自身の今の状況と見比べてみましょう。

転職後に後悔しないための検討期間です。

日々の業務や人間関係が辛いと、衝動的に転職を決めたくなりますよね。

しかし、根本的な課題を解決せずに転職すれば、新しい職場でも同じ壁にぶつかります。

また、転職回数が多くなればなるほど履歴書が汚れ、今後のキャリア形成が不利になります。

まずは「今の悩みは、本当に転職でしか解決できないのか?」を冷静に見極めましょう。

この時期に行うこと
  • 転職によるメリットとデメリットの理解
  • 本当に転職すべきかどうかの判断
  • 現職での解決可能性(異動・交渉)の検討
体験談
現状を冷静に見直したことで後悔の無い転職が出来た話

職場の人間関係の悪化と月残業が60時間を超えた時には「とにかく今の辛い環境から逃げたい」一心でした。

しかし、一度冷静になり「本当に転職しなくては解決できない状況なのか?」を検討したことで、後悔のない転職が出来ました!

薬剤師が転職に迷ったときに押さえるべきポイント

転職したい気持ちはあるけれど、本当に今動くべきか決めきれない

そんな時は、漠然と悩むのではなく、以下の3つの視点で自分の考えを整理してみましょう。

転職に迷ったときに押さえるべきポイント
  • 薬剤師が転職するメリットとデメリット
  • 薬剤師が転職しない方がいいケース
  • 薬剤師が転職をすぐに検討すべきケース

薬剤師が転職するメリットとデメリット


項目メリット(得られる可能性)デメリット(失うリスク)
年収平均50万~100万円アップが即時可能退職金制度のリセット
昇給カーブが一時的に鈍化する可能性
時間残業時間の削減
完全週休2日制の獲得
新しい業務を覚えるための学習時間増
有給休暇の再付与まで半年かかる
環境希望の環境で働ける
人間関係のリセット
新たな人間関係リスク
信頼関係を0から築く労力
スキル在宅・がん専門など新領域への挑戦
未経験業種へのキャリアチェンジ
今までの社内独自の知識・地位が通用しない
即戦力としてのプレッシャー

転職は現状を変える大きなチャンスですが、同時にリスクも伴います。

「隣の芝生は青く見える」状態にならないよう、メリットとデメリットの両面を冷静に比較することが大切です。

体験談
① 新しい環境に慣れるまで1年程かかることも…

調剤薬局からドラッグストアへ転職しましたが、調剤の基本ルールは入社後も問題なくこなせるものの、社内ルールや企業文化の違い、一包化や電子薬歴システム等の機器の違いに戸惑うことも少なくありません。

②人間関係のリセットは一長一短!

転職することで合わない上司や同僚との関わりが一切なくなりましたが、一方で新しい転職先では「1から信頼関係を築くことの大変さ」を改めて実感しました。

勤務経験アリだと、しばらくは期待の目で転職者を見てくるため、信頼関係を築く上でも即戦力として使えるところを見せ続けなくてはならないというプレッシャーを感じました。

③ 当たり前に感じていたことも転職先では異なることも!

「帰省手当」などの福利厚生など、当たり前に感じていたものも転職後に「実は助かっていたんだな」と感じることもありました。
前職では整理整頓が行き届いており、調剤機器も最新のものでしたが、転職後は機器が部分的に古かったり調剤室が全体的に雑然としている環境にストレスを感じることもありました。

薬剤師が転職しないほうがいいケース


①目的やキャリアプランが曖昧

転職は「理想の人生」を実現するための手段に過ぎません。ゴール(目的)や地図(キャリアプラン)を持たず、「なんとなく今の職場が嫌」という理由だけで動くと、転職先でも同じ不満を繰り返すリスクが高まります。

②メンタル不調を起こした直後

心身が不安定な時期は冷静な判断ができず、環境の変化でさらに症状が悪化する恐れがあります。 無理な転職活動は避け、まずは医療機関を受診して「休職」や「療養」を最優先に考えましょう。

③現職に問題解決の糸口がある場合

「転職しか道はない」と思い込んでいても、実際は店舗異動や業務調整で解決できるケースは少なくありません。 まずは上司や同僚、家族に相談し、今の環境に身を置いたまま悩みを解消できないか検討してみましょう。

④感情的になり他責思考に陥っている

感情的になっている時は、問題の原因を環境や他人のせいにしがちです。 一時の感情で決断する前に、「自分に改善できる点はないか」「現職で課題解決は不可能か」を冷静に見つめ直す時間を作りましょう。

⑤「今より条件が良ければ」程度の動機

現状に大きな不満がない場合、無理に動く必要はありません。 曖昧な動機で転職活動を始めると、エージェントの提案に流されて不要な転職を重ね、結果として大切なキャリア(職歴)を傷つける恐れがあります。

⑥ライフイベント(結婚・出産・住宅購入)が直前

転職直後は有給休暇がなく、育児休業の取得要件(入社1年以上など)を満たせない可能性があります。また、勤続年数がリセットされることで住宅ローンの審査が不利になる点にも注意が必要です。

⑦「転職すれば解決する」と思い込んでいる

転職は目的ではなく、人生をより豊かにするための1つの手段でしかありません。
現状を打破するための行動を一つずつ起こし、それでも解決できない場合の「最終手段」としてカードを切るほうが、後悔のない選択ができます。

⑧転職回数が多く今後の評価に影響する場合

薬剤師は転職しやすい職種ですが、短期間での離職が続けば採用側から「定着性」を懸念されます。 「次こそ長く働く」という確固たる覚悟や条件が揃っていないのであれば、今は慎重な判断が求められます。

まずは「なぜ転職したいのか」「転職してどうなりたいのか」を深く掘り下げて考えてみましょう。

体験談
転職相談相手は直属の上司だけじゃない!

転職相談は友人・上司・家族に行いました。転職先が決まり退職する旨を正式に会社に伝えて受理された後に、昔お世話になった別エリアの上司から以下のように電話で連絡がありました。
「自分に相談が無かったのはちょっと残念だった。キャリアアップの意志を事前に私に伝えてくれたら私のエリアに引っ張ってきて、成果の上げられる店舗に配属させることもできたのに…」と言われたことがあります。
エリアが変わったとしても、以前お世話になった上司がいる場合は一度相談しておくのも良かったかもしれません。

現職で改善できないかを考え、必要に応じて他者に相談することも後悔しない転職への第一歩です。 

薬剤師が転職をすぐに検討すべきケース


①企業理念に共感できなくなった

企業理念は会社の根本的な考え方です。これに共感できない場合、店舗異動をしても組織に属している限り根本的なズレは解消されません。 自分の価値観と合わない方針に従い続けることは、慢性的なストレスの原因となります。

②ノルマが厳しく利益最優先の職場

「かかりつけ」や「加算算定」のノルマが厳しく、患者様の利益よりも会社の利益・数字が優先される環境です。 医療人としての倫理観がすり減るだけでなく、利益至上主義の現場は不正の温床になりやすいため注意が必要です。

③正当な評価や昇給が全く見込めない

どれだけ成果を上げても評価されず、将来的な年収アップの道筋が見えない職場です。
評価制度が機能していない環境に長く留まることは、あなた自身の「市場価値」と「貴重な時間」を浪費しているのと同義です。

④法令違反や不正行為が横行している

薬歴未記載の放置や無資格調剤など、コンプライアンス違反が常態化している職場です。 知らぬ間に加担させられ、自身の薬剤師免許に傷がつくリスクがあります。法的な責任を問われる前に、即刻立ち去るべきです。

⑤現状の悩みが今の職場では解決不可能

「人間関係が最悪だが、一店舗薬局や病院のため異動ができない」など、構造的に逃げ場がないケースです。 現職で解決の糸口がない以上、転職こそが唯一かつ最短の解決策となります。

⑥キャリアの停滞と成長の欠如を感じる

毎日同じ業務の繰り返しで、新しいスキルや経験が得られていない状態です。 薬剤師としての成長が止まることは、将来のキャリアや年収アップの可能性を閉ざすことになります。手遅れになる前に行動が必要です。

⑦上司やキャリアアップ先に魅力を感じない

管理薬剤師やマネージャーなど、直属の上司が疲弊していたり、働き方に魅力を感じない場合は「黄色信号」です。 長く勤めれば自分もその立場になる可能性が高いため、理想の将来像が描けないのであれば早めの見切りが肝心です。

⑧心身に問題が出始めている(不調の前兆)

「最近楽しいと思えない」「不眠気味」といった症状は、心からのSOSです。 メンタル疾患と診断されてからでは転職活動が不利になる上、回復に長い時間を要します。「壊れる前」に環境を変えることが、あなたの人生を守る最善策です。

これらの状況が改善される見込みがなく、自身の健康やキャリアに深刻な悪影響を与えていると感じた場合は速やかに転職を検討しましょう。

新たな職場を探すことで、より良い環境とキャリアの機会を見つけることができます。

STEP|まとめ

転職は「目的」ではなく「手段」です。
今の悩みは現職で解決できないか?リスクとメリットを天秤にかけ「環境を変えないと解決しない」と確信できた時が動くタイミングです。

それでも転職に踏み切れない…という方は転職への不安解消が先決です。

STEP2 【不安解消期】転職への不安を解消しよう

薬剤師が転職活動への不安を解消するためのマインドセットと方法
STEP2 不安解消期ロードマップ
  • STEP1
    「薬剤師に向いてないかも…」と思ったら|転職前に押さえておくこと
  • STEP2
    薬剤師の平均転職経験回数と転職率
    • 薬剤師の平均転職回数は2~3回
    • 転職経験のある薬剤師は78%
    • 男性薬剤師よりも女性薬剤師の方が転職経験者の割合は高い
    • 薬剤師全体の1年以内での離職率は10%
    • 薬剤師の転職回数と割合から見えてきた薬剤師の転職事情
  • STEP3
    薬剤師転職は何年目が有利?

  • STEP4
    薬剤師の転職は厳しいor簡単?現在の転職市場と転職が難しい薬剤師の特徴
    • 2026年版|薬剤師の転職市場が厳しいと言われる理由
    • スムーズに転職できない薬剤師の特徴
    • 薬剤師が簡単に転職できる場合
  • STEP5
    薬剤師の転職活動は今の会社を辞めてから行うべきか?
    • 薬剤師の転職は今の仕事を辞めてからしない方が良い
    • 「辞めてから」でもOKな例外ケース
  • STEP6
    薬剤師が転職して「後悔するパターン」と「成功するパターン」
    • 転職で後悔するパターン
    • 転職で成功するパターン

転職の不安を解消するための時期です。

不安を抱きながら転職に踏み切ると、思うように転職活動が進まず途中で挫折することもあります。

不安になる原因の多くは『未知の問題を放置した時に生じる』ため、ここで転職活動中に遭遇しやすい不安を事前に解消しておきましょう!

ここで不安を解消し、転職成功に向けて全力疾走しましょう!

「薬剤師に向いてないかも…」と思ったら|転職前に押さえておくこと

「薬剤師に向いてない…」と考えてしまう方の多くは職場環境が自分に合っていないことが大半」です。

その為、転職を含めた職場・業種の変更を行うことで解決するケースがほとんどです。

薬剤師に向いてないかもと思ってしまう主な要因
  1. 過度にミスを責める上司がいる
  2. 責任感が強く完璧主義である
  3. プレッシャーに弱い
  4. コミュニケーションが苦手
  5. ADHDなどでミスが人よりも多い

特に、調剤業務などの医療に直接関わる仕事では、些細なミスでも患者様の命に関わることもあるため、プレッシャーは付き物です。

しかし、人間である以上、ミスを100%防ぐことは不可能です。

ミスは個人ではなく組織全体で改善すべきものであり、1人では解決できない課題があるからこそ個々の能力を合わせて会社という団体で働いています。

つまり、もしあなたが度重なるミスで叱責だけで改善策がなく、あなた一人で悩んでいるのであれば、そうさせてしまっている上司そして組織にも問題があると断言できます。

また、薬剤師法にも薬剤師の仕事についてこのように書かれています。

薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。

出典:東京都薬剤師会 薬剤師の任務 (薬剤師法第1条)

調剤業務だけが薬剤師の仕事でもないため、「薬剤師に向いてないかも…」と悩んでいる方は職場環境を変えたり職種自体を変えることで自信を取り戻すキッカケとなります。

体験談
①ミス続きで悩んでいた当時の私の話

新人のころ、ミスが続いていた私に対し、上司が「ミスが出ると悪い思考により、ミスは続いてしまうものだ。私自身もある事だし誰にでもあること。次回起こさないためどうすれば良いのか常に考えて行動することが大切だし、ミスを起こさないように組織全体で対策をとる方が大切だ。」と教えて頂きました。

②プレッシャーに耐え切れず退職した後輩の話

「ミスが多くて悩んでいる。今は大きな問題になっていないが、いつか大きな調剤過誤を起こすのではないかと毎日心配でたまらない」と新人薬剤師が相談にきました。
新人の中ではミスは少ない方だし、サポートしていくので問題ないことを伝えましたが、人の命に直接関わるプレッシャーの大きい仕事は苦手だという結論に至り、今では薬剤師の資格を活かし保健所で働いている方もいます。

転職がすべてではありません。
まずは向いてないと思った原因を突き止めた上で上司と相談してみましょう!

薬剤師の平均転職経験回数と転職率

年代別薬剤師の転職回数
出典:薬キャリ(薬剤師の転職実態調査-vol3.転職活動 図1より)

薬剤師の平均転職回数は2~3回


エムスリーキャリア株式会社が行ったアンケート調査によると、薬剤師の平均転職回数は2~3回であり、年齢が高くなるにつれて回数が増えていることが分かりました。

年代別|薬剤師の転職回数
  • 20~30代の薬剤師の平均転職回数は1.7回
  • 40代の薬剤師の平均転職回数は2.8回
  • 50代の薬剤師の平均転職回数は3.1回
  • 60代の薬剤師の平均転職回数は3.3回
出典:薬剤師の転職動向アンケート(エムスリーキャリア株式会社)

転職経験のある薬剤師は78%


薬剤師の転職経験者の割合
出典:薬キャリ(薬剤師の転職実態調査-vol3.転職活動 図1より)

薬キャリ 職場ナビ(エムスリーキャリア株式会社)が調査会社を通じてweb上で行った薬剤師向けの転職動向アンケートでは、実に78%もの薬剤師が転職を経験しているという驚きの結果も出ています。

男性薬剤師よりも女性薬剤師の方が転職経験者の割合は高い


こちらも、薬キャリ 職場ナビ(エムスリーキャリア株式会社)が調査結果となりますが、男性薬剤師よりも女性薬剤師の方が転職割合が高いことが分かりました。

薬剤師割合が女性が高いことと、出産・育児などのライフイベントの変化により退職を選ぶ方が女性の方が多いことが上げられます。

薬剤師全体の1年以内での離職率は10%


薬剤師全体の1年以内での離職率は約10%とされています。これに対し、薬剤師以外の職種も含めた新卒社会人の3年以内での離職率は約30%とされていて、1年あたりに平均すると約10%となります。

出典:ヤクジョブcom(薬剤師の離職率はどれくらい?働き続けるための職場選びについて解説)

上記はヤクジョブcomでの情報となりますが、1年間で10人に1人の薬剤師は転職している計算になります。

薬剤師の転職は珍しいことではありません!

薬剤師の転職回数と割合から見えてきた薬剤師の転職事情


薬剤師は国家資格の1つであるため、一般職と比較し容易に転職できることから転職ハードルは低い職種の1つです。

病院・調剤薬局・ドラッグストアでは、初任給は高いものの、年収600~700万円台で頭打ちになるケースも少なくないため、年収や待遇のUpを目的に転職するケースも多いのが実態です。

薬剤師は女性割合も高く、中小薬局も含めると働き口がたくさんあります!
働き口が多い分、待遇の良い職場が見つかりやすいのも薬剤師のメリットだね!

また、今なお薬剤師不足が続く医療現場も多く、人材確保を目的に福利厚生を充実させ、ワークライフバランスの取りやすい職場を整備している企業も数多くあります。

そのため、今の働き方を改善したいと考える薬剤師を中心に、転職を検討する人が多い傾向にあります。

転職のしやすさも薬剤師資格の強みの1つです。
もっと働きやすい職場があるのに我慢している必要なんて無いのです!

薬剤師転職は何年目が有利?

薬剤師の転職は3~4年目が最も有利とされています。

その理由は、3~4年目薬剤師が『基本的な調剤スキルを身につけていることが多く即戦力として評価される点』と『若さ』に有ります。

1~2年目でも転職は可能ですが、経験不足とみなされることも少なくありません。

5年目以降は管理職候補やリーダーとしてさらに市場価値が高まり、年収アップも期待できますが、キャリアプランを明確にすることが重要です。

若さも転職する上で十分な武器となります。
何故辞めるに至ったのか原因を突き止め同じ過ちを繰り返さない姿勢が大切です!

薬剤師の転職は厳しいor簡単?現在の転職市場と転職が難しい薬剤師の特徴

  • 薬剤師飽和の時代がきている
  • 転職は年々厳しくなっている
  • 薬剤師は職場から選ばれる立場に変わっている

上記のニュースを見て、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、今の時点でも薬剤師の需要は十分にあり、問題なく転職できます。

ただし、以前のような「資格さえあれば、誰でも好条件で採用される」という超売り手市場は終わりを迎えつつあります。

現在は「選ばなければ転職できる」から「実力と条件がマッチしないと決まらない」フェーズへと移行しています。

薬剤師の転職が厳しいと言われるようになった背景と実態を以下で整理しましょう。

最新版|薬剤師の転職市場が厳しいと言われる理由


診療報酬改定の影響

調剤報酬の引き下げにより、薬局の経営体力が低下。人件費(特に高年収の提示)にシビアになっています。

都市部での人員飽和

人気の都市エリアでは充足感が高まっており、好条件の求人には応募が殺到する傾向があります。

即戦力志向の高まり

教育コストをかけられない企業が増え、「未経験」や「ブランクあり」の採用枠が以前より狭まっています。

薬剤師免許保有者の増加

薬学部新設ラッシュの影響で、毎年約1万人の新人薬剤師が誕生しており、需給バランスが供給過多に傾きつつあります。

業務効率化(DX化・0402通知)

調剤機器の進化や電子化に加え、非薬剤師による業務補助(0402通知)が浸透。少ない薬剤師数で店舗運営が可能になっています。

優秀な薬剤師でも条件次第では普通に落とされます!

単に「厳しい」と恐れるのではなく、今の市場で「何が評価されるのか」を知ることが重要です。

スムーズに転職できない薬剤師の特徴


詳細は以下の通りです。

転職に注意が必要な薬剤師①
『うつで適応障害がある』

現時点で健康状態に不安があると、採用側は「安定して勤務できるか」を懸念します。

無理に活動せず、まずは治療と療養を優先すべきケースも多いです。

転職に注意が必要な薬剤師②
『ブランクが長い・完全未経験』

即戦力が求められる現在、教育コストがかかる人材の採用枠は減少傾向です。

意欲や学習姿勢を強くアピールする必要があります。

転職に注意が必要な薬剤師③
『希望条件や理想が高すぎる』

「年収800万以上で残業なし、土日休み」など、市場相場とかけ離れた条件に固執すると、紹介できる求人がなくなってしまいます。

転職に注意が必要な薬剤師④
『人間関係構築が苦手』

狭い調剤室内では協調性が必須です。

コミュニケーションに難ありと判断されると、スキルが高くても敬遠されます。

転職に注意が必要な薬剤師⑤
『転職回数が多い薬剤師』

➢短期間での離職を繰り返していると、「採用してもまたすぐに辞めてしまうのでは?」と警戒されます(目安として30代で5回以上は注意)。

転職に注意が必要な薬剤師⑥
『転職理由が後ろ向き(他責的)』

「今の会社が悪い」「上司が嫌い」といった不満ばかり伝えると、トラブルメーカー予備軍と見なされます。

転職に注意が必要な薬剤師⑦
『高齢の薬剤師』

体力面や、電子薬歴・DX機器などの新しいシステムへの順応性、年下の上司とうまくやれるかが懸念材料になります。

薬剤師が簡単に転職する方法


上記のような、転職が厳しい薬剤師に当てはまる場合でも、「伝え方」や「戦略」次第で内定を勝ち取ることは十分可能です。

転職の難易度は、目指す「業種や地域」、自身の「経験やスキル」によって大きく異なります。

それぞれのハンデをどうカバーすべきか、具体的な対策方法は後ほど解説しています。

薬剤師が簡単に転職する方法①
『転職しやすい職場を選ぶ(未経験歓迎・求多)』
  • 調剤薬局
    ➢常に求人が豊富で、選り好みしなければ内定は出やすいです。病院からの転職であればスキルを評価されやすく、年収アップも狙えます。
  • ドラッグストア
    ➢店舗拡大に伴い採用意欲が旺盛です。OTC販売や管理業務など幅広く、未経験者向けの研修プログラムが充実している大手が多いのが特徴です。
  • 慢性期(療養型)病院
    ➢急性期に比べて業務がルーティン化されており、緊急対応も少なめです。落ち着いて業務を覚えたい未経験者に適しています。

人手不足が慢性化しており、教育制度も整っているため、比較的入りやすい職場です。

店舗数が増え続けている調剤薬局やドラッグストアは「売り手市場」であり、未経験でも比較的スムーズに決まります。

薬剤師が簡単に転職する方法②
『転職が難しい職場を避ける(即戦力重視・狭き門)』
  • 急性期病院・大学病院
    ➢業務が多忙かつ高度なため、中途採用では「即戦力」以外は門前払いになることが多いです。新卒採用がメインで、中途枠は欠員補充に限られます。
  • 製薬会社(研究・開発・学術)
    ➢非常に人気が高く、最も難易度が高い領域です。修士・博士課程修了が必須であったり、特定分野での長い実務経験や英語力が求められたりします。

募集自体が少なく、高度なスキルや経験が必須となる職場です。

人気のある病院や企業は採用枠が少なく、高い専門性が求められるため難易度は跳ね上がります。

薬剤師が簡単に転職する方法③
『転職が有利になる薬剤師の特徴・資格・経験を知る』
  • 地方勤務可
  • 在宅経験あり
  • 管理薬剤師経験あり
  • 専門認定資格あり
  • 薬剤師×〇〇の資格あり

人材不足が深刻な地方であれば「高収入&好待遇」で転職が可能です。

特に3〜4年以上の実務経験があれば、即戦力として多くの企業から歓迎されるでしょう。

薬剤師の転職活動は今の会社を辞めてから行うべきか?

忙しくて転職活動の時間がないから、辞めてからじっくり探したい…

上記のように考える方も多いですが、結論から言うと「働きながら(在職中)」の活動を強くおすすめします。

薬剤師の転職は今の仕事を辞めてからしない方が良い理由


理由はシンプルで、金銭的・精神的なリスクが圧倒的に低いからです。

収入が途絶えた状態で活動が長引くと、焦りから「どこでもいいから就職したい」という心理状態になり、ブラックな職場を選んでしまう危険性があります。

それぞれのパターンの違いを表で比較してみましょう。

在職中 vs 退職後 のメリット・デメリット
比較項目働きながら(在職中)辞めてから(退職後)
金銭面◎ 安全
収入が途絶えないため安心。
△ リスクあり
貯金を切り崩す必要があり、焦りの原因に。
時間△ 忙しい
面接日程の調整が難しく、体力が必要。
◎ 自由
平日昼間の面接も容易で、短期集中が可能。
職歴◎ 綺麗
ブランク(空白期間)が生まれない。
△ 注意
期間が空くと「ブランク」と見なされ不利になることも。
交渉力◎ 強い
「良い条件が出なければ現職に残る」という選択ができる。
△ 弱い
「早く決めたい」という足元を見られ、条件交渉が難航しがち。
体験談
退職後の転職は焦ってしまうリスクも…

「退職後の方が落ち着いて転職活動ができる!」と思われがちですが、退職後は住民税等で予想以上に出費がかさむ上に希望していた職場から内定が出なかったりすると「早く転職しないと…」と返って焦ってしまうこともあります。
一時的に国民健康保険に加入が必要になったりと面倒事も多くなるため、特別な理由がない限りは在職中に転職活動を行うことをオススメです。

「辞めてから」でもOKな例外ケース


  • 金銭的な不安が全くない
  • 退職後の目的が明確にある
  • 激務すぎて転職活動が全く進まない

上記の場合は退職を優先すべきです。

ご自身の目的や貯金額と相談しながら決めることが大切です。

体験談
退職後はフィリピンのセブ島で英語留学に行った先輩薬剤師の話

退職後は休暇もかねてフィリピンのセブ島へ英語留学に行きました。
5年間働いていたたため、貯金も十分。その後は結婚してしばらく専業主婦をしてからパート復帰する予定でした。
退職後からパート復帰までの期間を有意義に利用できました。

薬剤師が転職して「後悔するパターン」と「成功するパターン」

私の周りで見てきた多くの薬剤師の中で、明暗を分けるのは以下のパターンです。

転職で後悔するパターン
「逃げる」目的で転職する

「何が原因で今の職場が嫌になったのか?」を明確にせずに「今の職場が嫌だ」という理由だけで転職すると必ず失敗します。目的としての転職ではなく、対策の1つとしての転職が妥当かどうかを検討しましょう。

「相談せず」に転職を決める

自分自身の中で「もう転職するしか方法は無い」と思いこんでいるだけで、実は現職で対策可能な課題も多いものです。まずは同僚・上司・友人・家族など、あなたが信頼できる人に悩みを相談してみましょう。

「目先の利益」で転職する

「今の職場には大きな不満が無いけど、今よりも条件が良ければ転職しても良いかも!」と考えている方も要注意です。転職エージェントは求職者からお金は取りませんが、転職に繋がると成功報酬を貰う仕組みのため、明確な理由もなく転職エージェントに登録すると好条件求人を武器に求職者をあの手この手で転職する方向に持っていこうとします。
実際に転職してみると高年収だけど、実は「残業代込み」だったり「一人薬剤師の激務」だったりするケースもあるため、目先の利益だけにとらわれず明確な目的が見つかってから転職を検討しましょう。

転職で成功するパターン
「目的」が明確である

「家族との時間を大切にしたいから残業0で土日祝日休みを希望」といったように、目的が明確であれば目的達成に対する希望条件がおのずと見えてきます。さらに、目的を明確にしておくことで「そもそも転職せずとも目的は達成可能であるか?」を一度検討することもできるため、不要な転職を避けることにも繋がります。

「優先順位」が明確である

すべての条件が合った求人を見つけるのはなかなか難しいものです。
目的達成のための希望条件に優先順位を事前に決めておくことで、条件交渉をスムーズに行うことが可能となります。

「情報収集」を徹底している

転職エージェントや友人がオススメしているからと言って、必ずしも「自分に合っている職場」とは限りません。「聞いていた条件と異なっていた…」といったような、自身の思い込みによるミスマッチ転職を避けるためにも、情報の真偽を「職場見学」「雇用条件」「職場環境」などを常に自分の目で見て頭で考えるクセを付けましょう!

体験談
転職エージェントの信用しすぎはご用心!

私自身、利用していた転職エージェントの担当コンサルタントが優秀だったため「この人に任せておけば安心」との思い込みから、情報の真偽を深く確かめなかったことで最初の配属店舗の残業時間が実態と異なっていたケースがありました。
すぐに気づいて配属店舗を変えてもらうことで解決しましたが、情報を鵜呑みにして自分で考えるクセを付けないと失敗に繋がることを身をもって体験したことがあります。

相談相手は多いに越したことはない!

別エリアで長くお世話になった上司から「退職することを昨日聞いた。もっと早く俺に相談してくれれば、俺のもとで希望通りに働けないか働きかけることもできたのに…。」と電話で気遣ってくれました。相談相手は多いに越したことは有りませんよ!

成功の秘訣① 今の職場で悩みは解決できないか交渉や異動を検討する


転職活動には大きなエネルギーが必要となるため、心身に余裕がある場合は、転職を決断する前に「今の職場での交渉」を試みてみましょう。

慣れ親しんだ環境のまま悩みが解決するなら、それが最もコスパの良い選択肢です。

  • 人間関係が辛い
    ➢上司や人事部に相談して、近隣店舗へ異動できないか?
  • 残業が多い・休みが取れない
    ➢店舗異動、契約変更や人員補充の交渉はできないか?
  • 給料が低い
    ➢昇給の条件を確認したり、管理薬剤師への昇進を打診できないか?
体験談
上司に相談したことで現職で解決できたケース

私の友人は転職を検討していることも含めて上司に相談したところ「希望年収通り+エリアマネージャーに昇進」という形で引き留めに合い、結果として転職しないで済んだケースもありました。

これらを検討・打診しても「無理だ」「変わらない」と判断できた時こそ、迷いなく転職へと踏み出すタイミングです。

成功の秘訣① 転職市場価値を知ってから判断する


「今の会社で働き続ける自信がない、でも転職できるか不安…」 そう思う方は、辞める決断をする前に「自分の市場価値」を確認してみましょう。

具体的には、転職サイトやエージェントに登録し「今の自分のスキルなら、どんな求人があり、いくらの年収が出るか?」を聞いてみるのです。

これは本格的な応募ではありません。あくまで「相場チェック」です。

  • 「今の年収500万は、相場よりかなり低い」と分かれば
    ➢転職の自信になります。
  • 「希望条件を満たす求人は意外と少ない」と分かれば
    ➢現職に留まる判断もできます。

2025年時点で、薬剤師キャリアコンサルタントに薬剤師の年収相場を確認したところ「450~600万円」程度のようです。
管理薬剤師経験有りだと550~600万円
がん薬物療法認定薬剤師だと700万円越えも珍しくないようです!

「いつでも転職できる」というカード(選択肢)を持つだけで、今の職場でのストレスは驚くほど軽くなります。

STEP2|まとめ

「薬剤師に向いていない」の多くは環境のミスマッチです。市場価値を知り、在職中に活動することでリスクはゼロにできます。不安を解消し、前向きな気持ちでスタートラインに立ちましょう。

STEP3 【情報収集】 転職活動の基礎知識と年収相場を知ろう

失敗しない求人選びのための薬剤師転職の情報収集方法

転職活動に必要な情報を収集する時期となります。

いきなり転職サイトや転職エージェントに登録してしまうと、キャリアコンサルタントに言われるがまま応募が進んでしまうなど、自分の転職活動ペースを掴みづらくなります。

また、自分の年齢での市場価値や、業界の動向を知らずに動くと、ブラック企業に足元を見られたり、本来なら受かるはずの好条件求人を見逃したりしかねません。

このSTEP2では、求人に応募する前に知っておくべき「転職のルール」と「戦略」を全て網羅しました。

基礎知識を押さえ、安心して転職活動を行いましょう!

【この時期に行うこと】
  1. 転職の「時期」と「タイミング」の把握
  2. 自分の「年代」に合わせたアピール戦略の策定
  3. 希望に合った「業種」と「雇用形態」の選定
  4. 自分に最適な「転職活動の手段」の理解
STEP3 情報収集期ロードマップ
  • STEP1
    薬剤師が転職で失敗しないための注意点を知る
    • 転職失敗で後悔する薬剤師の共通点
    • 薬剤師が転職しやすい時期・おすすめのタイミング・転職活動期間
    • 薬剤師の転職成功事例から学ぶ転職活動の5つのポイント
  • STEP2
    薬剤師が転職する8つの方法を知る
    • 転職サイト・エージェントを選ぶな?使わない方が良いケースと使わない場合の転職方法
    • 転職サイト・エージェントを活用する5つの転職方法
  • STEP3
    薬剤師の年収相場を知る
    • 薬剤師が転職で年収アップを目指すには?
    • 転職先の福利厚生にも着目しよう
  • STEP4
    転職先の「業種」と「雇用形態」の選び方を知る
    • 調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業のメリット・デメリット
    • 薬剤師以外の仕事(異業種)へ転職できる?未経験からのキャリアチェンジ
    • 英語スキルや化粧品メーカーなど「ニッチな強み」を活かす転職
    • 年収800万以上も?「高収入・ハイクラス」求人の探し方
    • 公務員薬剤師への転職は狭き門?年齢制限と試験対策
  • STEP5
    年代別|薬剤師転職の市場価値と成功戦略
    • 20代の転職:経験不足をどう補う?ポテンシャル採用狙い
    • 30代・40代の転職:管理職・スキルアップ・子育て両立の分岐点
    • ママ薬剤師の働き方改革|パート・時短・復職のリアル
    • 50代・60代の転職:早期退職・定年後の再就職と「年収維持」の壁

転職に焦りは禁物です!
正しい知識をインプットして、後の「求人選び」の精度を向上させましょう!

体験談
情報収集せずに適当に転職サイトを選んだ末路

私も、転職活動初期は「転職エージェントを利用すればなんでも教えてくれる!」と思って適当に大手転職エージェントに登録しましたが「とりあえず転職活動の流れを掴むためにも1社だけでも応募してみましょう!」と半ば強引に選考に勧められそうになったこともあります。
転職活動は「情報戦」でもあります。自分の今後の人生を大きく左右する選択でもあるため、他人に任せきりにせず情報を自分で集めることも大切です!

薬剤師が転職で失敗しないための注意点を知る

本格的な活動を始める前に、失敗を防ぐための「3つの知識」を押さえておきましょう。

失敗を防ぐ3つの知識
  1. 転職失敗で後悔する薬剤師の5つの共通点
  2. 薬剤師が転職しやすい時期・おすすめのタイミング・転職活動期間
  3. 薬剤師の転職成功事例から学ぶ転職活動の5つのポイント

詳細は以下の通りです。

注意点① 転職失敗で後悔する薬剤師の5つの共通点


転職で失敗して後悔する薬剤師の特徴
① 情報収集不足

求人票には良い面が強調されやすいです。
職場の人間関係や実際の忙しさ、残業の実態など、働きやすさに直結するマイナス面も詳しく調べるようにしましょう。

② 転職の目的が不明確

「今より良さそう」「今の職場から逃げたい」といった曖昧な理由だけで転職すると、判断軸が定まらず、入職後に「結局何が不満だったのか分からない」という状況に陥りがちです。目的が不明確な転職は、同じ悩みを繰り返す原因になります。

③ 自分を過大評価・過小評価している

スキルや経験を過大評価すると、求められるレベルとのギャップに苦しみやすくなります。一方で過小評価すると、本来目指せるはずの好条件やキャリアアップの機会を逃してしまいます。客観的な自己分析が重要です。

④ 現職で改善の努力をせずに転職してしまう

「転職すればすべて解決する」と思い込むのは、転職失敗の典型例です。実際には、上司との話し合いや業務調整、店舗異動などで改善できる問題も少なくありません。現職での課題を整理せず先送りにすると、転職先でも同じ壁にぶつかり、再び転職を繰り返す原因になります。まずは現職で対策を講じたうえで転職を検討することで、後悔のない選択につながります。

⑤ 重要な決断を転職エージェント任せにする

エージェントの提案をそのまま受け入れてしまうと、自分の希望や価値観とズレた職場を選んでしまうことがあります。転職は「任せるもの」ではなく、「自分で確認し決断するもの」という意識が大切です。

失敗する人には、上記のような明確なパターンがあります。

上記の「失敗の地雷」を踏まないよう、意識を変えることから始めましょう。

注意点② 薬剤師が転職しやすい時期・おすすめのタイミング・転職活動期間


結論から言うと、求人数が多くなる時期を狙って転職活動を開始し、3カ月の転職活動期間を経てボーナスをもらって退職するのがベストです!

転職スケジュールの最適解
  • 求人増える時期:1~3月/7~9月
  • 転職活動開始:ボーナスの1~2か月前
  • 転職活動期間:3~6か月
  • 退職タイミング:ボーナス受領後

転職には「波」があります。
波に乗ることで、好条件の求人に出会いやすくなります。

転職しやすい時期ランキング
  • 【1位】1~3月
    ➢4月入社を前提とした求人が一気に増える
    ➢年度替わり・退職者補充・新規店舗開局が集中
    ➢条件交渉(年収・勤務条件)が通りやすい
  • 【2位】7~9月
    ➢夏のボーナス後の退職者補充
    ➢欠員募集が多く「即戦力」扱いされやすい
  • 【3位】10~11月
    ➢年内採用・翌年4月採用の準備期間
    ➢好条件は少なめだが、じっくり選べる

4~6月/12月は求人が減少しやすい時期です。

ベストな「転職開始タイミング(動き出す時期)」

「ボーナスをもらってから退職」+「求人が多い時期に転職」を両立するなら、以下が王道です。

🔵 夏ボーナス(6~7月)をもらう場合
フェーズ時期行動
転職準備4~5月情報収集・転職サイト登録
転職活動開始5~6月求人チェック・面談
ボーナス支給6~7月ボーナス受領
内定獲得6~7月条件交渉
退職交渉7月1~2か月前ルール
入社9~10月ベスト

忙しい時期を避けた成功しやすいパターンです。

🔵 冬ボーナス(12月)をもらう場合
フェーズ時期行動
転職準備10~11月情報収集・転職サイト登録
転職活動開始11~12月求人チェック・面談
ボーナス支給12月ボーナス受領
内定獲得12~1月条件交渉
退職交渉1月1~2か月前ルール
入社3~4月ベスト

求人数最大・条件も良いのが特徴です。

薬剤師の「転職活動にかかる期間」
  • 在職中3~6か月
  • 退職後1~3か月(ただし焦りやすい)

平均的な目安です。
ボーナス後に退職者が増えるため、それに合わせた求人サイクルに合わせた期間を転職活動期間としましょう!

ボーナスを確実にもらうための注意点(重要)
  • 「支給日在籍要件」がある
  • 「支給日以降〇日以内の退職は不支給」規定
  • 管理薬剤師は引き継ぎ期間を長く求められる

上記のように、職場によってルールが異なる場合があるため要注意です。

退職届はボーナス支給後が鉄則!
必ず就業規則を事前に確認してきましょう!

注意点③ 薬剤師の転職成功事例から学ぶ転職活動の5つのポイント


  1. 複数の求人を比較検討する
  2. 自分に合った転職方法を選ぶ
  3. 転職の軸(譲れない条件)を1つに絞る
  4. 職場見学を行い自分で雰囲気を確認する
  5. ネガティブな転職理由をポジティブに変換

成功者が必ず実践している5つの鉄則があります。

薬剤師が転職する8つの方法を知る

薬剤師が転職する方法は大きく分けて以下の8つの方法があります。

薬剤師が転職する8つの方法
  1. 転職サイト・エージェントを利用しない3つの方法
    ①希望する職場に直接応募する
    ②ハローワーク
    ③知人・友人からの紹介(リファラル)
  2. 転職サイト・エージェントを利用する5つの方法
    ④コンサルタントからの紹介
    ⑤自身で求人サイトから検索
    ⑥スカウト機能
    ⑦転職アプリ
    ⑧説明会(フェア)・セミナー

転職サイト・エージェントを利用すべきかどうかはどうやって判断するの?

求人サイトの利用に迷った時は、以下で解説する『転職サイトを使わない方が良いケース』と『各転職方法の特徴』を確認しましょう!

転職サイト・エージェントを選ぶなって本当?


自分のペースで進めたい人や、行きたい病院・企業が決まっている人は、転職サイトやエージェントを使わない方がスムーズな場合があります。

転職サイト・エージェントを使わない方が良いケース
求人サイトを使わない方が良いケース
  • 行きたい職場が決まっている人
    ➢「近所の〇〇調剤薬局で働きたい!」など場合、転職サイトやエージェントを通すと工程が増えてかえって面倒になることもあります。
  • 公務員薬剤師を希望している人
    ➢公務員薬剤師の求人を取り扱う転職サイト・エージェントもありますが、直接応募で受け付けているケースが大半です。
  • 自分のペースでじっくり転職したい人
    ➢キャリアコンサルタントから転職を急かされることもあるため、自分のペースでじっくり転職活動を行いたい方は注意が必要です。

転職サイト・エージェントを利用した方が良いケースがほとんどです。
自分のペースを守りたい方も担当のキャリアコンサルタントにその旨を伝えればOKです!

転職サイト・エージェントを使わない場合の3つの転職方法
求人サイトを使わない場合の転職方法
  1. 希望する職場に直接応募する
    ➢企業のHPから直接エントリーします。採用コストがかからないため、採用されやすい場合があります。
  2. ハローワーク
    ➢地元密着の小規模薬局などの求人が見つかりますが、情報の質にバラつきがあります。
  3. 知人・友人からの紹介(リファラル)
    ➢内部事情が分かり安心ですが、条件が合わなかった際に断りにくいのが難点です。

リファラルは初回料が貰えるメリットがあります。

転職サイト・エージェントを活用する5つの転職方法


  1. コンサルタントからの紹介
    ➢プロに相談・交渉代行を依頼
  2. 自身で求人サイトから検索
    ➢Web上の公開求人を検索
  3. スカウト機能
    ➢プロフィールを登録し、オファーを待つ
  4. 転職アプリ
    ➢スマホで手軽に管理・連絡
  5. 説明会(フェア)・セミナー
    ➢複数の企業担当者と直接話す

多くの求人から効率よく探したい場合は、上記の機能やサービスを使い分けましょう。

薬剤師が転職する方法のほとんどが転職サイト・エージェントを利用した1と2の方法で転職活動を行っています。

薬剤師の年収相場を知る

職種年収(目安)
製薬企業(企業)500〜1,200万円程度
(大手は1,000万円+も多い)
ドラッグストア約450〜700万円程度
調剤薬局約450〜650万円程度
病院薬剤師約350〜600万円程度
出典:LiPro転職(【2025年最新】薬剤師の年収はどれくらい?給与・給料アップ実現のポイント)

薬剤師が転職した場合の想定提示年収は500~600万円程度であり、資格や経験によって以下のように変わるようです。

資格や経歴想定年収
管理薬剤師経験550~600万円程度
がん薬物療法認定薬剤師
エリアマネージャー経験
大型店舗経験
700万円程度
地方や悪条件、その他経験有り上記から+50~100万円程度
情報源:2025年に薬剤師転職コンサルタントから直接確認

相場を知らずに高望みすると、いつまでも決まりません。

薬剤師が転職で年収アップを目指すには?


  1. 副業する
    ➢本業の年収だけにこだわらず、副業OKの職場や残業が少ない職場を選んで総収入を上げる方法です。
  2. 年収以外の条件を下げる
    ➢「へき地」「一人薬剤師」「管理薬剤師」など、人が嫌がる条件を飲むことで高年収を得られます。
  3. スキル・経験・資格を武器にする
    ➢「がん専門薬剤師」や「在宅経験豊富」など、即戦力性をアピールし、交渉材料にします。
  4. 入社後の昇給幅・キャリアパスを検討する
    ➢初任給だけでなく、評価制度や役職手当など「将来の伸びしろ」を確認します。

相場以上の年収を勝ち取るには、戦略が必要です。

転職先の福利厚生にも着目しよう


福利厚生が良ければ、最終的に手元に残るお金も増えるため、給与と同じくらい重要です。

特に長く働き続けたい場合、以下の項目は必ずチェックしましょう。

転職時にチェックしておきたい福利厚生
  • 住宅手当・借り上げ社宅
    ➢実質年収に大きく響きます
  • 退職金制度
    ➢有無や、支給条件を確認
  • 産休・育休の取得実績
    ➢「制度がある」だけでなく「取得率」を確認
  • 研修・認定薬剤師取得支援
    ➢スキルアップの費用補助

転職先の「業種」と「雇用形態」の選び方を知る

薬剤師の活躍の場は調剤薬局だけではありません!

転職後に「こんな業種や働き方があったんだ…」と後悔しないためにも、それぞれの特徴を確認してみましょう。

調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業のメリット・デメリット


業種メリットデメリット向いている人
調剤薬局求人数最多
働き方の融通が利く
店舗によって人間関係や設備格差が大きい地域医療に貢献したい
患者さんと話したい
ドラッグストア年収が高い
OTC知識がつく
土日出勤・夜遅い
品出し業務あり
年収重視
体力に自信がある
病院臨床知識・チーム医療
高度な専門性
年収が低い
当直・夜勤あり
専門・認定を取りたい
医療の最前線にいたい
企業土日休み・福利厚生
デスクワーク
求人が極少で難易度高
ノルマあり
専門性を極めたい
調剤以外に興味あり

薬剤師の平均年収としては、一般的に「ドラッグストア>調剤薬局>病院」の順で高く、経験有りの場合の企業求人が最も高くなるケースがあるようです。

しかし、企業薬剤師として未経験で働きたい場合は、スタートの年収は最も低くなる点には注意が必要です。

働きやすさについては、一般的に「調剤薬局>ドラッグストア>病院」の順で高いと言われていますが、大手企業となると福利厚生や休みも取りやすい職場も多いようです。

『年収重視ならドラッグストア』『ワークライフバランス重視なら調剤薬局』『
薬剤師としてのスキルアップを目指すなら病院』とざっくり考えておくと分かりやすいです!

地方求人となると調剤薬局でも年収700万円からスタートの求人も多々あります。
上記はあくまで目安となりますので、大まかに業種ごとのメリットデメリットを押さえる上でお役立て下さい!

薬剤師以外の仕事(異業種)へ転職できる?未経験からのキャリアチェンジ


「もう調剤はやりたくない」という場合、以下のような道があります。

ただし、これらは狭き門であり、30代半ばを過ぎると未経験転職は極めて難しくなります。

薬剤師以外の仕事例
  1. CRA(開発職)
    ➢年収は高いが激務。英語力も求められる。
  2. MR(営業)
    ➢コミュニケーション能力必須。数字のプレッシャーあり。
  3. メディカルライター
    ➢文書作成能力が必要。在宅ワーク可能な場合も。

未経験で異業種への挑戦となると、年齢が1番の武器となります!
企業への転職は難易度が非常に高くなるため十分な対策が必須です!

英語スキルや化粧品メーカーなど「ニッチな強み」を活かす転職


英語が得意なら「外資系製薬会社の学術」、美容が好きなら「化粧品メーカーの薬事申請」など、ニッチな求人も存在します。

これらは一般の求人サイトには出回りにくいため、非公開求人を含めて求人が探せる転職エージェントへの相談が必須となります。

年収700万以上も?「高収入・ハイクラス」求人の探し方


「年収700万以上」を目指すなら、通常の薬局勤務では困難です。

以下の3つが主なターゲットになります。

薬剤師として高年収を目指す方法
  1. 地方の過疎地薬局
  2. 企業薬剤師として専門性を高める
  3. ドラッグストアのエリアマネージャー

年収700万円越えとなると、それ相応のキャリアや条件が必要となります。

どの薬剤師求人サイトを見ても、調剤業務をメインとした場合では年収700万円が頭打ち(専門資格あり・大手調剤薬局の管理薬剤師経験有り・地方)となるようです。地方の薬局となると700万円越えの求人もありますが、未だに電子薬歴無しの管理薬剤師スタートなどの訳アリ求人も多々あるため、年収ばかりに気を取られるのも注意が必要です。

公務員薬剤師への転職は狭き門?年齢制限と試験対策


公務員は安定していますが、採用人数は年に数名レベルの超難関です。

また、年齢制限(30歳前後までなど)がある自治体が多いため、募集要項の早期確認が必要です。

【年代別】薬剤師転職の市場価値と成功戦略を知る

薬剤師の転職市場における価値は、年齢によって大きく変化します。

ご自身の年代に合わせた「武器」を知り、適切な戦略を取りましょう。

20代:「経験不足」をどう補う?第二新卒とポテンシャル採用


  • 強み: 長く働ける、新しい環境に適応しやすい
  • 弱み: 即戦力としてのスキル不足、早期離職の懸念
  • 戦略: 未経験の業種に挑戦するなら今しかありません。教育制度が整った大手を中心に探しましょう。

20代は「ポテンシャル(将来性)」が最大の武器です。

調剤経験が浅くても、「学ぶ意欲」や「柔軟性」があれば、大手薬局や病院、未経験の企業職(CRAなど)への挑戦も可能です。

30代・40代:管理職・スキルアップ・子育て両立の分岐点


  • 強み: 即戦力、マネジメント経験
  • 弱み: こだわりが強く扱いづらいと思われる可能性
  • 戦略: 「年収アップ(管理職)」か「ワークライフバランス(子育て両立)」か、軸を明確にすることが重要です。

最も市場価値が高まる年代です。

「管理薬剤師経験」「かかりつけ薬剤師」「認定資格」などの実績が、年収アップに直結します。

一方で、子育てとの両立に悩む時期でもあります。

「ママ薬剤師」の働き方改革|パート・時短・復職のリアル


  • ポイント: 「急な休みに対応できるか(人員体制)」を最重視する。
  • 戦略: ママ薬剤師に理解のある薬局(子育て中のスタッフが多い店舗など)を、エージェントを通じてピンポイントで紹介してもらうのが近道です。

出産・育児を機に働き方を見直す方も多いです。

「土日休み」「17時退社」「託児所あり」などの条件は人気が高く、競争率も激しいです。

50代・60代:早期退職・定年後の再就職と「年収維持」の壁


  • : 以前の年収(700万~)を維持しようとすると決まらない。
  • 戦略: 年収ダウンを受け入れて「働きやすさ」を取るか、僻地や管理職募集など「経験」が必須とされる求人を狙って年収を維持するか、二極化します。

ベテラン層は、知識は豊富ですが、「高年収」「扱いにくさ(プライド)」がネックとなり、採用を躊躇されるケースもあります。

STEP3|まとめ

転職活動は情報戦です。「求人が増える時期(ボーナス後など)」や「自分の年代の市場価値」を事前にリサーチし、戦略を立ててから動き出すことが成功への近道です。

STEP4 【準備期】 転職活動前に準備を整えよう

薬剤師転職の本格的に始める前の準備期間
STEP4 薬剤師転職【準備期】ロードマップ
  • STEP1
    就業規則・お金・家族の事前確認を行う

  • STEP2
    薬剤師転職での手続きと必要書類や必要なものを把握する
  • STEP3
    薬剤師転職向けの自己分析を行う

  • STEP4
    転職後のキャリアプランを考える
  • STEP5
    希望の雇用形態を決める
  • STEP6
    希望の業種を決める
    • タイプ別|薬剤師におすすめの転職先
    • 薬剤師が調剤以外で働ける転職先
    • 別業界|違う職種にチャレンジする際の注意点
    • 薬剤師以外の選択肢・異業種への挑戦
  • STEP7
    薬剤師転職サイト・エージェント登録前の最終チェック

転職活動をスムーズに進めるための準備期間です。

準備不足のまま転職サイトや転職エージェントに登録するとカモにされます!

無料で利用できる転職サイトやエージェントを使い倒すためにも、事前準備は重要です!

また、自分の強みや条件が曖昧なままだと、面接でアピールできずに不採用が続いたり、入社後に「こんなはずじゃなかった」とミスマッチに苦しむことになります。

転職活動は「急がば回れ」です。
最短ルートで理想の職場にたどり着くためにも、ここで準備を整えましょう!

就業規則・お金・家族の事前確認を行う

転職前の環境整理チェックリスト
  • 就業規則の確認
    ➢「退職は何ヶ月前までに申し出る必要があるか(1〜3ヶ月前が一般的)」を確認しましょう。
  • 有給休暇の残日数
    ➢消化してから辞めるためのスケジュールを立てます。
  • 金銭的な余力
    ➢万が一、離職期間ができた場合、数ヶ月暮らせる貯金があるか確認する。
  • 家族の同意
    ➢パートナーや家族への相談は必須です。事後報告はトラブルの元です。

焦って転職先を決めても、退職交渉が泥沼化したり、生活費が足りなくなったりしては本末転倒です。

「感情的な勢い」だけで動くのを防ぐため、まずは足元の環境を冷静に整理しましょう。

薬剤師転職での手続きと必要書類や必要なものを把握する

「内定が出たのに書類がない!」と慌てないよう、必要なものは事前に把握しておきましょう。

特に発行に時間がかかる公的書類には注意が必要です。

主な必要書類・準備物一覧
区分主な書類・持ち物備考
応募・面接時・履歴書(顔写真付き)
・職務経歴書
志望動機や経歴を整理しておくこと。
内定・入社時薬剤師免許証(原本・写し)
・源泉徴収票
・雇用保険被保険者証
・年金手帳(基礎年金番号)
免許証が行方不明の場合は早急に再発行手続きを。
場合による・卒業証明書 / 成績証明書
・健康診断書
病院や企業で求められるケースが多い。

成績証明書まで提出を求められるのは稀です。
健康診断書を捨ててしまった場合は入社後に健康診断を受けるように指示があるため慌てなくてOKです。
雇用保険被保険者証は退職時に離職票(失業手当受給希望者のみ)と共に渡されるケースがほどんどなので今なくてもOKです。
履歴書の顔写真は3カ月以内に撮影されたものと指定があることが多いため早めに準備しすぎないように注意が必要です。

履歴書は企業とのマッチング度合をアピールする書類でもあるため、希望の職場が決まってからの作成でOKです。
一方、職務経歴書は事前に作成可能です。転職サイト登録後の初回連絡時に職務経歴を聞かれるため、事前作成しておくことをオススメします。
職務経歴書のフォーマットはマイナビ薬剤師等のホームページから無料でダウンロードできます。

これらを事前に揃えておくだけで、エージェントや採用担当者に「仕事が早い人」という好印象を与えられます。

実家に置きっぱなしの物がないかここでチェックしておきましょう!
源泉徴収票や雇用保険被保険者証の受け取り方法は会社によって異なるので事前に調べてきましょう!

薬剤師転職向けの自己分析を行う

「なんとなく今の職場が嫌」という理由だけで動くと、転職先でも同じ不満を抱くことになります。

ミスマッチを防ぐために、自分の「転職軸」を言語化しましょう。

以下の項目を書き出してみてください。

自己分析で整理すべき5つの項目
  1. 転職理由の本音
    ➢なぜ辞めたいのか?不満の根源は?
  2. 現職で解決できない理由
    ➢本当に転職しか手段がないか?
  3. 絶対に譲れない条件
    ➢最大3つまで絞る
  4. 妥協できる条件
    ➢年収のためなら残業は許容できる、など
  5. 避けたい業務・環境
    ここが一番重要!言語化しておく!

ポイントは、「理想の職場」を探すより「絶対に避けたい職場」を明確にすることです。

「これだけは嫌だ」という地雷を避けることが、満足度の高い転職への近道となります。

転職後のキャリアプランを考える

転職はゴールではなく、キャリアの通過点に過ぎません。

目先の「給料」や「休み」だけで選んでしまうと、数年後に

  • 給料が頭打ちになった…
  • 何のスキルも身についていない…
  • ライフイベントの変化でまた転職することに…

と後悔することになります。

5年後、10年後の自分はどうなっていたいですか?以下の視点で方向性を定めてみましょう。

キャリアの分岐点となるキーワード
  1. スペシャリスト(認定薬剤師、がん専門、在宅特化など)
  2. ジェネラリスト・マネジメント(管理薬剤師、エリアマネージャー、経営企画)
  3. 独立開業(独立支援・フランチャイズ)
  4. ワークライフバランス重視(パート勤務、派遣、時短正社員)

「今の不満を解消する」だけでなく「将来の理想像に近づくための転職か?」という視点を持つことで、選ぶべき職場はガラリと変わります。

自分のタイプや適性がわからない方は、以下の記事でキャリアパスの診断や、具体的なプランの立て方を紹介しています。

希望の雇用形態を決める

薬剤師の強みは、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えられることです。

今の自分の優先順位(年収、時間、スキル)に合わせて、最適な雇用形態を選びましょう。

主な3つの働き方を比較しました。

雇用形態別の特徴とメリット・デメリット
雇用形態メリットデメリット向いている人
正社員雇用が安定している
・ボーナスや昇給がある
・管理職へのキャリアパス
・残業や異動の可能性がある
・責任が重い
・キャリアを積みたい
・世帯主として稼ぎたい
パート・勤務時間や曜日を選べる
・扶養内勤務が可能
休みが取りやすい
・時給制で収入が不安定
・ボーナスがないことが多い
・子育てや介護と両立したい
・プライベート重視
派遣時給が非常に高い(3,000円〜)
・ほぼ定時で帰れる
・人間関係が割り切れる
・契約期間が決まっている
・管理薬剤師になれない
・求人がない地域もある
・短期間で稼ぎたい
・色々な職場を見たい

特に「派遣薬剤師」は、正社員以上の高収入を得られるケースもあり、割り切って働きたい人には有力な選択肢です。契約期間や福利厚生などの注意が必要ですが、薬剤師としてより自由な働き方が可能となります。

希望の業種を決める

雇用形態が決まったら、次は「どこで働くか(業種)」です。

業種によって「業務内容」「年収」「休みの取りやすさ」はガラリと変わります。

気になる業種をここでチェックしておきましょう!

希望の職種を決めよう
  1. タイプ別|薬剤師におすすめの転職先
  2. 薬剤師が調剤以外で働ける転職先
  3. 別業界|違う職種にチャレンジする際の注意点

タイプ別|薬剤師におすすめの転職先


職種で迷っている方は、以下の「タイプ別おすすめ診断」を参考にしてください。

タイプ別おすすめ職種診断
  1. 年収と休みのバランス重視→調剤薬局(大手〜中堅)
    ➢最も求人が多く、ワークライフバランスが調整しやすい王道の選択肢です。
  2. 高年収・バリバリ働きたい→ドラッグストア
    ➢ OTC販売や店舗運営に関わります。体力は必要ですが給与水準はトップクラスです。
  3. 臨床スキルを磨きたい→ 病院(急性期・専門)
    ➢給与は下がる傾向にありますが、チーム医療や専門知識の習得には最適です。

薬剤師が調剤以外で働ける転職先


「もう調剤以外の仕事がしたい…」と考えている方もいるかもしれません。

実は、調剤業務(ピッキングや監査)を行わない薬剤師の仕事も多数存在します。

調剤業務を行わない薬剤師の仕事例
  • 企業(CRA・CRC)
    ➢治験コーディネーターなど、薬の開発・臨床試験をサポート。
  • 行政(公務員)
    ➢保健所や麻薬取締官として、許認可や監視指導を行う。
  • 卸・メーカー(DI・学術)
    ➢医薬品情報の管理や、問い合わせ対応を行うデスクワーク。

これらは求人数が非常に少ないため、粘り強い情報収集が必要です。

別業界|違う職種にチャレンジする際の注意点


「病院から薬局」や「薬局から病院」など、別業界へ移る際は、文化の違い(ギャップ)に注意が必要です。

主な転職パターンの注意点
  1. 病院から薬局・ドラッグストアへ転職
    メリット:年収が大幅にアップしやすい。
    注意点:接客業としての側面が強くなり、「サービス精神」が求められる。
  2. 薬局・ドラッグストアから病院へ転職
    メリット:臨床知識が深まる。
    注意点:年収がダウンする可能性有り。年齢制限(30代半ばまで等)がある場合も。

特に「年収」と「業務内容」のギャップで苦しむ人が多いため、転職エージェントに業務内容の詳細情報やキャリアパスを確認し、可能な場合は店舗見学も行うようにしましょう。

薬剤師以外の選択肢・異業種への挑戦


「薬剤師という職業自体を辞めたい」

資格を捨てて、一般企業や異業種へ挑戦することも不可能ではありませんが、ハードルは高いです。

薬剤師以外の道に進む場合、以下の覚悟が必要です。

  • 年収は一時的に下がる
    ➢未経験スタートのため年収400万円台からスタートも珍しくない
  • ビジネススキルの習得が必須
    ➢PCスキル、名刺交換、数字での成果など
薬剤師からの転職実績がある職種例
  1. ITエンジニア / WEBデザイナー
  2. WEBライター / マーケター(医療知識を活かせる)
  3. 医療系コンサルタント

厳しい道ですが、「医療現場のストレス」から解放されたい方にとっては、検討する価値のある選択肢です。

薬剤師転職サイト・エージェント登録前の最終チェック

ここまでで、転職活動の「土台」は完成しました。

いよいよ次のステップで転職サイトやエージェントに登録しますが、その前に「準備漏れ」がないか、最終確認を行いましょう。

このリストが埋まっていれば、エージェントとの面談もスムーズに進み、質の高い求人を引き出すことができます。

転職活動スタート準備完了リスト
  1. 転職の「目的」は明確ですか?
    (なんとなくではなく、「年収アップ」「残業削減」などゴールが決まっている)
  2. 「絶対に譲れない条件」は3つ以内に絞れましたか?
    (あれもこれも求めると、紹介される求人がなくなります)
  3. 「転職したくない職場(NG条件)」は明確ですか?
    (「管理薬剤師はやりたくない」「1人薬剤師はNG」など)
  4. 自分の「市場価値(相場)」を把握していますか?
    (自分の年齢・経験エリアでの年収相場を知っている)
  5. 希望の「業種」と「雇用形態」は決まりましたか?
    (調剤薬局の正社員、病院のパート、など)
  6. 退職可能な「時期」の目処はついていますか?
    (就業規則を確認し、いつなら入社できるか答えられる)
  7. 家族(パートナー)への相談は済みましたか?
    (内定後に反対されて辞退、という事態は避けましょう)

全てのチェックがつきましたか?
迷う項目があれば、もう一度前のセクションに戻って考えを整理してみましょう

STEP4|まとめ

勢いでサイトに登録するのはNG。就業規則(退職時期)の確認や自己分析、「絶対に譲れない条件」の言語化など、土台を固めることで入社後のミスマッチを確実に防げます。

STEP5 【活動前期】 転職サイト・エージェントを使って希望求人を見つけよう

薬剤師転職活動前期のポイント

転職サイト・エージェントに登録してから求人に応募する直前までの活動時期です。

ここで重要なのは「自分に合った転職サービスを選ぶこと」です。

薬剤師向けの転職サービスは30社以上あり、それぞれ「強み」や「保有する求人」が全く異なります。

自分の目的に合わないサイトを使うと、希望の求人が見つからないばかりか、大量の的外れなメールに忙殺されてしまいます。

最短ルートで成功するために、まずはサービスの仕組みと選び方を正しく理解しましょう。

STEP5 薬剤師転職【活動前期】ロードマップ
  • STEP1
    薬剤師専門の求人サイトと一般求人サイトの違いを学ぶ

  • STEP2
    転職サイトと転職エージェントの違いを理解する
  • STEP3
    薬剤師転職サイト・エージェントの選び方
    • 年代別|薬剤師転職サイトの選び方
  • STEP4
    薬剤師転職サイト・エージェントの賢い使い方
  • STEP5
    薬剤師転職サイト・エージェントのおすすめランキング
  • STEP6
    薬剤師転職サイト・エージェントに複数登録する

薬剤師専門の求人サイトと一般求人サイトの違いを学ぶ

転職サービスには「薬剤師専門」のものと、全職種を扱う「総合型(一般)」、そして特定業界に特化した「業界特化型」のものの3種類があります。

目指すキャリアによって使い分ける必要があります。

専門型と総合型の違い
種類特徴代表的なサービス例希望職種
薬剤師専門薬局・病院・ドラッグストアの求人多数
業界事情に詳しい
マイナビ薬剤師
薬キャリAGENT
ファルマスタッフ
病院
調剤薬局
ドラッグストア
薬剤師資格を活かした企業
業界特化型製薬企業・CRCなど特定業界に詳しいAnswers
CRCJOB
製薬会社(MR・CRC・開発)
総合型一般企業の求人多数
ハイクラス求人も扱う。
doda
BizReach(ビズリーチ)
一般企業へ転職したい人
どれを使うか迷った時は?
  1. 薬剤師資格を活かした仕事を探している
    ➢薬剤師専門転職サイト(マイナビ薬剤師・薬キャリAGENT等を利用)
  2. 製薬企業や特定業界を中心に仕事を探している
    ➢製薬企業特化型転職サイト(Answers・CRCJOB)
  3. 一般企業を含めた仕事を探している
    ➢総合型転職サイト(doda・BizReach)

薬剤師専門転職サイトでも企業求人は十分あります。
薬剤師専門転職サイトは薬剤師転職実績が豊富なため、企業求人をお探しの方でも、まずは薬剤師専門の転職サイトを利用するのをオススメします。

転職サイトと転職エージェントの違いを理解する

次に、「転職サイト(求人検索サイト)」と「転職エージェント(人材紹介)」の違いを理解しましょう。

  • 転職サイト
    ➢自分で求人を検索し、直接応募する。
  • 転職エージェント
    ➢担当者が付き、求人紹介や交渉を行ってくれる。

ただし、薬剤師業界のWEBサービスのほとんどは、「エージェント機能を持った転職サイト」です。 登録すると検索機能も使えますが、基本的には担当コンサルタントがついてサポートしてくれます。

「薬剤師転職サイトおすすめ」「薬剤師転職エージェントおすすめ」で探しても、結局同じ転職サポートサイトが出てくるので安心してください!

一方で、「グッピー(GUPPY)」などの一部のサイトは、エージェント機能がなく、純粋な掲示板として自分で応募するスタイルをとっています。

体験談
「求人検索だけ利用したい場合はどうするの?」

「まずはどんな求人があるのか確認したいだけなのに、キャリアコンサルタントからの連絡が鬱陶し…」と感じる方は、初回連絡時に「気になる求人が合った場合はこちらから詳細確認連絡をするので必要以上の連絡は大丈夫です!」と伝えれば必要以上の連絡をしなくて済みます。
希望条件を伝えてマッチングした求人をメールで送ってもらいたい場合も、その旨を伝えればOKです。

薬剤師転職サイト・エージェントの選び方

数あるサービスの中から、自分にベストな1社を選ぶための基準は以下の3点です。

求人サイトの選び方
  1. 求人数とエリア
    ➢地方に強いか、都市部中心
  2. 職種の強み
    ➢病院求人に強み、ドラッグストア求人多数、製薬企業特化など
  3. サポートの質
    ➢面接同行・スカウト機能の有無、電話・LINE中心、説明会の有無
  4. 雇用形態の強み
    ➢派遣に強い、パートに強いなど
  5. サービスの特徴
    ➢調剤研修無料、登録特典の有無

「有名だから」という理由だけで選ぶと、希望求人が全くない…ということもあり得ます。

年代別|薬剤師転職サイトの選び方


特に「年代」によって、求められるサポートや選ぶべきサイトは変わります。

  • 20代
    ➢教育体制やキャリア形成に強い大手エージェントを選び、可能性を広げましょう。
  • 30代
    ➢高年収やママ薬剤師(時短)への理解があるサイトを選び、ライフプランに合った条件を引き出しましょう。
  • 40代
    ➢管理薬剤師やエリアマネージャーなど、キャリアアップ案件を持つサイトがおすすめです。
  • 50代・60代
    ➢年齢制限の壁を越えるため、ベテラン歓迎の求人を多く持つ会社や地域密着型のエージェントを活用しましょう。

薬剤師転職サイト・エージェントの賢い使い方

  • 連絡は即レスする
    ➢「意欲が高い」と判断され、好条件の非公開求人が回ってきやすくなります。
  • 経歴やスキルは正直に伝える
    ➢嘘をつくと、入社後のトラブルになります。
  • 「良いところがあればすぐにでも」と伝える
    ➢転職時期が未定でも、緊急度が高いフリをすることで優先順位が上がります。
  • 転職活動用のメールアドレスを作成する
    ➢日常メールアドレスと分けることで重要なメールの見逃しを防げます
  • 登録前に職務経歴書をまとめておく
    ➢登録後は必ず初回電話連絡が来ます。職務経歴をまとめておくことで自分の経験やスキルを漏れなく伝えることが可能です。

登録したら「あとは待つだけ」ではNGです。

良い求人を優先的に回してもらうために、以下の「賢い使い方」を実践してください。

薬剤師転職サイト・エージェントのおすすめランキング

「結局、どこに登録すればいいの?」と迷う方のために、 求人数、サポート力、利用者の口コミを総合的に評価したおすすめランキングを作成しました。

自分に合ったサイトが必ず見つかります。
まずはここから選びましょう。

薬剤師転職サイト・エージェントに複数登録する

転職成功者の多くは、平均2〜3社のエージェントを掛け持ちしています。

1社だけでは情報が偏ったり、担当者との相性が悪かったりするリスクがあるからです。

ただし、登録しすぎると管理が大変になるデメリットもあります。

複数登録のメリットと、上手な併用方法については以下の記事で詳しく解説しています。

STEP5|まとめ

良い求人に出会う確率を上げるため、転職サイトは「薬剤師専門」を選び、2~3社に複数登録するのが鉄則です。相性の良いエージェントを見つけ、非公開求人を引き出しましょう。

STEP6 【活動後期】 求人応募して内定をゲットしよう

薬剤師転職活動後期の注意点
STEP6 薬剤師転職【活動後期】ロードマップ
  • STEP1
    転職サイト・エージェントは応募前に1~2社に絞り込む

  • STEP2
    希望条件にあった求人に応募する

  • STEP3
    書類選考対策を行う
    • 職務経歴書を作成する
    • 履歴書を作成する
  • STEP4
    面接対策を行う
  • STEP5
    面接&職場見学を行う

求人に応募してから内定をもらうまでの活動期間です。

これまでの準備を武器に、実際の選考という「本番」へ挑むフェーズとなります。

複数の求人を比較検討し、書類を作成し、面接に臨む。 この一連の流れは体力と気力を使いますが、ここを乗り越えれば理想の職場は目の前です。

最後まで気を抜かずに進みましょう。

転職サイト・エージェントは応募前に1~2社に絞り込む

情報収集の段階では複数登録がおすすめですが、応募の段階に入ったら、信頼できる1〜2社に絞り込みましょう。

多くのエージェントを使い続けると、管理コストが膨れ上がり、転職活動そのものが破綻するリスクがあります。

応募段階でエージェントが多い場合のデメリット
  1. スケジュール調整が困難になる
    ➢A社、B社、C社の面接日程をパズルのように自分で管理し、各社へNG日程を伝える手間が発生する
  2. 書類提出の手間が増える
    ➢各社のフォーマットに合わせて書類を修正・送付する必要がある
  3. 情報の錯綜
    どの薬局がどのエージェント経由かわからなくなり、誤ってダブルブッキングする恐れがある

「この担当者なら任せられる」と感じたパートナーに絞り、二人三脚で進める方が、結果的に内定への近道となります。

希望条件にあった求人に応募する

エージェントから紹介された求人、あるいは自分で見つけた求人の中から、応募先を選定します。

「数打ち当たる」ではなく、以下の視点でマッチング度を測りましょう。

応募前のチェックポイント
必須条件(Must)の充足率

「譲れない条件」を100%満たしているか?ここで妥協すると後悔します。

通勤ルートの現実味

Googleマップ等で検索し、ドア・ツー・ドアの時間や、ラッシュ時の混雑具合をシミュレーションします。

店舗規模・処方箋枚数・従業員数

「1人あたりの処方箋枚数(1日40枚以下が目安)」を計算し、激務すぎないか確認します。
また、夕方以降や土日出勤アリの場合の人員が極端に少なくなり、場合によってはワンオペとなるケースもあるため、曜日ごと・時間帯ごとの人員体制もチェックしましょう。

残業時間の実態確認(平均値の罠)

大手チェーンの場合、求人票の「残業時間(月平均10時間など)」は全社平均であるケースが多いです。 実際はエリアや役職(管理薬剤師など)によって極端に偏りがあるため、「配属予定の店舗」や「将来の役職」での実数値を必ず再確認しましょう。

エージェントの採用実績とモデルケース

利用している転職サイト経由での「採用実績」があるか確認しましょう。 実績が豊富であれば、「面接でよく聞かれる質問」や「求められる人物像」などの攻略情報を詳しく持っているため、内定率がグッと上がります。また、過去の内定者の年収例を聞くことで、入社後のキャリアも具体的にイメージできます。

応募数は「1週間以内に面接を受けられる数(3~5社程度)」に絞りましょう。

理由は、転職時の内定保留期間は1週間程度が目安となるからです。

希望している職場が中小薬局1社のみの場合でも、最低でも3社は応募しておきましょう。

こちらの理由は、高年収を提示されやすいドラックストア(ウエルシアやマツモトキヨシ等)で内定をもらっておくと、後の年収交渉で非常に有利に働きますし、実際に面接を受けたことで印象が大きく変わることもあるため、客観的に比較する上でも役立つからです。

少しでも気になる点があれば、応募前にエージェントを通じて確認してもらいましょう。

書類選考対策を行う

応募する企業が決まったら、次は「書類作成」です。

薬剤師の転職では「履歴書」と「職務経歴書」の2つが必須となります。

履歴書と職務経歴書は採用担当者が最初にあなたを見る「顔」です。
面接の質問もこの2つを基に行われるため手抜きは厳禁です。

職務経歴書を作成する


あなたの「実力」を証明する書類です。

単なる経歴の羅列ではなく、「何ができるか(スキル)」と「どう貢献できるか(自己PR)」を伝えます。

記載項目
  • 勤務した店舗の種類(総合病院、門前薬局など)
  • 応需科目、1日の処方箋枚数、従業員数
  • 活かせる経験・知識・技術・資格(管理薬剤師・在宅など)
  • 売上貢献実績(地域支援体制加算算定など)
  • 自己PR(自分の強みを文章にて作成)

書き方の見本や、ダウンロードできるテンプレートは以下の記事で確認しましょう。

職務経歴書は使いまわしOKです。
自己PRのみ企業の求める人材に寄せて記載できるとGoodです!

履歴書を作成する


あなたの「プロフィール」を伝える公的な書類です。

誤字脱字がないことはもちろん、丁寧さが求められます。

ポイント
  1. 写真
    ➢スマホの自撮りはNG。写真館か証明写真機で、スーツ着用で撮影すること。
  2. 志望動機
    ➢使い回しはバレます。その会社独自の魅力を盛り込むこと。
  3. 学歴・職歴
    ➢西暦・和暦を統一すること。

志望動機はラブレターです!
企業への熱意と「なぜ他社ではなくこの会社なのか」という具体的な理由、そして「入社後に企業に貢献できること」書きましょう!

面接対策を行う

書類が通れば、いよいよ面接です。

薬剤師の面接は、一般企業ほど圧迫感はありませんが、聞かれることは決まっています。

以下の「頻出質問」への回答を準備しておくだけで、当日の緊張は劇的に減ります。

必ず聞かれる3大質問
  1. 退職理由(なぜ辞めるのか?)
  2. 志望動機(なぜうちの薬局なのか?)
  3. 入社後やりたいこと(どう貢献できるか?)

具体的な回答例や、逆質問(「何か質問はありますか?」)の対策は以下の記事で解説しています。

面接&職場見学を行う

面接当日は、自分をアピールする場であると同時に「その職場で働けるか」を見極める場(職場見学)でもあります。

当日の持ち物・マナー
  1. 持ち物
    ➢履歴書・職務経歴書のコピー、筆記用具、メモ帳、薬剤師免許証の写し(求められた場合)。
  2. 服装
    ➢清潔感のあるスーツ(シワや汚れに注意)。
  3. 到着時間
    ➢約束の10分前〜5分前に到着する。

面接の前後に、調剤室の中を見せてもらいましょう。

職場見学でチェックすべきこと
  1. 整理整頓
    ➢調剤棚や分包機周りは綺麗か?(安全性・忙しさの指標)
  2. 挨拶
    ➢スタッフが明るく挨拶してくれるか?(人間関係の指標)
  3. 設備
    ➢電子薬歴、監査システムなどの設備は整っているか?

現場の空気感だけは、求人票では分かりません。 「ここで長く働けそうか?」を肌感覚で確認してください。

STEP6|まとめ

求人票の情報だけで判断せず、必ず「職場見学」を行ってください。現場の空気感や設備を自分の目で確かめ、面接対策と書類準備を万全にして本番に挑みましょう。

STEP7 【内定期】 労働条件の確認と年収交渉をしよう

薬剤師が内定を獲得した後の承諾連絡や条件確認の流れ
STEP7 薬剤師転職【内定期】ロードマップ
  • STEP1
    内定比較を行う
    • 労働条件通知書(雇用契約書)で必ず確認すべき5項目
    • 職場見学で「現場の雰囲気」と「設備の古さ」をチェック
  • STEP2
    条件交渉を行う
    • 年収交渉はいつ誰がやる?エージェント活用法
    • 入社日や残業・休みの条件をすり合わせる
  • STEP3
    内定辞退を行う際のマナーと注意点
    • エージェント経由・直接応募別「辞退メール・電話」の例文
    • 一度承諾した後の辞退(内定承諾後辞退)は可能か?

内定~内定承諾までの活動期間です。

内定はあくまで「権利」を得ただけであり、契約を結ぶまでは交渉が可能です。

「提示された条件が、求人票や面接時の話と違う」というトラブルは珍しくありません。

入社してから「話が違う!」とならないよう、書面での確認と条件のすり合わせを徹底しましょう。

内定比較を行う

複数の内定が出た場合、あるいは現職に残るか迷っている場合、感情やイメージだけで決めるのは危険です。

必ず「書面」の条件を見比べて、客観的に判断しましょう。

労働条件通知書(雇用契約書)で必ず確認すべき5項目


口約束はトラブルの元です。

必ず「労働条件通知書」(または雇用契約書)を書面でもらい、以下の5点は最低限チェックしてください。

チェック項目注意点
① 契約期間「期間の定めなし(正社員)」になっているか?更新制ではないか?
② 就業場所配属店舗は確定しているか?「エリア内異動あり」の範囲は?
③ 業務内容調剤のみか?OTCや在宅、管理薬剤師業務も含むか?
④ 労働時間・休日始業・終業時刻、休憩時間、年間休日数は求人票通りか?
⑤ 賃金(年収)基本給と手当の内訳。残業代は「みなし」か「別途支給」か?

契約内容に少しでも違和感や相違点があれば必ず確認しましょう!

職場見学で「現場の雰囲気」と「設備の古さ」をチェック


もし面接時に見学できていない、あるいは迷いがある場合は、内定承諾前に「再度の職場見学」を申し出ましょう。

条件が良くても、現場の空気が悪ければ長く続きません。

  • 人間関係
    ➢管理薬剤師とスタッフの連携はスムーズか?ピリピリしていないか?
  • 設備
    ➢分包機やレセコンは古すぎないか?(業務効率に直結します)

条件書と現場のリアル、両方に納得できて初めて判を押しましょう。

大手チェーン薬局の場合、内定後に店舗配属先が決まることもあります。
店舗ごとに残業時間等微妙に異なる場合もあるため、疑問があれば必ず確認が必要です。

条件交渉を行う

「もう少し年収が高ければ…」「入社日を待ちたい」といった要望がある場合、内定承諾の前に交渉を行います。

年収交渉はいつ誰がやる?エージェント活用法


基本的に、年収交渉は「内定が出た直後(承諾前)」に行います。

ただし、自分でお金の話をするのは印象が悪くなるリスクがあります。

  • エージェント利用の場合
    ➢全て担当者に任せましょう。「あと20万上がれば即決します」と具体的に伝えると動きやすいです。
  • 直接応募の場合
    ➢謙虚な姿勢で、「前職の給与」や「他社の提示額」を根拠に相談しましょう。

エージェントを利用している場合は遠慮なく要望を伝えましょう!

入社日や残業・休みの条件をすり合わせる


年収以外にも、働きやすさに関わる条件はこの時点で握っておきます。

  • 入社日:現職の引継ぎ期間を考慮し、無理のない日程を設定する(通常1〜2ヶ月先)。
  • 固定休:「木曜は必ず休みたい」などの希望があれば、確約が取れるか確認する。
  • 残業:「月〇時間以内」という目安を確認する。

内定辞退を行う際のマナーと注意点

複数の内定が出た場合、選ばなかった企業には「辞退」を伝える必要があります。

気まずいですが、放置(サイレント辞退)は業界内での評判を下げるため厳禁です。

エージェント経由・直接応募別「辞退メール・電話」の例文


辞退の連絡は、早ければ早いほど相手への迷惑が少なくなります。

  • エージェント経由
    ➢担当者にLINEやメール、電話で伝えればOKです。「他社に決めました」と正直に伝えましょう。
  • 直接応募
    ➢採用担当者に直接連絡します。電話がマナーですが、不在ならメールでも構いません。感謝と謝罪を丁寧に伝えましょう。

一度承諾した後の辞退(内定承諾後辞退)は可能か?


結論から言うと、法律上は入社2週間前までなら辞退可能です。

しかし、企業側は受け入れ準備(備品購入や他候補者の不採用など)を進めているため、多大な迷惑をかけます。

トラブルや損害賠償請求(極めて稀ですが)のリスクを避けるためにも、「内定承諾」は慎重に、最終決定してから行いましょう。

STEP7|まとめ

内定はゴールではありません。「労働条件通知書」で給与・残業・休日などの契約内容を徹底確認し、納得できて初めて承諾のハンコを押しましょう。交渉はエージェントに任せるのが得策です。

STEP8 【退職準備】 円満退職に向けて準備と手続きをしよう

今の職場を円満退社するための薬剤師の退職準備と手続き
STEP8 薬剤師転職【退職準備期】ロードマップ
  • STEP1
    退職準備に必要なチェックリスト
    • 就業規則の「退職予告期間」を確認しよう
    • 有給休暇の残日確認と消化スケジュールの作成
  • STEP2
    退職する旨の伝え方
    • 年収交渉はいつ誰がやる?エージェント活用法
    • 入社日や残業・休みの条件をすり合わせる
  • STEP3
    内定辞退を行う際のマナーと注意点
    • エージェント経由・直接応募別「辞退メール・電話」の例文
    • 一度承諾した後の辞退(内定承諾後辞退)は可能か?

内定を承諾したら、すぐに今の職場の退職手続きに入ります。

薬剤師業界は狭いため、喧嘩別れをして悪い噂が広まると、将来的に自分が損をすることになります。

「飛ぶ鳥跡を濁さず」となるよう、計画的に退職準備を進めましょう。

退職準備に必要なチェックリスト

退職の意思を伝える前に、再度『就業規則』と『労働者の権利』を確認し、スケジュールを組みます。

勢いで「辞めます!」と言う前に、以下の2点を確認してください。

就業規則の「退職予告期間」を確認しよう


民法上は「2週間前」の申告で退職可能ですが、多くの薬局や病院の就業規則では「1ヶ月~3ヶ月前」と定められています。

円満退職を目指すなら、可能な限り会社のルール(就業規則)を尊重したスケジュールを組むのがマナーです。

有給休暇の残日確認と消化スケジュールの作成


残っている有給休暇は、労働者の権利として全て消化しましょう。

「最終出社日」から逆算して有給消化期間を設けるため、今の時点で何日残っているかを確認し、スケジュール表を作成しておきます。

退職する旨の伝え方

最も緊張する瞬間ですが、手順さえ間違わなければトラブルは防げます。

直属の上司にアポイントを取るタイミングと切り出し方


退職の意思は、最初に「直属の上司(管理薬剤師や薬局長)」に伝えます。

いきなり人事、同僚に話すのはルール違反です。

  • タイミング
    ➢忙しい時間帯(朝イチや混雑時)を避け、昼休憩の前後や終業後に時間を貰います。
  • 切り出し方
    ➢「今後のことでご相談があります」と伝え、個室などの他人に聞かれない場所で話します。

引き止めにあった時の断り方(円満な嘘も必要?)


慢性的な人手不足の現場では、必ずと言っていいほど引き止めにあいます。

一度残留しても、根本的な不満が解消されることは稀なため「給料を上げるから」「異動させるから」といった甘い言葉には要注意です。

どうしても辞めさせてくれない場合は「やむを得ない個人的な理由(円満な嘘)」を用意するのも一つの手です。

やむを得ない個人的な理由例
  1. 「親の介護で実家に帰る必要がある」
  2. 「どうしても挑戦したい全く別の職種がある」

会社側が「それなら仕方ない」と納得せざるを得ない理由を用意しましょう。

引き留め条件によっては現職に残っても良いと考えている場合は、内定承諾前に一度上長に退職を検討している旨を伝えてみましょう。
ただし、スキルアップや昇進を希望している場合、一度退職の意向を伝えてしまうと今後重要なポジションには就きにくくなってしまうため注意が必要です!

退職の意向を伝えないと具体的な対策を検討してくれないような職場に良い職場はないですよ!引き留めで揺らぐぐらいだと、そもそもSTEP1の転職検討が十分に出来ていなかった証拠でもあります!

円満退職を行うための5STEP

  1. 退職届の提出(会社規定を確認)
  2. 業務の引き継ぎ
  3. 関係者への挨拶
  4. 貸与物の返却・書類受領
  5. 最終出社日の挨拶

退職日が決まったら、残された期間で引き継ぎを行います。

業務引き継ぎマニュアルの作成


「自分しか分からない業務」を残して去るのは、現場を混乱させる最大要因です。

口頭だけで済ませず、必ず「引き継ぎノート(マニュアル)」を作成しましょう。

引継ぎ内容の具体例
  1. 在庫管理のルール
  2. 特定の患者様の対応注意点
  3. レセコンの特殊な操作方法

これらを文書化しておくことで、あなたの評価(去り際の美しさ)は格段に上がります。

一般社員の場合は在宅など「自分にしか分からない担当業務」が無い限りはほとんど引継ぎが無い場合もあります。引継ぎ期間については半月~1カ月を設けられることが多く直属の上司に確認すれはやり方を教えてくれるため安心してOKです。

患者様・薬局スタッフ・近隣病院への挨拶のタイミング


お世話になった方への挨拶は、タイミングが重要です。

  • 薬局スタッフ
    ➢上司から公表されるのを待ち、全体周知された後に伝えます。
  • 患者様
    ➢「かかりつけ薬剤師」を担当している場合のみ、後任者を紹介する形で挨拶します。
  • 近隣病院
    ➢管理薬剤師として医師や看護師と連携していた場合は、後任の管理薬剤師と一緒に挨拶に行きましょう(通常は最終出社日の1〜2週間前)。

近隣病院への挨拶は勝手に行わず、かならず上司の指示を仰いでから行うようにしてください。
知り合いの管理薬剤師が勝手に挨拶(白衣のまま)を行い、支店長に怒られたケースを聞いたことがあります…。

退職最終日に行うべきこと

いよいよ最終日です。忘れ物がないよう、持ち物のチェックリストを活用してください。

返却するもの(保険証・白衣等)と受け取るもの(離職票等)リスト


区分主な項目備考
返却するもの・健康保険証
・白衣(クリーニング済)
・社員証、IDカード
・店舗の鍵、ロッカーの鍵
保険証は退職日の翌日から無効になります。
受け取るもの・離職票(後日郵送)
・源泉徴収票
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
離職票は失業給付の手続きに必要です。
(転職先が決まっている場合は不要なことも)

こちらも会社によって異なる為、必ず退職後の社内マニュアルや上司に確認しておきましょう!
会社から借りている物は基本返すことになるので「社員証はいらないか!」などと勝手に捨てたりするのは絶対にNGです!

私は最終日にロッカーの鍵を返却し忘れて店舗に返しに行ったことがあります。
従業員に丁寧に挨拶した直後に再開するのは恥ずかしいものですよ…。

お菓子は必要?最終出社日の挨拶マナー


「菓子折り」は義務ではありませんが、持参することをおすすめします。

個包装された日持ちするお菓子(3,000円程度)を用意し、朝礼や終礼の挨拶時に渡すとスマートです。

「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。

たとえ不満があって辞めるとしても、最後は「今までありがとうございました」と笑顔で感謝を伝え、気持ちよく薬局を去りましょう。

STEP8|まとめ

「飛ぶ鳥跡を濁さず」。退職意向は直属の上司に1~2ヶ月前には伝え、マニュアル作成など丁寧な引き継ぎを行うことが、トラブルなく円満退職する秘訣です。

STEP9 【入社準備】 入社までに必要な準備を整えよう

退職から新しい職場への入社前までに薬剤師がやっておくべき準備
STEP9 薬剤師転職【退職~入社前】ロードマップ
  • STEP1
    引っ越しを伴う場合の準備
    • 住宅手当や引越し費用の会社負担を確認
    • 転居手続きと新生活の準備
  • STEP2
    入社後までに行うべき手続き(空白期間がある場合)
    • 国民健康保険・国民年金への切り替え手続き
    • 失業手当(雇用保険)の申請が必要なケースとは
  • STEP3
    入社前に備えておくべき知識と便利グッズ
    • 復習しておきたい薬効群や診療科の知識
    • 新しい職場で役立つメモ帳・印鑑・文房具

退職の手続きが終わり、いよいよ新しい職場へのカウントダウンが始まりました。

この期間は、単なる「休み」ではありません。

もし入社日までに期間が空く場合は、保険や税金の切り替え手続きが必要ですし、引っ越しを伴う場合は生活基盤を整える必要があります。

入社初日に「準備不足でバタバタする」ことのないよう、最後の総仕上げを行いましょう。

引っ越しを伴う場合の準備

転職を機に住居が変わる場合、物件探しから役所の手続きまで、やることは山積みです。

特に「費用負担」に関しては、自己判断せずに会社規定をしっかり確認することで、数十万円単位の節約になることもあります。

住宅手当や引越し費用の会社負担を確認


企業や病院によっては、福利厚生として「引越し費用の全額(または一部)負担」や「敷金・礼金の負担」をしてくれる場合があります。

また、借り上げ社宅制度を利用する場合は、会社指定の不動産会社を通す必要があるため、自分で契約してしまう前に必ず採用担当者へ確認を取りましょう。

転職サイトや転職エージェントを利用している場合は、まずは担当のキャリアコンサルタントに確認しましょう。

転居手続きと新生活の準備


引っ越し日が決まったら、ライフライン(電気・ガス・水道)の解約・開始手続きと、役所での「転出・転入届」を済ませます。

マイナンバーカードがあればオンラインで転出届が出せる自治体も増えているため、活用して効率よく進めましょう。

入社後までに行うべき手続き(空白期間がある場合)

退職日の翌日に次の職場に入社する場合は手続き不要ですが、「退職日の翌日に入社しない(1日でも空白期間がある)」場合は、ご自身で保険や年金の切り替え手続きを行う必要があります。

入社までの期間を有給で埋めておくことで空白期間を作らない方法があります。
面倒な切り替え手続きを行わずに準備期間を設けるためにも有給残数を事前に確認し計画的な退職準備が必要です。

国民健康保険・国民年金への切り替え手続き


会社を辞めて次の就職まで期間が空く場合、退職日の翌日から14日以内に、お住まいの市区町村役場で「国民健康保険」と「国民年金」への加入手続きが必要です。

手続きが遅れると、医療費が全額自己負担になったり、将来受け取る年金額が減ったりするリスクがあります。

失業手当(雇用保険)の申請が必要なケースとは


次の就職先が決まっている(内定済み)場合は、原則として失業手当(基本手当)は受給できません。

失業手当は「就職しようとする意思と能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない状態」にある人が対象だからです。

ただし、入社まで長期間(数ヶ月以上)空く場合などは、ハローワークで相談することをおすすめします。

入社前に備えておくべき知識と便利グッズ

新天地での業務をスムーズに開始するために、物理的な準備と知識の予習をしておきましょう。

「備えあれば憂いなし」です。
しっかり準備を行い転職先で好スタートを切りましょう!

復習しておきたい薬効群や診療科の知識


転職先のメインとなる診療科(門前クリニックの科目など)や、よく出る薬効群については、入社前に参考書を一通り読んでおくことを強くおすすめします。

予備知識があるだけで、初日の服薬指導の緊張感が全く違います。

また、ブランクのある方や保険調剤未経験の場合は診療報酬についてもしっかり勉強しておく必要があります。

新しい職場で役立つメモ帳・印鑑・文房具


白衣のポケットに入れるメモ帳、訂正印、ハサミなどの「薬剤師の7つ道具」は揃っていますか?

意外と見落としがちなのが「印鑑(シャチハタ)」です。

新しい職場で支給される場合もありますが、自分用を持っておくと安心です。

STEP9|まとめ

入社までの空白期間がある場合は、保険・年金の切り替え手続きを忘れずに。新天地ですぐに活躍できるよう、「よく出る薬効群の予習」や「印鑑・メモ」の準備も済ませておきましょう。

STEP10 【入社後】 職場に馴染むためのマインドセットと注意点を押さえよう

新しい職場に入社した後の薬剤師の立ち回りと早期活躍のコツ
STEP10 薬剤師転職【入社後】ロードマップ
  • STEP1
    入社後のトラブルに備えて予備知識を押さえておこう!
    • 「試用期間」とは?本採用との違い
  • STEP2
    入社後に確認すべき事項
    • 給与振込先や交通費の申請
    • 薬剤師免許証の登録変更手続き
  • STEP3
    配属店舗先に行うべき事
    • 第一印象が9割!初日の挨拶と自己紹介
    • いち早く戦力になるための「聞く姿勢」と「メモ習慣」
  • STEP4
    雇用条件と実態が異なった場合の対処法
    • 「話が違う!」と思ったら確認すべき書類と相談先
    • エージェントによる「入社後フォロー」の活用

いよいよ新しい職場での勤務スタートです。

転職活動のゴールは「内定」ではなく「新しい職場で活躍し、理想の働き方を実現すること」です。

初日は誰でも緊張するものですが、事前の知識と心構えがあれば大丈夫です。

スムーズに職場に溶け込み、組織の一員として信頼されるためのポイントを押さえておきましょう。

入社後のトラブルに備えて予備知識を押さえておこう!

入社直後は、手続きやルールの確認でバタバタしがちです。

「こんなはずじゃなかった」とならないよう、契約形態や制度について正しい理解が必要です。

「試用期間」とは?本採用との違い


試用期間は、会社があなたを「テストする期間」です。

ただし、アルバイトとは異なり、基本的には「正社員」としての雇用契約は結ばれています。

【試用期間と本採用 】

項目試用期間 (テスト期間)本採用 (正規雇用)
期間入社後 3~6ヶ月間定年または退職まで
目的適性・能力・勤務態度の見極め長期的な業務遂行
給与・待遇原則同じ
※求人により少し下がる場合あり
提示された条件通り
社会保険初日から加入加入
解雇リスクやや高い
(正当な理由があれば解雇されやすい)
非常に低い
(法律で強く守られる)
ここだけは注意!
  1. 「待遇」を確認
    ➢基本的に給与は満額支給ですが、稀に「試用期間中はマイナス〇万円」という規定がある薬局もあります。必ず労働条件通知書を確認してください。
  2. 「解雇」の条件
    ➢理由なくクビになることはありませんが、「無断欠勤」や「経歴詐称」など、信頼を損なう行為は本採用拒否(解雇)の対象となります。普通に勤務していれば恐れる必要はありません。

試用期間だからと言って過度に緊張することは全くありません。
業務不履行や経歴詐称が無い限り普通に働いていれば解雇されることは有りません!

入社後に確認すべき事項

初日または数日以内に、以下の書類を会社へ提出します。

手元に準備しておきましょう。

手元に準備しておくもの
  1. 年金手帳(または基礎年金番号)
  2. 雇用保険被保険者証
  3. 源泉徴収票(前職分。年末調整に必要)
  4. マイナンバー
  5. 給与振込先の口座情報

大手チェーン薬局やドラッグストアでは、店舗配属前にメール・研修時・オリエンテーション時に説明がある場合がほとんどです。
配属後に指示される場合もありますが、管理薬剤師等がしっかりしていない場合、全く指示されない場合もあるので配属後は上長に確認した上で必要に応じて社内規定や人事部に確認するようにしましょう!

給与振込先や交通費の申請


事務的な手続きは、期限を守って速やかに行うことが「社会人としての信頼」に繋がります。

  • 給与振込先
    ➢指定銀行があるか確認し、なければ普段使いの口座を登録します。
  • 交通費
    ➢自宅から店舗までの最短・最安ルートを申請します。不正申請(実際と違うルートなど)は懲戒処分の対象になるので正確に。

薬剤師免許証の登録変更手続き


薬剤師が転職した場合、勤務先(薬局・病院)が変わるため、保健所への「変更届」が必要です。

基本的には会社(管理薬剤師や事務担当、人事部)が手続きを行ってくれますが、そのために「薬剤師免許証の原本」の提示を求められます。

いつでも出せるよう準備しておき、手続き完了後は速やかに返却してもらいましょう。

配属店舗先に行うべき事

手続きが済んだら、次は現場での人間関係構築です。

薬剤師の世界は狭いので、第一印象がその後の働きやすさを大きく左右します。

第一印象が9割!初日の挨拶と自己紹介


初日の挨拶は、笑顔でハキハキと行いましょう。

たとえベテラン薬剤師であっても、新しい職場では「新人」です。

「以前の職場では管理薬剤師をしていました」といった自慢話は避け、「一日も早く戦力になれるよう頑張りますので、ご指導よろしくお願いします」と謙虚な姿勢を見せることが重要です。

いち早く戦力になるための「聞く姿勢」と「メモ習慣」


「前の職場ではこうだった」というやり方は一旦封印し、まずは新しい職場のルール(郷に入っては郷に従え)を吸収しましょう。

  • 分からなければすぐに聞く(勝手な判断はミスの元)
  • 教わったことは必ずメモする(同じことを2回聞かない)

この2つを徹底するだけで、既存スタッフからの信頼度はグッと上がります。

教えてもらったやり方が非効率だった場合でも、まずは言われた通りに行ってみてから提案してみるようにしましょう。
「前の職場ではこうだった。こっちの方が効率が良い」と毎回言っていると、煙たがれてしまい最終的には誰も教えてくれなくなるリスクがあります!

雇用条件と実態が異なった場合の対処法

稀にですが、「聞いていた話と違う!」というトラブルが発生することがあります。

泣き寝入りせず、冷静に対処しましょう。

「話が違う!」と思ったら確認すべき書類と相談先


「残業なしと聞いていたのに毎日2時間ある」「管理薬剤師手当がつかない」など、実態が異なる場合は、まず「労働条件通知書(雇用契約書)」を確認してください。

契約書と実態が異なる場合、会社に対して是正を求めることができます。

まずは直属の上司や人事担当者に「契約内容と異なっているようですが」と事実確認を行いましょう。

エージェントによる「入社後フォロー」の活用


自分で言いにくい場合や、会社が取り合ってくれない場合は、利用した転職エージェントに相談してください。

多くのエージェントは、入社後一定期間(3ヶ月〜半年程度)の「アフターフォロー」を行っています。

エージェントから企業へ「条件と違う」と指摘してもらうことで、角を立てずに改善されるケースがあります。

STEP10|まとめ

最初の3ヶ月が勝負です。「前の職場のやり方」はいったん封印し、謙虚にメモを取る姿勢を見せることで、新しい職場の信頼を勝ち取ることができます。

【FAQ】 薬剤師転職に関する良くある質問と回答

薬剤師の転職活動に関してよく寄せられる質問と回答のまとめ

転職活動の全体像や準備すべきことは掴めましたか? 最後に、転職を検討している薬剤師さんからよく寄せられる質問を「Q&A形式」でまとめました。

ここで細かな疑問や不安をすべて解消して、万全の状態で転職活動のスタートラインに立ちましょう!

Q
薬剤師転職でお祝い金制度は無くなったのですか?
A

はい、なくなりました。
2021年の法改正により、転職エージェントが求職者にお祝い金(転職支援金)を渡すことは全面的に禁止されました。

Q
転職で県をまたぐ場合や病院から薬局へ移る際、保険薬剤師登録はどうする?
A

管轄の地方厚生局へ「保険薬剤師登録の変更届」を提出する必要があります。
県をまたぐ場合は管轄が変わるため必須です。通常は転職先の会社が代行してくれますが、薬剤師免許証の原本などの提示を求められるため、すぐに準備できるようにしておきましょう。

Q
薬剤師が転職相談をするなら誰にすべきですか?
A

相談内容によって使い分けましょう。
「転職すべきか迷っている」段階なら、利害関係のない友人や先輩がおすすめです。「具体的な求人や市場価値を知りたい」なら転職エージェントが適任ですが、彼らは転職させることが仕事であるため、ポジショントークが含まれる点には注意が必要です。

転職エージェントの中には「転職を無理に勧めない」で有名の『寿五郎』があります。
転職をした場合と現職に残った場合のキャリアプランを一緒に考えたい方は、一度『寿五郎』を利用してみるのもオススメです。

Q
実際の薬剤師の転職体験談・失敗談を知りたいです。
A
Q
薬剤師が転職直後でも住宅ローンの審査は通りますか?
A

厳しくなるケースがあります。
多くの金融機関は「勤続年数1〜3年以上」を条件としています。ただし、同業種へのキャリアアップ転職(年収増)であれば、フラット35など一部のローンで審査が通るケースもあります。可能であれば、転職前にローン審査を済ませておくのが確実です。

Q
薬剤師が転職した際に必要な届出には何がありますか?
A

主に2つの手続きが必要です。
「薬剤師名簿訂正申請(本籍や氏名が変わる場合)」と「保険薬剤師登録の変更(勤務先が変わる場合)」です。これらは新しい職場で働くために必須ですので、入社後速やかに会社と連携して手続きを行いましょう。

Q
転職活動(面談・面接)の服装はスーツでなければいけませんか?
A

はい、基本的にはスーツ一択です。
医療従事者として「清潔感」や「常識」を見られるためです。面接はもちろん、転職エージェントとの面談や合同説明会(フェア)であっても、スーツまたはオフィスカジュアル(ジャケット着用)で参加することをおすすめします。

Q
立ち仕事がつらい…デスクワークができる薬剤師の転職先は?
A

企業や開発職などがあります。
企業の学術職、DI(医薬品情報管理)、CRA(臨床開発モニター)、メディカルライターなどがあります。ただし、調剤薬局や病院に比べて求人数は圧倒的に少なく、高い倍率を勝ち抜く必要があります。

Q
薬剤師でも在宅ワークやテレワークができる仕事はありますか?
A

職種は限られますが可能です。
メディカルライターや翻訳、一部の企業のDI業務ではリモートワークが可能です。臨床現場ではまだ限定的ですが、オンライン服薬指導の普及に伴い、一部の薬局でリモート対応の求人が出始めています。

Q
精神的・肉体的に「楽」な業種や職場はどこですか?
A

処方箋の内容や環境によります。
一般的に、処方内容が軽めな「眼科・皮膚科の門前薬局」や、容態が安定している「慢性期(療養型)病院」、または企業の「健康管理室」などが比較的業務負担が軽いとされています。ただし、人間関係の良し悪しは店舗によるため、事前の見学が不可欠です。

Q
結婚を機に転職する場合、ベストなタイミングと働き方は?
A

手続き面では入籍と同時が効率的です。
入籍と同時に姓や住所の変更手続きを一括で行えるため、結婚のタイミングに合わせた転職は効率的です。将来の産休・育休を見据えるなら「正社員」で制度の整った大手を選ぶか、家事との両立を最優先するなら「パート・派遣」を選ぶのが一般的です。

Q
子持ちのママ薬剤師におすすめの職場や転職サイトは?
A

人員体制が厚い職場を選びましょう。
急な休みにも対応できる「スタッフの人員が多い店舗(大手チェーンや総合病院)」がおすすめです。転職サイトは「ママ薬剤師の転職」や「パート」に強いサイト(薬キャリmama・ママ薬PLUS・ヤクジョブなど)を選ぶと、時短勤務などの条件交渉がスムーズに進みます。

以下の記事でママ薬剤師におすすめの転職サイトをまとめているので合わせてチェックしてみましょう!

Q
転職前や入社前に勉強しておくべきことはありますか?
A

配属先の「よく出る薬」を押さえておきましょう。
配属先の「メインの診療科の薬効群」を予習しておきましょう。また、保険調剤薬局であれば調剤報酬点数の改定情報をさらっておくと、初日からスムーズに業務に入れます。

Q
半年未満で退職しました。次の転職で不利になりますか?
A

正直、不利になります。
「またすぐ辞めるのでは?」と警戒されるためです。ただし、ミスマッチの理由を論理的に説明し、反省点と次の職場での貢献意欲をしっかり伝えれば、採用されるチャンスは十分にあります。

半年未満の退職でも、原則として履歴書に記載するのが基本です。書かないと空白期間が生まれ、かえって不審がられたり、社会保険記録から発覚して経歴詐称と見なされるリスクがあるため、必ず記載し、面接でポジティブに説明する準備をしましょう。

Q
調剤業務以外で働ける薬剤師の職種を教えてください。
A

開発、営業、行政など多岐にわたります。
CRA(臨床開発モニター)、CRC(治験コーディネーター)、MR(医薬情報担当者)、医薬品卸の管理薬剤師、公務員(保健所等)などがあります。未経験から挑戦できる職種もありますが、年齢制限がある場合が多いです。

Q
転職活動やキャリアプランの参考になる本はありますか?
A

A. 薬剤師専門のキャリア本が役立ちます。
自己分析には「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」などが有名ですが、薬剤師特有のキャリアについては専門書が役立ちます。薬剤師転職の流れを掴める本が欲しい場合は、マイナビ薬剤師に登録することで「薬剤師転職サポートブック」が貰えます。

Q
情報収集に役立つYouTubeチャンネルを教えてください。
A

寿五郎のチャンネルが参考になります。
薬剤師×薬剤師専門キャリアコンサルタントの代表自らが運営しているチャンネルとなります。
エンタメ要素は低めで薬剤師の転職事情や転職活動の注意点を丁寧に解説しているため、これから転職を考える薬剤師にとって大変役立つ内容です。

Q
知恵袋などのネット情報は信用しても良いですか?
A

参考程度に留めましょう。
鵜呑みにするのは危険です。ネット上の口コミは「不満を持つ退職者」が書き込む傾向が強く、情報が偏っているからです。「最悪のケース」として参考程度に留め、実際の職場の雰囲気は必ず自分の目で(見学などで)確かめましょう。

Q
高収入求人が多い薬剤師転職サイトはどこですか?
A

地方やドラッグストア、ハイキャリアに強いサイトです。
地方の求人やドラッグストアの求人に強いサイトは高収入案件が多い傾向にあります。
「マイナビ薬剤師」「ファルマスタッフ」「薬キャリAGENT」などの大手、または派遣に強い「ファル・メイト」などが代表的です。

Q
薬局や病院の評判がわかる口コミサイトはありますか?
A

企業口コミサイトを活用しましょう。
「OpenWork(オープンワーク)」や「エン・ライトハウス」。「みん評」などの企業口コミサイトで確認できます。ただし、大手チェーン以外の個人薬局の情報は載っていないことが多いため、エージェントからの情報収集も併用しましょう。

Q
薬剤師が週休3日の正社員として働くことは可能ですか?
A

可能です。
最近では大手ドラッグストアや一部の薬局チェーンで「週休3日制(変形労働時間制)」を導入する企業が増えています。1日の労働時間は長くなりますが、休みを確保したい方には有力な選択肢です。

週休3日薬剤師というサイトもあります。
気になる方は以下のページもチェックしみましょう!

Q
転職先として人気の職場はどこですか?
A

福利厚生の整った大手が人気です。
特に人気が高いのは、福利厚生と年収水準が高い大手ドラッグストアです。「ウエルシア」「スギ薬局」「ツルハドラッグ」「マツモトキヨシ」「クスリのアオキ」「クリエイトSD」などが挙げられます。これらの大手ドラッグストアは年収水準が高いため、内定をもらうと、それを交渉材料にして他の薬局と条件交渉しやすくなるメリットもあります。

【まとめ】 薬剤師としてもっと自由に!転職で明るい未来を手に入れよう!

転職を通じて理想のキャリアと明るい未来を実現した薬剤師のイメージ

今回ご紹介した全10ステップの「転職ロードマップ」を一つずつ実践すれば、「こんなはずじゃなかった」と後悔することなく、理想の職場に出会えるはずです!

長い道のりでしたが、最後に今回の重要ポイントをおさらいしましょう。

薬剤師転職 成功への完全ロードマップ
  1. STEP1・2:まずは転職の「目的」と全体の「流れ」を把握する。
  2. STEP3:自己分析を行い、「絶対に譲れない条件」と「市場価値」を明確にする。
  3. STEP4:自分に合った転職サイト・エージェントに登録し、情報収集を始める。
  4. STEP5:応募書類を磨き上げ、面接対策を行ってから選考に挑む。
  5. STEP6:内定が出たら必ず「労働条件通知書」を確認し、納得してから承諾する。
  6. STEP7:就業規則を守り、円満退職に向けた手続きと引き継ぎを行う。
  7. STEP8・9:入社に向けた準備を整え、新天地でのスタートダッシュを決める。

繰り返しになりますが、転職活動において「たった一人で戦う」のは非常にリスクが高いです。

数えきれないほどの求人の中から、ブラックな職場を避け、あなたの希望にマッチする「運命の一社」を見つけるには、業界のプロである転職エージェントの力が不可欠だからです。

今の職場を辞めるのは怖い…
転職で失敗したらどうしよう…
新しい環境でやっていけるか不安…

そう思うのは当然です!

でも、今の不満を抱えたまま悩み続けるよりも、一歩踏み出した先には

『心に余裕を持って仕事と向き合える日々』や『家族との時間を大切にできる未来』がきっと待っています。

あの時、勇気を出して動いてよかった!
そう思える日が来ることを、心から応援しています。

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