薬剤師が転職に迷う理由と7つの判断基準|辞めるべきサインと成功体験談

薬剤師が転職を迷う主な理由と、辞めるべきサインを判断するための7つの基準のアイキャッチ画像 転職
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転職すべきか迷い、キャリアの悩みを抱えている薬剤師のイメージ

今の職場、正直しんどい。でも転職して失敗したらどうしよう…。
人間関係を1から築くのは怖いし、給料が下がらないか心配…

こんな不安で夜も眠れず、求人サイトを眺めては閉じる日々を繰り返していませんか?

私も同じ悩みに直面しました…。

かつて管理薬剤師として激務に追われていた頃

  • 「自分が辞めたら薬局が回らない…」
  • 「もっと頑張れば現状は変わるかも…」
  • 「転職して馴染めなかったら終わりだ…」

と思い込み、限界まで我慢してしまいました。

その結果、うつ病で休職することに…。

もっと早く動いていればと今でも思います。

この記事では、転職を迷っているあなたが「今の職場に残るべきか、一歩踏み出すべきか」を論理的に判断するための基準をお伝えします。

この記事でわかる事
  1. 動けない理由: 薬剤師特有の「現状維持バイアス」の正体
  2. 判断基準: 「辞めるべき人」と「留まるべき人」の明確な違い
  3. 準備のコツ: 失敗しないための「軸」の作り方と市場価値の知り方
  4. 体験談: どん底から年収100万UP・残業ゼロを実現した実話
この記事の結論
  1. 迷う理由は3つ
    ➢「人間関係のリセット」「条件ダウンへの不安」「責任感」がブレーキをかけています。
  2. 辞めるべきサイン
    ➢心身の不調、ハラスメント、将来性の欠如がある場合は即行動を。
  3. まずは情報収集から
    ➢ 辞める決心がつかなくても、自分の「市場価値」を知るだけで視界が開けます。
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  • 薬剤師歴10年以上
  • 現役管理薬剤師
  • 研修認定薬剤師
  • 健康サポート薬剤師
  • WEBライター

大手チェーン薬局での残業過多と職場の人間関係によるメンタル不調、休職・復職・転職を経験。
転職で年収100万円UP、残業ほぼゼロ、男性育休1年取得を実現。現在は副業ライターとしても活動中!

今の辛さは、あなたが弱いからではなく、単に環境が合っていないことが大半です!
読み終える頃には、霧が晴れるように「次の一手」が見えているはずです!

なぜ薬剤師は転職を迷うのか?動けない「3つの正体」

薬剤師が転職を迷う理由と、行動できない3つの要因を解説する画像

転職したいのに動けない。そのモヤモヤの正体は、以下の3つの不安に集約されます。

転職に踏み切れない3つの要因
  1. 人間関係のリセットへの恐怖
  2. 年収・条件が下がるかもしれない不安
  3. 「辞めたら迷惑がかかる」という過剰な責任感

これらは心理学用語で「現状維持バイアス(変化を恐れ、現状に固執する心理)」とも呼ばれます。

1. 人間関係のリセットへの恐怖

「今の管理薬剤師は苦手だけど、他のスタッフとは仲が良いし…」
「新しい職場で、また一から人間関係を作るエネルギーがない」

薬剤師の世界は狭いです。

特に女性が多い職場や、閉鎖的な調剤室では、人間関係のこじれが致命的になります。

「次の職場にお局様がいたらどうしよう」という不安は、転職を躊躇させる最大の要因です。

私が転職して一番大変だと感じたのが、職場のスタッフとの信頼関係構築でした。

確かに、転職によって苦手な人から距離を置けるメリットはありましたが、同時に、仲の良かったスタッフや目をかけてくれていた上司との関係もリセットされてしまいます。

転職直後は「この人はどんな人だろう? 仕事はできるのか?」という周囲からの視線をひしひしと感じ、大きなプレッシャーになりました。それでも、挨拶や丁寧な仕事を続けることで、3ヶ月ほどで馴染むことができました。

2. 年収・条件が下がるかもしれない不安

「今の年収550万円を維持できるかな?」
「残業なしって求人票には書いてあるけど、実際はサービス残業だらけだったら…」

生活水準を下げることへの恐怖です。特に、住宅ローンや教育費を抱えている場合、「条件」や「年収」が下がるリスクを冒してまで転職すべきか迷うのは当然です。

私自身、転職前は「年収が下がるかも」と不安でしたが、実際に転職サイト(エージェント)を利用したらその不安は消え飛びました。

エージェントが私のスキルや経験を深掘りし、希望年収や条件にぴったりの求人を提案してくれたからです。

ただし、注意点もあります。前職で「当たり前」だったメリット(例:独自の休暇制度や福利厚生)が、転職先では当たり前ではないこともあります。すべての希望が叶うとは限らないため、転職の軸(絶対に譲れない条件)を定めた上で、優先順位を決めておくことが大切だと痛感しました。

3. 「辞めたら迷惑がかかる」という過剰な責任感

「今、管理薬剤師の私が抜けたら迷惑がかかる…」
「人手不足でシフトが回っていないのに、辞めたいなんて言えない」

真面目な薬剤師ほど、この罠に陥ります。

はっきり言います。

あなたが辞めても、会社は潰れませんし、なんとかなります。

私は休職したとき、「終わった」と思いましたが、翌週にはヘルプの派遣さんが来て店は回っていました。組織とはそういうものです。あなたの健康を犠牲にしてまで守るべき義理はありません。

「転職するべき人」vs「今は留まるべき人」の判断基準チェックリスト

転職すべきかどうかを客観的に判断するための、薬剤師専用の転職判断チェックシート

感情だけで決めると後悔します。客観的な指標で判断しましょう。

【比較表】転職判断チェックシート

項目今すぐ転職に向けて動くべきケース一度立ち止まって考え直すべきケース
心身の状態不眠、動悸、涙が出る、出勤前に吐き気がする仕事中は辛いが、休日は趣味を楽しめている
人間関係パワハラ、セクハラ、無視などのいじめがある特定の人と合わないだけ(異動願いで解決可能かも)
労働条件サービス残業が常態化、有給が取れない残業はあるが代休は取れる、給与には満足している
将来性昇給なし、新しいスキルが身につかない今の会社でやりたいこと(在宅、認定など)がある
解決策自分の努力ではどうにもならない環境要因上司への相談や交渉で改善する余地がある

1. 今すぐ転職に向けて動くべきケース

今すぐ転職活動を開始すべき薬剤師の特徴や、緊急性の高い心身のSOS条件をまとめたリスト

上記の表の左側に当てはまる場合、特に「体調に異変が出ている」なら、迷っている場合ではありません。

うつ病などのメンタル疾患は、一度発症すると回復に年単位の時間がかかります(私がそうでした)。 「逃げる」のではなく、「自分の命を守る」ために動いてください。

【注意点】

不眠、動悸、涙が出る、出勤前に吐き気がするなどの具体的な症状が1ヶ月以上続いている場合は「適応障害」や「うつ病」の可能性があります。環境変化(転職活動など)が負担になり悪化する場合もあるため、転職よりもまずは心療内科を受診し、休職の選択肢を優先させてください。

2. 一度立ち止まって考え直すべきケース

一旦冷静になり、転職を考え直すべき薬剤師の状況やリスクを解説したイラスト

「なんとなく飽きた」「隣の芝生が青く見える」という場合です。

まずは今の職場で、異動願いを出したり、業務改善の提案をしたりすることで「不満」が解決できないか試してみましょう。

それでもダメなら、胸を張って転職できます。

現職で解決できないか行動せずに転職してしまうと、次の職場でも同じ壁にぶつかり、「無駄な転職だった…」と後悔することになりかねません。

実際に私も、転職前に上司に相談することで解決できた課題もありました。一人で悩まず、まずは家族や友人、信頼できる上司に相談してみましょう。

また、転職面接でも「なぜ転職に至ったのか? それは現職で解決できない問題だったのか?」と質問されることが多いです。この問いに自信を持って答えるためにも、事前の検討は重要です。

後悔しないために!迷っている段階でやっておくべき準備

薬剤師がスムーズに転職活動を始めるために欠かせない、事前準備の3つのステップ

「転職しようか迷う」=「今の現状には満足していない」証拠です。

いきなり退職届を出す必要はありません。

水面下で準備を始めることが、精神安定剤になります。
まずは以下の3つの準備を行っておきましょう!

転職前にやるべき準備
  1. 自分の「転職の軸(優先順位)」を明確にする
  2. 求人サイトを眺めて「相場」を知る
  3. 転職エージェントに「相談だけ」してみる

1. 自分の「転職の軸(優先順位)」を明確にする

薬剤師が転職で失敗しないために、年収や残業時間などの優先順位(転職の軸)を整理している図解

全ての条件(年収UP、残業なし、人間関係良好、家から近い…)を満たす職場を見つけるのは意外と難しいものです。

以下の項目に優先順位をつけてみてください。

  • 絶対に譲れない条件(例:18時退社、土日休み)
  • できれば叶えたい条件(例:年収600万以上、管理薬剤師やりたい)
  • 妥協できる条件(例:通勤片道1時間以内、店舗の規模)

軸が決まれば、「良い求人がない」と嘆くことが減ります。

転職サイト・エージェントに登録すると、現職よりも良い条件ばかりを並べてきて「どの求人に応募するか選びきれない…」という贅沢な悩みが発生することも。

明確な判断基準を設けるためにも、転職の軸(優先順位)を明確にすることは重要です。軸を持っておくことで、内定後の条件交渉もブレずに行えます。

2. 求人サイトを眺めて「相場」を知る

調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬企業の4職種における、薬剤師の年収相場を比較したデータ表

自分のエリアの求人を見てみましょう。「時給〇〇円」「年収〇〇万円」という具体的な数字を見ることで、今の職場が「搾取されているのか」「実は恵まれているのか」を客観視できます。

薬剤師の仕事は、「薬剤師としての専門性」を発揮すればするほど年収が下がるという矛盾を感じることがあります。

一般的な年収相場は、企業 > ドラッグストア > 調剤薬局 > 病院 となることが多いです。

高度医療に携わりたいが給与が低い」といったジレンマに陥ることも。 ただ、専門認定薬剤師の資格などのスキルがあれば、調剤薬局でも都心部で年収700万円以上は夢ではありません。自分の市場価値を知るためにも、相場の確認は必須です。

3. 転職エージェントに「相談だけ」してみる

本格的な転職活動の前段階として、キャリアアドバイザーに悩み相談や情報収集のみで利用できることを説明した図解

これが最もおすすめです。転職エージェントは「今すぐ転職しない人」の利用も歓迎しています。

  • 「私の経歴で、今より年収上がりますか?」
  • 「30代未経験でドラッグストアに行けますか?」

プロの担当者に話を聞くだけで、「自分には市場価値があるんだ」と自信がついたり、「今は時期じゃない」と冷静になれたりします。

転職エージェントは求職者が転職した場合に生じる成功報酬により応募先企業から利益を得ています。そのため、相談だけと思って登録しても、転職を勧める方向で話が進みやすい傾向にありました。

転職自体に悩んでいる場合は「転職をしない相談会」などの転職を前提としない相談会が転職エージェントで実施されていることもあるので、まずは相談会から参加してみるのもオススメです。

また、転職エージェントの中でも寿五郎は「転職を勧めない薬剤師転職エージェント」として有名であり、転職をしなかった場合の今後のキャリアも相談したい場合にオススメの転職エージェントです。

【体験談】私が転職の迷いを断ち切り、年収100万UPを実現したプロセス

迷いを解消して転職し、成功させた薬剤師の手に入れた3つのもの

ここでは、少し恥ずかしいですが私の実体験をお話しします。

どん底(うつ病・休職)からの再出発

薬剤師が転職を限界まで我慢した際の、精神的・肉体的なコンディションの変化を表した著者体験の推移グラフ

調剤薬局で管理薬剤師をしていた頃、私は「辞めたい」と言えず、毎日遅くまで残業を続けていました。

結果、うつ病と診断され休職。

「うつの既往歴がありブランクができた自分なんて、もう雇ってくれるところはない」 そう絶望していましたが、復職後に登録した転職サイトで、担当者から衝撃の一言を言われました。

「管理経験があって、これだけ真面目に勤務されていたなら、大丈夫です」
「現時点で問題なく復職し勤務出来ていることを証明できれば全く問題ありません!」

狭い世界で自己評価を下げすぎていたことに気づかされました。

転職して手に入れた「残業ゼロ」と「家族との時間」

その後、ドラッグストアへ転職。

  • 年収: 500万 → 600万(+100万!)
  • 残業: 月40時間 → 月5時間以下
  • 休み: 有給消化率100%、男性育休も取得

嘘のような話ですが、実話です。「環境」を変えるだけで、同じ資格、同じ人間でもこれだけ待遇が変わります。

迷っている時間が一番もったいなかった、というのが私の結論です。

薬剤師の転職に関するよくある質問(FAQ)

薬剤師の転職でよくある悩みや不安を解消するための、Q&A形式の質問回答まとめ
Q
転職回数が多いと不利になりますか?
A

回数だけで不採用になることは稀ですが、理由が重要です。

「人間関係が嫌で辞めた」と繰り返していると敬遠されますが、「スキルアップのため」「家庭の事情(転居など)」といった明確な理由があれば問題ありません。30代で3〜4回程度なら、経験豊富と捉えられることも多いです。

Q
「人間関係」を理由に転職活動してもいいですか?
A

本音は人間関係でも、面接ではポジティブな理由に変換しましょう。

「チームワークを重視したい」「より密な服薬指導ができる環境を求めている」などと言い換えるのがコツです。エージェントに相談すれば、上手な伝え方をアドバイスしてくれます。

Q
30代・40代未経験で調剤薬局からドラッグストアへ転職できますか?
A

十分可能です。

ドラッグストアはOTC(市販薬)の知識が必要ですが、調剤経験があれば即戦力として歓迎されます。ただし、店舗運営や物販の業務も含まれるため、体力面や業務内容のギャップについては事前に確認しておきましょう。

Q
ブランク(育児・介護・療養など)があっても復帰できますか?
A

薬剤師資格は強力な武器であり、ブランクがあっても復帰しやすい職種です。

特に「調剤併設ドラッグストア」や「研修制度が充実した大手チェーン」は、復職支援プログラムを持っていることが多くおすすめです。まずはパートから始めて、徐々に慣らすのも良い選択肢です。

まとめ:迷いは「変化の予兆」。まずは自分の可能性を知ろう

現在の悩みはキャリアが好転する予兆であることを示した画像

今回の記事を読めば迷わず転職に踏み切れるはずです!

最後に、もう一度大切なポイントをおさらいします。

本日のまとめ

転職に迷う薬剤師に向けた重要ポイントの振り返りと、納得のいくキャリア選択を応援するまとめ図解
  1. 迷うのは当然。 「現状維持バイアス」に負けないで!
  2. 体調不良は赤信号。 限界を迎える前に逃げるのも賢い選択です!
  3. 会社はあなたを守ってくれない。 自分の人生は自分でコントロールする!
  4. まずは「相談」から。 転職サイトへの登録はリスクゼロのリターン最大行動!

今の職場に留まるのも、転職するのも、あなたの自由です。

ですが

「他に選択肢がないから今の職場にしがみつく」のと、「他に行ける自信があるけど、あえてここを選ぶ」のでは、精神的な余裕が全く違います。

まずは一歩、外の世界を覗いてみませんか?
あなたの薬剤師人生が、今日より少しでも明るくなることを願っています。

失敗しない情報収集のために

どこの転職サイトを使うべきか迷ったら、こちらのランキング記事を参考にしてください。

現役薬剤師の視点で、本当に役立つサイトを厳選して比較しています!

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