薬剤師の仕事に疲れました…。
なんでこんなに疲れちゃうのかな?
現状を変える方法はないの?
このような疑問にお答えします!
- なぜ薬剤師の仕事に疲れてしまうのか?
- 理想と現実のギャップの埋め方
- 現状を変えるための3つの方法
薬剤師の仕事は思った以上にハードですよね…。
私も60時間の残業から抑うつ→休職に至った経験があります。
そんな疲れ切ってしまった薬剤師の方も、大丈夫!
この記事を読めば『疲れてしまう原因を理解し、現状を好転させることが可能』です!
著者自身も現役薬局長で過労から抑うつ→休職→復職→転職成功を経験!
大手転職サイトの「マイナビ」「ファルマスタッフ」「M3キャリア」等を活用した転職活動により、転職のプロから聞いた転職活動方法をもとに記事を作成しています。
- 2015年入社の調剤薬局薬剤師。
- 薬局長(管理薬剤師)
- 抑うつ→休職→復職→転職経験アリ
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薬剤師の仕事が疲れてしまう原因を理解し、これから紹介する『たった3つの方法』のいずれかの行動を起こし続ければ、現状は必ず好転できます!
「どうしても現状を変えたいんだ!」という方だけ、次の項目に進んでみましょう!
1.なぜ薬剤師の仕事に疲れてしまうのか?
理由は、主に以下の3つのギャップにより生じます。
- 『仕事内容』に理想と現実のギャップが大きいから
- 『職場環境』に理想と現実のギャップが大きいから
- 『人間関係』に理想と現実のギャップが大きいから
です。
なぜなら、人間が疲れを生じる原因は
『理想に対して現実のギャップが一向に埋まらない時に生じる』からです。
具体例として、以下では仕事を例に解説していきます。
『仕事内容』に理想と現実のギャップが大きいから
仕事を続けていくにつれて、本当に自分のやりたいことが定まってくるものです。
すると、理想と現実にギャップが生じます。
仕事内容のギャップが生じやすい具体例は以下の通りです。
- 薬剤師の専門性が生かせない
- 薬剤師以外の仕事が多い
- ルーティン業務ばかりで成長できない
『仕事内容』のギャップを放置していると、生き生きと専門性を活かしてスキルアップして働く他者の良い面ばかりが気になり始めます。
すると、自身の現状と比較することで不満は募っていきます。
『職場環境』に理想と現実のギャップが大きいから
職場環境については小手先で一時的にどうにかできても、根本的解決は経営者でなければ基本的にどうにもなりません。
職場内容のギャップが生じやすい具体例は以下の通りです。
- 業務内容に対して給料が低い
- 残業や休日出勤が多い
- 人手不足で忙しく休みも取りにくい
『仕事内容』のギャップを放置していると、肉体的かつ精神的な疲労が蓄積されるため体調を崩す恐れがあります。そのため、早期対策が必要です。
『人間関係』に理想と現実のギャップが大きいから
個人の対人スキルにも大きく影響される部分ですが、一度関係がこじれてしまうと修復が困難になります。
人間関係のギャップが生じやすい具体例は以下の通りです。
- 薬局内という小さなコミュニティーの中で働くから
- 混雑ピークが存在し、仕事の出来・不出来で軋轢が生じるから
- 人の入れ替わりが激しいから
『人間関係』のギャップを放置していると、特に精神的な疲労が蓄積されるためメンタル体調を崩す恐れがあります。そのため、こちらも早期対策が必要です。
疲れる原因は理想と現実のギャップが原因なのね!ということはギャップを埋めることが解決になりそう!
では、どうやってギャップを埋めればいいの?悩みが解決できるか不安になってきた…。
大正解!
疲れないためには『理想と現実のギャップを埋める作業を行う』ことなのです!
不安は分からないから生じるだけです!安心して下さい!
以下より、仕事に疲れないための『理想と現実のギャップの埋め方』を解説します。
2.理想と現実のギャップの埋め方
ギャップの埋め方は以下の2つあります。
- 理想の水準を下げる
- 現実の水準を上げる
たったこの2つを意識するだけです。
確かに、言われてみればそうだけど…
では、具体的にどうやって理想と現実の水準を変えれば良いの?
そう焦らずに!
以下でギャップを埋める具体的な方法を解説します。
3.現状を変えるための3つの方法
現状を変える方法は以下の3つです。
- 自身のスキルを上げる
- 上司に改善を求める
- 転職する
※注意点は1~3の手順を守ることです!
以下で詳しく解説します。
3-1.自身のスキルを上げる
まずは、自身のスキルを高めましょう!
なぜなら、自身のスキルを上げずして上司に相談しても、何も努力をしない方の意見など通らないからです。
そして、すぐに転職の判断をした場合、同じ課題に直面した際に解決策が転職しかないため、その度に転職を繰り返すことになりかねません。
具体的なスキルアップ内容は以下の通りです。
- 対人スキル
- 処理スキル
以下で詳しく見ていきましょう!
対人スキル
対人スキルにおいて重要なことは『嫌われる勇気』を持つことです。
なぜなら、人間のすべての悩みはすべて対人関係の悩みであり、自分らしく生きることが対人関係のゴールだからです。
この名言は、有名な心理学者であるアルフレッド・アドラーが提唱しています。
他人に期待し自分にウソをつき続けることで、人は疲れてしまうのです。
あるがままの自分を受け入れ、他人に嫌われることを恐れず、そして本当の自分を愛してくれる人を大切にすることが出来れば、人は今よりももっと強くなれるのです。
処理スキル
情報処理能力でもっとも重要なのが『物事の本質をとらえる事』です。
いわゆる、0ベース思考と言われているものです。
なぜなら、物事の本質やスタートが分からなければ、そもそも課題の処理など出来るわけがなく誤った判断や結論に至るからです。
ここで、寓話(ぐうわ)を紹介します。
ある青年がオアシスを求めて旅をしていた。焼けつくような砂漠の中、コンパスも地図ももっていない状態だった。
「いったいオアシスはどこにあるんだろう?」
途方に暮れていたとき、青年は一人の老人に出会い、いまの状況を話した。
幸運にも、老人はオアシスまでの地図とコンパス、そして少しばかりの水を青年に渡してくれて、その場から立ち去った。
「これでやっとオアシスに行くことができる」
老人の姿が見えなくなるまで見送ったあと、青年は一安心して、少し休憩してから、再び出発した。
しかし、結果として、青年はオアシスにたどり着くことはできなかった。理由はたったひとつ。
引用元:書籍 30代を無駄に生きるな 第一章より
自分がいまどこにいるのかが、わからなかったからだ。
このように、課題を解決する上で『物事の本質(出発点)をとらえること』は必須と言えるのです。
3-2.上司に改善を求める
自身のスキルを高めても、自分1人では解決でいない課題があったはずです。
この場合は、必ず上長に改善を求めるようにしましょう!
上司に相談するポイントは以下の3つです。
- 現状の不満を数値化(具体化)して伝える
- 店舗スタッフを巻き込む
- 上長が行動に移さない場合、さらに上の上長と相談したいことを伝える
改善してほしい点をや困っていることを数値化(具体化)して伝えなければ、相手に伝わらないどころか『ただの愚痴』になってしまいます。
また、不満が自分だけではない場合、味方をつけると意見はより通り安くなります。
上司に意見する時は同じ意見を持つ人がいないか確認してみましょう!
それでも上司が行動に移してくれない場合は、さらに上の上司に相談したい旨を伝えてみましょう。
上司もプライドがあるため「あなたで解決しないのであれば、さらに上の〇〇さんとお話ししたいのですが?」と伝えると重い腰を上げてくれるはずです!
上司を上手く使い、職場環境を整えてみましょう!
3.3.転職する
自分のスキルを高めてもダメ、上司に相談しても改善が見込めないのであれば、根本的に会社自体が自分に合っていない可能性が高いです。
その場合はすぐに転職することをオススメします。
なぜなら、解決しない問題を抱えたまま働くことは、肉体的にも精神的にも辛い状況が増すだけであり、体調を崩してからでは復帰に時間がかかるからです。
私も課題を先送りにし「いつかは状況が変わるかもしれない!」と我慢して仕事を続けた結果、抑うつで休職した経験があります。
体力があるうちに行動するのが吉です。
『自身のスキルを上げる』『上司に改善を求める』の2点をしっかり行ってきたならば、後悔なく転職に臨むことが可能です。
上記2点を行いつつ、転職活動も並行して行うことで、あなたの精神安定剤になります。
「どうせダメでも転職がある!」と選択肢を残しておくことで『職場の人』や『上司』にも自信をもって接することができますね!
転職サイトに登録しておいて、理想の働き方が出来る企業がないか探しておくのもいいかも♪
まとめ:行動に移し、理想の働き方を手に入れよう
今回紹介した『現状を変える3つの方法』を実践すれば、理想の働き方を見つけられるはずです!
最後に、今回の内容をおさらいしましょう!
繰り返しになりますが、現状を変えるには行動に移すしかありません!
「最終手段として転職がある!」
だけど、それまでに『自身のスキルを上げる』『上司に改善を求める』努力を行いましょう!
行動に移すのには勇気が必要ですよね…
しかし、課題を先送りにしていては問題は解決されません。
まずは転職サイトに登録を行い、同時並行で行動を起こすことをオススメします!
あなたならきっと大丈夫!応援してます!
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