仕事の悩み

【現役薬剤師が解説】失敗しない薬剤師転職のやり方を教えます!

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現在の職場に不満があります!
転職活動って何から始めるの?

転職サイトの有効な活用方法を知りたい!

忙しい私でも簡単かつ失敗しない転職活動方法は?

このような疑問にお答えします!

この記事の内容
  • 転職活動の流れを掴もう!
  • 薬剤師転職は専用サイトがオススメです!
  • 転職サイトに登録しよう!
  • まとめ:転職サイトを活用し希望の職場をみつけよう!

これから紹介する手順を踏めば、現職を続けながらカンタンかつ失敗しない転職活動が可能です!

著者の経験
  • 2015年入社の調剤薬局薬剤師。
  • 薬局長(管理薬剤師)
  • 抑うつから休職→復職→転職経験アリ
  • 現職+100万円の年収で転職成功!
  • 失敗しない転職活動方法を配信中♪

現職を続けながら転職活動を行うのは大変苦労しますよね・・。
「今よりももっと過酷な環境だったらどうしよう・・。」と不安かと思います。

しかし、現状を変えたいのであれば、勇気を持って行動に移す必要があります。

今回は休職・復職・転職活動を経験し、年収アップを果たした私の経験をもとに
『誰でもカンタンにできる失敗しない転職活動』を解説します!

これから解説する転職活動を実践すれば、忙しいあなたでも希望の転職先がすぐに見つかります!
さあ、あなたも自分の条件にピッタリの職場を見つけ、明るい未来へと1歩踏み出しましょう!

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1.転職活動の流れを掴もう!

下記が流れとなります。

転職の3ステップ
  1. 転職準備
  2. 書類作成、応募、面接、筆記試験
  3. 入社準備(退職準備)

転職活動において、求人のピークは年2回あり、ボーナス後の6~7月、12~1月が多いと言われています。これは、ボーナス後に退職する方が多いためです。

そのため、上記3ステップは3~6カ月で行うようにスケジュールを組むことが大切です。

以下より、各ステップについて簡単に解説します。

1.転職準備

転職準備は転職活動において最重要項目です。
行うことは下記の3つです。

転職準備チェックリスト
  • 現職の不満を洗い出す
  • 転職で叶えたい希望をリスト化し、優先順位を決める
  • キャリアの棚卸を行う

それでは、下記よりそれぞれについて詳しく解説していきます。

現職の不満を洗い出す

転職という選択肢に至った原因を可能な限り洗い出しましょう。

不満のリスト化が出来たら、各項目に対して『現職で解決可能ではないか?』を必ず検討してください。

今のあなたの不満が現職で解決可能であるにも関わらず、単に転職で解決しようとすることは、後に「あの時こうしていればよかった・・。」「こんなはずじゃなかった・・。」と後悔を残すことになるだけでなく、同じ課題に直面した時、選択肢が転職しか無くなるため、転職を繰り返すことになります。

では、具体的なやり方を見てみましょう!

  • 残業時間が月40時間と長い
    ⇒スキルアップにより残業削減できないか?
    ⇒残業が少ない店舗に移動願いを出せないか?
  • 人間関係に問題がある
    ⇒上司に相談し移動願いを出せないか?
    ⇒関係修復は本当に不可能なのか?
  • 年収が低い
    ⇒認定薬剤師取得により、資格手当が見込めないか?
    ⇒出世により役職手当が見込めないか?

本当に転職が最適解かはしっかり検討してから転職活動を進めましょう!

転職で叶えたい希望をリスト化し、優先順位を決める

現職の不満をグループ化した上で、転職先で叶えたい希望をリスト化し、優先順位を決めましょう。

なぜなら、転職サイトに登録後、必ず担当者に聞かれる項目でもあり、転職の軸を決めておかないと膨大な求人の中からあなたの条件に合った求人を見つけることは不可能だからです。

転職エージェントの報酬は、求人者が応募企業に内定が決まった後、実際に入社した際に支払われる仕組みとなっています。

相手もビジネスです!

転職の軸が無ければエージェント側もあなたに最適な企業を紹介することはできず曖昧な条件下で適当な転職先を選ばれる可能性があります。

転職先で叶えたい希望をリスト化し、優先順位を決めた上でどこまでなら妥協できるかボーダーラインを決めておきましょう

キャリアの棚卸を行う

転職エージェントとの面談、書類作成、面接で必要となります。

振り返りのポイントは以下の通りです。

キャリア棚卸のポイント
  • 時系列で書き出す
  • 資格、役職をリスト化する
  • 実績を数値化する

実際に職務経歴の具体例を見てみましょう。

【職務経歴】
・2015年4月 (株)〇〇会社入社
〇〇店配属(総合病院門前薬局)店舗薬剤師数8名、処方箋枚数240枚/日
店舗薬剤師として調剤、鑑査、服薬指導、在宅医療などの薬剤師業務に従事
在宅(居宅)週2回、投薬30件/日

・2017年5月
△△店移動(総合病院門前薬局)店舗薬剤師数3名、処方箋枚数120枚/日
新店立ち上げ準備から携わる。
2名の新任薬剤師のOJTとして教育・指導に従事

・2018年9月
××店移動(総合病院門前薬局)店舗薬剤師数4名、処方箋枚数160枚/日
管理薬剤師として店舗管理業務に従事

・2020年8月
□□店移動(総合病院門前薬局)店舗薬剤師数6名、処方箋枚数240枚/日
薬局長として店舗売上向上に貢献

新規ジェネリック同意患者獲得と採用品見直しを実施し、後発医薬品体制加算2⇒3に昇格。
新規在宅患者獲得のために営業活動を行い、4名獲得。
新規かかりつけ患者取得に向けた取り組みを行い、0件⇒200件/人を3カ月で達成。
病院薬剤師との連携会議に参加し、連携方法について提案と相談を行い、特定薬剤管理指導加算2の算定要件を満たす。
当初目標としていた地域支援体制加算算定開始。

・2022年4月
##店移動(総合病院門前薬局)店舗薬剤師数3名、処方箋枚数90枚/日
薬局長として店舗売上向上に貢献

多職種連携会議参加回数を向上させ、地域支援体制加算4算定達成。
情報提供回数を向上させ、地域連携薬局の要件を満たし、現在申請中。
残業時間削減にも取り組み、薬剤師1人約30時間あった残業時間を半分以下に減らす。
当初待ち時間16分台であったが、生産性向上に努め店舗目標13分台達成。

キャリアの棚卸を行っておくことで、転職エージェントもあなたのキャリアに応じた高年収の求人を提案してくれます。
後に、推薦文や面接でもあなたのアピールポイントをまとめておくことでスムーズな対応ができるため必ず行うようにしましょう。

特に転職エージェントが気にされる点を以下にまとめました。

面談時に聞かれやすい項目
  • 月の処方箋枚数
  • 主応需先の診療科
  • 在宅経験
  • 役職
  • 店舗薬剤師数

上記はあくまで薬局、ドラッグストアに偏った項目でしたが、病院やその他企業でも共通する転職エージェントが確認したいことは『あなたのキャリアの客観的事実』です。

単に「〇〇を頑張った」だけではエージェント側も共通のモノサシであなたを評価することができません。
実績を可能な限り数値化することであなたのキャリアを最大限アピールしましょう!

2.書類作成、応募、筆記試験、面接

☞一番心配するところではないでしょうか?

ですが、安心して下さい。

面倒な推薦文の作成、応募、面接日程の調整などは、転職エージェントを活用すればすべて代行してくれます。

薬剤師転職では、基本的な学力は薬剤師国家試験合格で証明されているものとみなされることが多く、筆記試験は性格診断や面談シートを事前に書かせるぐらいで終わることが多いようです。

ごくまれに小論文や簡単な計算問題を課すところがあるようですが、転職エージェントを利用すれば過去にどのような試験があったか事前に教えてもらえるので心配不要です。

合否の判断は面接でほぼ決まるため、面接対策を十分に行う必要があります。
こちらも、転職エージェントをつければ、過去に聞かれた質問内容をもとに一緒に対策を練り面接の練習も行ってくれるので安心です。

POINT

複数の転職サイトを利用する場合は、応募被りや日程のズレを防ぐため、必ず担当者に別でエージェントをつけていることを伝えた後、各スケジュールを極力合わせるようにしましょう。

他者サイトからの応募被りは企業側に「適当に当社を選んでいるのか?」と不信感を持たれます。
また、最終面談は対面で行う企業が多いため、遠方にお住まいの方は面接日をそろえる上でも転職活動の進捗状況をそろえる必要があるため注意しましょう。

3.入社準備(退職準備)

☞内定連絡を受けてから入社当日までの期間で行うことです。

内定をもらうと、つい気が抜けてしまいがちですが、ここで手を抜くと入社日の調整に苦労し、入社前からマイナスイメージを持たれるので注意しましょう。

期間中に行うことは以下の通りです。

入社準備(退職準備)で行うこと
  • 内定承諾
  • 入社日程決定と準備
  • 退職交渉と退職日決定
  • 業務引継ぎ
  • 退職に必要な書類の準備
  • 退職届提出
  • 社内外の挨拶

上記すべてを約1~2カ月程度で終わらせる必要があります。
こちらも、転職エージェントを活用すればスムーズな計画が立てられます。

特に、退職交渉は退職の引き留めに合うことが多く、難航しやすいため注意が必要です。
「どうしても自分で切り出しにくい。」「お金を出しても良いから面倒なやり取りを代行してほしい。」と考えるのであれば転職代行がオススメです。

2.薬剤師転職は転職サイトがオススメです!

☞すでに転職サイトの活用をオススメしておりましが、ここで薬剤師専用転職サイトがおすすめな理由をまとめておきます。

薬剤師転職は専用サイトがオススメ

薬剤師転職サイトがオススメな理由
  • 転職初心者でも転職の流れがつかみやすい
  • 豊富な求人を得ることができる
  • 面接、履歴書、筆記試験のアドバイスがもらえる
  • 面接では聞きにくいことも代行して確認してくれる

特に3つ目の『面接、履歴書、筆記試験のアドバイスがもらえる』のは本当にありがたいです。

受けたいと思った企業の筆記試験に「過去に2時間の小論文が出題された」「この企業では面接時にこのようなことが毎回聞かれる」「このような人材を欲しがっている」などの情報を事前に得ることができるため準備万端で転職に臨むことができます。

また、面接では聞きにくい『有給取得率・年収交渉・残業時間』なども代行して確認してくれます。

転職サイトの『ファルマスタッフ』では、応募企業の許可が下りれば面接も同行してくれます。
「面接が苦手・・」という方でも、あなたのことを分かってくれているエージェントがそばでサポートしてくれるため安心して面接に臨めますよ♪

補足ですが、以下より転職サイト以外の転職活動方法を紹介します。

転職サイト以外の転職活動方法を紹介

転職サイト以外の転職活動方法
  1. 直接応募
  2. 知人・友人からの紹介
  3. ハローワーク

1.直接応募

希望の職場がすでに決まっているのであれば、直接応募が1番早いです。

ただし、希望がはっきり決まっていないのであれば、1から自身で職場を選ぶのは大変です。
「網羅的に他企業を比較検討したい」と考えるのであればやはり転職サイトに登録し、気になっている企業があることを事前に伝えた上で他企業も比較するのがオススメです。

2.知人・友人からの紹介

面倒な価格交渉なしに紹介料が欲しい方にオススメです。

しかし、紹介料は年収交渉分として補填されていることが多く、こちらも転職サイト登録後、エージェント経由であなたの経験とスキルに見合った年収交渉をしてくれるため、長い目で見ると

✔ 交渉に成功した年収>紹介料

となるため、転職先で長期的に働くことを検討している方はオススメできません。

3.ハローワーク

求人サイトなどには載っていない地域の求人情報が見つかることがあります。
また、公的な機関が運営する事業所、施設の薬剤師求人がハローワークに出ることがあります。

しかし、ハローワークの相談員は薬剤師について詳しい相談員ではないため、薬剤師ならではの悩みに親身に答えてくれない可能性があること、薬剤師に特化した求人が入ってくるとは限らないことに注意しましょう。

3.転職サイトに登録しよう!

完全無料なので、まずは複数の転職サイトを登録してみましょう。

オススメは3社ほどを登録することです。
複数社登録をオススメする理由は以下の通りです。

転職サイトを複数社登録するメリット
  • サポートの仕方が異なるから
  • 他者にはないレアな求人を持っている可能性があるから
  • 自分に合ったエージェントを見つけやすいから

あまりに多くの転職サイトに登録してしまうと、後に誰に何を話したか後で分からなくなるなど管理が難しくなります。
そのため、各転サイトの特徴を理解した上で登録を行いましょう。

私がオススメする転職サイトは以下の通りです。
以下のサイトは転職比較サイトでも常に上位に入る3社なので安心して下さい。

マイナビ薬剤師(株式会社マイナビ)

こんな人にオススメ
  • たくさんの求人から希望にマッチした企業を自分で見つけたい方
  • 年収600万以上の求人をたくさん見たい方
  • 転職サポートブックがほしい方

マイナビ薬剤師は何といっても求人数が圧倒的!
病院、薬局、ドラックストア、企業など幅広い求人がそろっています。
電話対応も大手なだけあり、とても親切で丁寧です。
登録後「こんなに自身の希望に合った求人があるの?」と驚くぐらい求人が送られてきますので、その中から気になった求人を自身で見つけ、エントリーしていく流れになります。
「気になった求人を詳しく知りたい!」という場合にも丁寧に教えてくれるので安心です。

☞たくさんの求人の中から希望条件に合う求人を自分で見つけたい方にオススメです。

薬キャリAGENT(エムスリーキャリア株式会社)

こんな人にオススメ
  • 電話、メッセージのみで効率的に転職活動を行いたい方
  • 病院へ好条件で転職したい方
  • すぐに転職したい方

薬キャリAGENTでは、キャリアアドバイザーによる対面相談を基本的に行っていません。
そのため、電話やメッセージに絞ったサポートを受けられるため、迅速かつ効率的に転職活動を進められます。
私自身、転職計画を立てる上で大変お世話になりました。
病院求人を3000件ほど保有していることを強みとしており、病院での転職を検討している方にもオススメです。

☞効率よく短期間で転職活動を考えている、忙しくて対面での相談ができない方にオススメです。

ファルマスタッフ(株式会社メディカルリソース)

こんな人にオススメ
  • 初めての転職で不安な方
  • コンサルタントと2人3脚で転職活動を進めたい方
  • 調剤薬局中心に転職を考えている方

ファルマスタッフは担当コンサルタントによる手厚いサポートが魅力です。
「人」と向き合うことを大切にしており、現在抱える現職での悩みを親身になって相談に乗り、あなたに最適な求人を紹介してくれます。
私自身も転職の際に『転職ガイドブック、履歴書の添削、面接対策、面接同行、筆記試験情報など・・』大変お世話になりました。
上記2社と比べると求人が気持ち少なく感じることがありますが、これはじっくりと面談し自身に合った求人を紹介してくれるためです。
他者サイトで気になった求人があればコンサルタントに伝えると細かく調べて相談に乗ってくれます。

☞「始めての転職で不安・・」コンサルタントとじっくり対面で転職活動をしたいという方にオススメです♪

まとめ:転職サイトを活用し希望の職場をみつけよう!

転職サイトを活用すればあなたの希望にあった転職先をラクに見つけることができます。

最後に、今回の内容をおさらいしましょう!

今回のまとめ
  • 転職活動を行う前に転職活動の流れを知ろう!
  • 転職サイトの特徴を知ろう!
  • 自分に合った転職サイトに複数登録してみよう!

薬キャリAGENT 職場ナビ(エムスリーキャリア株式会社)が調査会社を通じてweb上で行った薬剤師向けの転職動向アンケートでは、78%の薬剤師が転職経験者と言われており、薬剤師の転職は珍しいことではありません。

繰り返しになりますが、特徴の異なる転職サイトに複数登録がおすすめです♪

現職でキャリアアップや待遇の改善を図りつつ、転職サイトで好待遇を待つといったように「攻めの転職活動」もオススメです。
実際に私も年収700万スタートの求人が出たこともありますよ!

あなたも転職サイトに登録し、希望にピッタリの企業に転職先を見つけましょう♪

下記にオススメの転職サイトをまとめておきました。
後回しにせず、これを機会に無料で登録だけでもしておきましょう!

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