30代薬剤師で転職活動中です。
高年収で働きやすい企業は?
キャリアアップも叶えたい!
地方調剤薬局しか選択肢はない?
このような疑問に現役薬剤師がお答えします!
- 『キャリアアップ×高年収×働きやすさ=ドラックストア』がオススメ!
- ドラックストア転職のデメリット
- ドラックストア以外で『高年収×働きやすさ』を求めるには?
ドラックストアなら、働きやすさを求めつつ高年収が期待できます!
この記事を読めば、転職先の検討に役立てられます!
大手転職サイトの「マイナビ」「ファルマスタッフ」「M3キャリア」等複数社を活用した転職活動により、転職のプロから聞いた転職活動方法をもとに記事を作成しています。
- 2015年入社の調剤薬局薬剤師。
- 薬局長(管理薬剤師)
- 抑うつから休職→復職→転職経験アリ
- 現職+100万円の年収で転職成功!
- 失敗しない転職活動方法を配信中♪
「現職を続けながらの希望の転職先を探すのは大変ですよね・・」
今回は「高収入×働きやすさ」にフォーカスすると、なぜドラックストアがおすすめなのかを解説しました。
『複数の転職エージェントから学んだ転職情報』をもとに現役薬剤師の目線から徹底解説します!
「キャリアアップ×高収入×働きやすさ」ならドラックストアがおすすめです!
あなたの希望にピッタリの転職先を見つけ、今まで以上にお金に余裕を持ちつつ「家庭・趣味」の時間を大切にしてみませんか?
1.キャリアアップ×高年収×働きやすさ=ドラックストアがオススメ!
【結論】☞『キャリアアップ×高年収×働きやすさ=大型ドラックストア』がオススメです!
理由は3つあります。
- 薬局、病院、企業よりも高収入である
- 豊富なキャリアパスがある
- 福利厚生が充実しており、働きやすい環境がある
では、以下より詳しく見ていきましょう!
1.薬局、病院、企業よりも高収入である
☞まずは転職時の提示年収を、職種別と役職別で確認してみましょう!
ドラックストア | 薬局 | 病院 | 企業 | |
---|---|---|---|---|
平薬剤師 | 500~550万 | 470~520万 | 400~450万 | 400~450万 |
薬局長(管薬) | 600~650万 | 520~570万 | 500~700万 | ー |
マネージャー | 700万前後 | 700万前後 | ー | ー |
部長 | 700~800万 | 700~750万 | ー | ー |
希望勤務地・経験・勤務年数・資格などにもよりますが
役職で分けると、転職先でのスタート金額は上記となるようです。
一般的に年収順に業種を並べると
ドラックストア>薬局>病院
(※企業は年収幅が大きいので除外)
となります。
※病院薬剤師では当直や夜勤手当、残業を加味すると年収が高くなるようです。
ドラックストアや薬局、病院では保有資格によっては平薬剤師でも提示年収が高くなるようです。
特に、ドラックストアでは(地域薬学ケア専門薬剤師・外来がん治療専門薬剤師・緩和薬物療法認定薬剤師)などの専門薬剤師の教育に力を入れている企業が多いため、平薬剤師でも700万円の年収を提示されたケースもあるようです。
企業では、MR職ですと上記よりも提示年収は高くなるようですが、そもそも営業経験がないと採用自体難しいようです。
また、企業(品質管理・キャリアコンサルタント・DI・学術・電子薬歴・メディカルライター等)で年収アップを図るとなると「薬剤師×〇〇」のスキルが必要となり、薬局長経験アリでも提示年収は400~450万と最も低い年収レンジであり、薬局より年収ダウンは必須のようです。
そのため、企業で高年収を期待するとなると「英語が得意、エリアマネージャーや部長職でマネジメント経験アリ」などの高水準のキャリアが求められます。
役職別で年収で見ると、ドラックストアの年収は2番目に高い薬局と比較しても50~100万円の年収差があることが分かりますね。
次に、キャリアパスを見てみましょう。
2.豊富なキャリアパスがある
大型ドラックストアは『介護や予防領域など多角展開を行っている』『店舗数が多い』ことからも、他の業種と比べ豊富なキャリアパスが見込めます。
ドラックストアで中途採用された場合の多くは即戦力が求められるため、入社1~2年で薬局長(管理薬剤師)、3~5年でエリアマネージャーに至った実績もあるようです。
30代の転職は全く遅くないです!
今から中小企業を選んでしまうと、ポストが空きにくいためキャリアアップが難しくなります!
もし再度転職となった場合「平社員からの転職です・・」となると、高年収の案件も得られにくいだけでなく、転職自体難しくなります!
3.福利厚生が充実しており、働きやすい環境がある
福利厚生が充実している点は、大手ドラックストアならではのメリットです!
☞なぜなら、大手ドラックストアは調剤だけでなくOTC・介護・予防・未病だけでなく食品や化粧品など、幅広い商品を扱っており、多角展開により他の企業と比べ盤石な経営基盤があるからです。
☞また、店舗数も多くドミナント展開(高密度多店舗出店)している企業であれば、さらに応援要請もしやすく、急な休みや有休消化もしやすくなります。
中小調剤薬局や病院薬剤師だと、人員も少なく急な休みも取りにくいしですよね。
有給はなおさら取りにくい・・。
大手ドラックストアなら、子供の急な体調不良にも対応しやすく、好きな時に有給がとれるなんて嬉しい♪
具体的な福利厚生の例として、大手ドラックストアの福利厚生を下記ホームページで確認してみましょう!
どうですか?魅力的な福利厚生が多くありますよね♪
『連続休暇制度』を上手く使用できれば、毎年海外旅行にも行けちゃいますね♪
子供がいる家庭には『育児時短制度』がうれしいのではないでしょうか?
小学校高学年まで・勤務時間を固定・休日を土日祝日に固定・通勤時間60分以内などの企業もあるため、大変働きやすい企業もあります!
※プラチナくるみんマークを取得している企業もあるので是非探してみましょう♪
そして、ドラックストアは残業時間が他企業と比べて圧倒的に少ないのがメリットです!
☞なぜなら、病院は急な対応や人員が少なく急な出勤が求められたり、薬局では門前対応が多く残業が発生しやすい一方で、ドラックストアは面処方をメインにしていることが多いからです。
ドラックストアは面処方が多く日に20枚/人で設定されていることが多いため、残業が少ないなんて嬉しい♪
「帰りに社割で買い物して、今日はゆっくり家で過ごそう!」なんてこともできるかも♪
ドラックストアのすべてが福利厚生が良く働きやすいわけではありません!
あくまで中小の調剤薬局や病院薬剤師などと比べての見解となります。
中小薬局や病院でも働きやすい企業はたくさんありますよ♪
調剤薬局や病院でも大変働きやすい企業はたくさんありますが、自分ひとりで探すのは大変苦労します。
病院や調剤薬局でお探しの方は下記転職サイトを活用するのもオススメです♪
ここまで、ドラックストアのメリットばかりお伝えしてきましたが「デメリットは無いの?」という方向けに、以下で『ドラックストア転職のデメリット』をお伝えします。
2.ドラックストア転職のデメリット
☞ドラックストアで働く上でのデメリットは以下となります。
- 午後勤務に回されると帰宅時間が遅くなる
- 調剤業務以外の仕事が多い
- 接客時間が多くなる
以下より詳しく見ていきましょう。
1.午後勤務に回されると帰宅時間が遅くなる
ドラックストアの多くは変形労働制のシフト制をとっていることが多く、固定時間で働けないことが多いです。
また、パートタイムで働く方で午前シフトが埋まることが多く、正社員だと午後シフトに回されることがあります。
逆に言うと『柔軟な働き方が出来る』ということになります。
「子供もいるから、帰宅時間が遅いと困る・・」という方は、転職先に事前に伝えておくことでコアタイムで働くことが可能です。
スギ薬局では『総合薬剤師』と『調剤薬剤師』が分かれており、調剤薬剤師を選択すると年収は低くなりますが『9~19時の間の土日祝日休み』が叶います。
ライフスタイルに合わせた働き方が出来るドラッグストアもあるので、自分に合った働き方が出来る企業を探してみましょう♪
ワークライフバランスに合わせた働き方が出来る企業も多いんだね♪
入社前に自身の働き方の希望を考え、転職先に伝えておけば安心ですね♪
2.調剤業務以外の仕事が多い
レジ打ちや商品管理などの調剤業務以外の仕事が増えるため『調剤のみに集中したい!』という方は不向きかもしれません。
逆に言うと「汎用性のあるスキルが身につく』ということです。
セルフメディケーションから予防・介護などジェネラルな知識を持つ薬剤師になりたい方はドラッグストアがオススメです。
「どうしても調剤メインでやりたい」「輸液調剤などより専門性が高い環境で働きたい」という方は、門前や無菌調剤室のあるドラックストア店舗も多くあるため、こちらも入社前によく確認し希望を伝えておくことで解決できます!
OTCや予防、介護分野にも幅広く携われるなんて素敵♪
面処方がメインの店舗であれば「外来対応が長引いて残業・・」なんてことも減るから嬉しいですね!
3.接客時間が多くなる
OTCや介護用品等の質問も多くなることからも、調剤薬局や病院と比べ『接客時間が多くなる』傾向にあります。接客が苦手な方にはドラックストアは苦痛に感じるかもしれません。
これからはの薬剤師は「対人スキル」「専門性」が求められます。
なぜなら、2021年に「地域連携薬局」と「専門医療連携薬局」が新設されたからです。
それに合わせ、薬剤師も地域と連携するためのコミュニケーション力と患者様の深いニーズにまで答えられる専門性が求められます。
『患者様と1人1人時間をかけて、ジェネラルに地域医療に貢献したい』という方にはドラックストアがピッタリです。
門前薬局では忙しくて、患者様1人1人と時間をかけてお話しが出来なかったよね・・。
その点、ドラックストアならOTCや介護用品、美容なども含めた提案もできるなんて素敵です♪
今まではドラックストアに特化してお話しましたが、以下からは『ドラックストア以外で年収アップや働きやすさを求めたい!』という方向けに、ドラックストア以外で年収をアップさせ、働きやすくする方法を解説しました。
3.ドラックストア以外で『高年収×働きやすさ』を求めるには?
☞ここからはドラックストア転職以外で『高年収×働きやすさ』を上げる方法を解説します。
方法は3つあります。
- 中小薬局、地方薬局や病院に転職する
- 現状の不満を伝え、改善を求める
- 副業する
詳しく見ていきましょう。
1.中小薬局、地方薬局や病院に転職する
☞こちらも転職時に高額な提示年収をされることが多いです。私の経験上、薬局長経験者であれば年収600万円は固いです!
転職の際の注意点は以下となります。
- 固定残業無しか?福利厚生は充実してるか?
- 自分が描くキャリアパスは歩めるか?
- 人間関係は良好か?
上記3つは特に注意しましょう。
「年収が良い!」と思っても固定残業20時間となっていたり、人手不足から残業時間が多いなんてこともあります。
また、中小だと福利厚生は大手よりも劣るケースが多いため、転職前にしっかり確認しましょう。
また、中小や病院の場合、ポストが空きにくいです。
そのため『早期にキャリアアップを図りたい!』という方には不向きな転職先となります。
そして、一番注意が必要なのが「職場の人間関係」です。
病院や中小ですと、仮に配属店舗の人間関係が悪かった場合『異動が難しい』ケースが多いです。
なぜなら、病院だとそもそも異動自体ができませんし、中小ですと店舗数も少ないため玉つきでの店舗異動も難しいからです。
転職のPOINTとしては、やはり転職サイトの利用が1番です。
そして、職場の人間関係については『店舗見学』『面接時』に職場と上司の人間性をしっかり確認するようにしましょう。
働きやすさに関しては、社長の意向が一番に反映されているため、面接時にお会いする機会があれば社長の人間性にも注意して確認しましょう。
転職サイト大手の『ファルマスタッフ』なら、先方にOKがもらえれば面接同行もして頂けます!
コンサルタントは随時店舗に足を運んでいるため、店舗の雰囲気や離職状況についても把握しているケースも多いので、転職サイトに登録して担当者に確認するのがオススメです。
2.現状の不満を伝え、改善を求める
☞ここまで転職前提の話をしてきましたが、現状を変えるには転職がすべてではありません。
異動や昇進によっても年収や働きやすさは変わるため、転職してから後悔しないためにも現職場でも改善可能か十分に確認しましょう。
上長に相談する時は、下記を意識して行ってください。
私は下記の方法で人員を+2名獲得し、自身の60時間/月あった残業を月10時間に抑えることができました!
- 現状の不満を数値化(具体化)して伝える
- 店舗スタッフを巻き込む
- 上長が行動に移さない場合、さらに上の上長と相談したいことを伝える
詳しく見ていきましょう。
現状の不満を数値化(具体化)して伝える
☞あなたが上司にどれだけ「仕事がたいへん!」と言っても、共通のモノサシがなければあなたの意見はただの不満で終わってしまいます。
そのため、上司には現状の不満を可能な限り数値化(具体化)して伝えましょう!
例えば
- 〇〇の業務で残業時間が月△時間発生している
- 〇〇さんの△△の言動で××の弊害が出ている
- 処方箋枚数が〇〇枚のため、人員はあと△人必要である
上記のように伝えると、上司と自身の認知のズレを無くすことができますし、上司はさらに上の上司と相談しやすくしてあげることで意見が通りやすくなります。
店舗スタッフを巻き込む
☞働きにくい原因が、そもそも会社の方針や問題が個人だけではない場合があります。
その場合は、スタッフを味方につけてから上司に意見を述べると、さらに意見が通りやすくなります。
自分1人で抱えこまず、周りをしっかり頼りましょう!
私はこのやり方で、さまざまな設備投資の提案や人員の改善案、達成不可能なノルマの回避改善などが出来ました。
スタッフとの絆も深まりますよ(笑♪
上長が行動に移さない場合、さらに上の上長と相談したいことを伝える
☞意見は臆さず上長に伝えましょう。
それでもダメなら、上長に「さらに上の上長とお話ししたい」と伝えてみましょう。
上長もプライドがあるので「自分で解決しなければ・・」と焦って親身にあなたの意見を聞いてくれます。
※勝手にどうぞ!というスタンス出来たら、さらに上の上長に相談し、味方につければあなたの勝ちです!
「さらに上の上長とお話ししたい」は効果絶大です。
私はこのやり方で、支店長と上長を交えた面談となり、結局上長が悪いという結果となり、自店舗の人員補充が叶い、上長は異動となった経験があります。
スタッフからは「やるじゃん♪」と一目置かれました(笑)
「意見してダメなら転職がある!」と思えば行動に移せるはずです!
注意する点は、さらに上の上長と話したい旨を伝えずに、飛び越えて相談してしまうことです。
☞上長は「そんな話聞いてない!」と話が大きくこじれるため、まずは必ず直属の上司に話を通しましょう。
3.副業する
☞2018年のモデル就業規則の改正により、副業ブームが加速していますね。
副業を行うことで、現職で働きやすさを追求しながら高年収が期待できます!
「管理薬剤師だから副業できない・・」
「現職は副業禁止だからなぁ・・」
まだ、そんなことを思っていませんか?
やり方はいくらでもあります!!
やり方次第で本業の年収を超えられますよ♪
副業のやり方と不安を解消したい方はこちらの記事もオススメです。
まとめ:まずは転職サイトに登録してみよう!
転職がすべてではないですが『転職という選択肢があるからこそ出来る行動』もあります。
今回紹介した『転職サイト』を活用し、『高年収×働きやすさ』を求めて行動し続ければ、必ずあなたの希望は叶います!
最後に、今回の内容をおさらいしましょう!
繰り返しになりますが、すべてのドラックストアが働きやすいわけではありません。
そして、ドラックストア以外でもあなたの希望にピッタリのレアな求人が多くあります。
そのため、まずは転職サイトに登録し
- どんな求人があるのか?
- 自身のスキルでどこまでの年収が期待できるのか?
を確認してみましょう!
転職サイトを活用し、あなたの希望にピッタリの転職先を見つけましょう!
下記に私も利用したオススメ転職サイトを紹介します♪
「転職活動が初めてで心配・・」という方は下記記事もオススメです♪
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