仕事の悩み

薬剤師の転職体験談|経験者から学ぶ転職の流れと成功の秘訣を解説!

薬剤師の転職体験談|経験者から学ぶ転職の流れと成功の秘訣を解説! 仕事の悩み
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体験談から転職の流れを知りたい!
転職初心者が失敗しやすい点は?

転職成功の秘訣を教えてください!

このような疑問にお答えします!

この記事の内容
  • 薬剤師の転職体験談!全5例を紹介!
  • 薬剤師が転職を決意する時7選と共通点とは?
  • 転職して後悔は?経験者にインタビュー!
  • 薬剤師転職で失敗する人の特徴とは?
  • 薬剤師転職の流れを掴もう!
  • 薬剤師転職成功のPOINTを押さえよう!
  • それでも薬剤師が転職に失敗してしまったら

初めての転職は不安ですよね…

この記事を読めば薬剤師転職において『失敗しやすい点』と『転職の転職成功のPOINT』が掴むことが出来ます!

【悩みが解決できる根拠】
◎著者自身も現役薬剤師
◎転職失敗と成功の両方経験アリ!
◎複数の転職経験者のインタビューアリ! 

著者の経験と自己紹介

複数の体験談から薬剤師転職の成功と失敗のPOINTを押さえましょう!

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薬剤師の転職体験談!全5例を紹介!

薬剤師の転職体験談

この章では、著者自身の転職体験談と、転職を経験した複数の薬剤師からインタビューした体験談を記載しています。

身の回りにいる薬剤師の生の声を集めているため、よりリアルな転職体験談を知ることができます!

では、以下より転職体験談を紹介していきます。

①【大手調剤薬局➡ドラッグストア】残業過多が理由で転職を決意した薬剤師の体験談

基本情報
  • 33歳男性
  • 既婚(妻と2人暮らし)
  • 大手調剤薬局
  • 勤務地:北海道
  • 入社9年目
  • 管理薬剤師経験5年
  • 年収510万
  • 残業時間:月60時間

転職を決意した理由

残業が月60時間と多く、業務の忙しさからメンタルダウンし数カ月休職。

その後、残業が少ない店舗配属を約束に再度管理薬剤師として仕事を復帰するが、人員不足が原因で再度残業が月60時間を超えていた。

上長に相談するもエリア内の根本的な人員不足は改善されず、残業も続いていたため転職を決意。

転職先に求めた希望条件

  • 月残業時間は10時間以内
  • 年収510万以上
  • ドラッグストア希望
  • 勤務地は条件がそろえばどこでも可(可能であれば都心部希望)

利用した転職サイト・エージェント

マイナビ薬剤師・ファルマスタッフ・薬キャリエージェントの3社

その後、在職中にスピーディーに転職活動が可能な薬キャリエージェントに絞って転職活動を開始した。

転職までの流れ

転職までの流れ
  • 転職1年前
    上長に退職を事前に伝達

    次に残業時間が月40時間を超えることがあれば退職することを伝達
    店舗異動をする。

  • 転職5カ月前
    上長に正式に退職することを伝達

    残業時間が40時間を超えたため、正式に退職することを上長に伝達

  • 転職4カ月前
    転職サイトに登録

    転職サイト3社に登録。コンサルタントに希望条件を伝えた後、在職しながら転職活動を開始。

  • 支店長からの引き留め

    店舗に支店長が訪問。転職理由と希望、どうにか現職に留まれないか1時間程度話し合いを行ったが現職では解決できない旨を伝えたところ納得してくれた。

  • 履歴書と職務経歴書作成と添削

    転職サイト経由で履歴書と職務経歴書を作成を行い、添削を依頼。

  • 転職3.5カ月前
    面接練習

    転職サイトを利用し、履歴書と職務経歴書を基に模擬面接を実施。

  • 転職3カ月前
    面接本番

    1カ月間の間に3社の面接を実施。リモート2社・現地1社

  • 転職2カ月前
    内定

    面接後1~2週間程度で結果報告あり。
    すべての結果を確認後、内定承諾書に記載のある条件から最も希望に合う企業を選択し内定承諾。

  • 引継ぎ

    自店舗に退職する旨を伝え、1カ月間で業務の引継ぎを開始。

  • 転職1カ月前
    有給消化と各種手続きの開始

    溜まった有給をすべて消化。北海道から名古屋への異動を伴う転職のため引っ越し準備と内定後の必要書類の提出、入社までの事前課題等を行いながら休みを満喫。

  • 転職
    入社

    3日間の研修実施後、店舗に配属。

転職活動の失敗と成功は?

失敗体験

勤務希望地を明確に決めていなかったことで、内定承諾までの期間まで勤務エリアの状況と残業実態が不明だった。全店舗の残業時間平均は4時間程度と聞いていたが、勤務地エリアの平均残業時間は20時間であり店舗にあたっては40時間もあった。

引っ越しを伴う転職の場合は、内定承諾後の短い期間で引っ越し先を決めなければならず苦労した。ペットも飼っていたため、ペット可物件が少なく部屋探しに苦労した。

転職先が決まる前に退職を伝えたことで「退職日までに内定を出さなければ!」と焦ってしまった。そのことで、希望条件を強く主張できなかった。

源泉徴収票を基に転職先に年収を決められることがある事を知らなかった。
昇給タイミングでもあったため、もう1年転職を我慢してからでも遅くなかったのではないか?と少し後悔している。

面接1週間前に2年分の源泉徴収票の提出を求められ、今年度の方が年収が低いことで休職がバレてしまい先方の印象が悪くなってしまい1社落ちてしまった。
休職や持病については隠すことなく前もって伝えておくべきだった。

成功体験

退職の旨を早めに伝えたことで円満退職が出来き、有休もすべて消化できた。

在職中の転職活動であったが、オンラインサポートに強い転職サイトである『薬キャリエージェント』で効率よく転職活動が出来た。

年収も100万近くアップし転職することが出来た。

②【大手調剤薬局➡個人薬局】給料が安く転職を決意した薬剤師の体験談

基本情報
  • 35歳男性
  • 独身
  • 大手調剤薬局
  • 勤務地:長野
  • 入社8年目
  • 管理薬剤師経験4年
  • 年収490万
  • 残業時間:月30時間

転職を決意した理由

もともと北海道勤務であったが、実家のある長野で勤務を考える。

当初働いていた調剤薬局はエリア指定すると『全国勤務手当』と『家賃補助』が無くなるため転職を決意。

その後、エリアマネージャーの引き留めにより、家賃補助アリで長野までの引っ越し費用を会社で負担するとの条件で退職を辞退。

実際に働くと、全国勤務手当が無くなった場合の額面を見て衝撃を受ける。
長野での勤務先は買収元の残留社員も多く、管理薬剤師を行っている自身よりも平社員の給料が良く再度衝撃を受け、転職を決意。

転職先に求めた希望条件

  • 年収700万以上
  • 長野県内

利用した転職サイト・エージェント

マイナビ薬剤師

転職までの流れ

転職までの流れ
  • 転職3カ月前
    上長に正式に退職することを伝達

    引き留めに合ったが意志が固いことを伝えた。

  • 転職3カ月前
    転職サイトに登録

    マイナビ薬剤師1社に登録。

  • 転職3カ月前
    履歴書と職務経歴書作成と添削

    個人薬局3社と大手ドラッグストア1社にエントリー。

  • 転職2.5カ月前
    面接練習

    転職サイトを利用し、面接練習を実施。

  • 転職2カ月前
    面接本番

    半月の間に4社現地で面接を実施。
    個人薬局の場合は面接終了後に職場見学を実施。

  • 転職2.5カ月前
    内定

    面接、職場見学、内定承諾書の条件から希望に最も合う企業を選択し内定承諾。

  • 引継ぎ

    半月の間に業務の引継ぎを実施。

  • 転職1カ月前
    有給消化と各種手続きの開始

    休暇を満喫しながら入社までに必要な手続きを行う。

  • 転職
    入社

    3店舗を経営する個人薬局に入社。

転職活動の失敗と成功は?

失敗体験

特段失敗と思える失敗は無かった。

マイナビからは「700万円を超える求人は殆どなく、高年収でも600万程度が限度」と言われていたが、実際には地方であれば面接結果によっては800万円近くの求人も見つかったため、もう少し希望条件を厳しく伝えても良かった。

地方個人薬局希望であれば、面接で普通に受け答えさえできれば受かるため、落ちても良い覚悟でもう少し希望金額を高めに設定して転職活動をしても良かった。

自分は職場の人と上手く関係性を築けているが、一度崩れてしまった人は店舗異動ができない点は個人薬局のデメリットであると感じた。

個人薬局を選ぶなら「2~3店舗経営しており経営が安定している」「社長の雰囲気と人柄」が大切であると感じた。

成功体験

結果として年収700万円で月残業は1~2時間程度の職場で働くことが出来た。

最初に大手ドラッグストアから年俸620万で内定が出たことが良い結果に繋がった。
その後に個人薬局を受けたことで大手からの提示年収を基に評価してもらい、受けた個人薬局はすべて年収700万以上で提示してくれた。

個人薬局の中には、紙薬歴で管理薬剤師スタートの求人で年収800万円のところもあったが、最終的には社長の雰囲気と職場見学の際の印象で店舗を決め、毎日心地よく働くことが出来ている。

個人薬局は社長の雰囲気と人柄で職場環境が決まるところが大きいため、職場見学と社長との面接を行ったことで職場の雰囲気を掴むことが出来た。

③【大手調剤薬局➡病院薬剤師】勤務先が遠く転職を決意した薬剤師の体験談

基本情報
  • 33歳男性
  • 既婚 子1人
  • 大手調剤薬局
  • 勤務地:北海道
  • 入社6年目
  • 管理薬剤師経験2年
  • 年収520万
  • 残業時間:月40時間

転職を決意した理由

入社から転職までに異動した店舗数は6店舗。

妻の実家からも近いところでアパートを借りて生活していたが、子供が生まれるタイミングで地方転勤が決まった。

産後、頼る相手も少なくなれない土地から奥様が産後うつを発症。
そのため、妻の実家の近い店舗で働けないか上長に相談したところ了承が得られた。

しかし、引っ越ししてから1年未満で再度異動を命じられる。

新たな勤務先は自宅から車で片道50分かかっていた。

勤務先が遠いため、引っ越しできないか上長に相談したが、勤務地から自宅までの通勤時間が往復2時間未満のため規定外ということで否認されたが、単身赴任という形なら賃貸で家賃補助可能と言われたことに会社に対しての不満と不信感を募らせた。

毎日22時近くまで残業し片道50分の道のりを車で帰った後に育児を行う生活に疲れ、転職を決意。

転職先に求めた希望条件

  • 年収700万以上
  • 月残業10時間未満
  • 異動は基本無し
  • 通勤30分以内

利用した転職サイト・エージェント

マイナビ薬剤師

転職までの流れ

転職までの流れ
  • 転職3カ月前
    転職サイトに登録

    良い条件が合ったら転職しても良いという気持ちで登録

  • 転職2.5カ月前
    希望条件に合う職場が見つかる

    条件に合った職場が見つかったためエントリー

  • 転職2カ月前
    履歴書と職務経歴書作成と添削

    1社のみのためサクッと作成完了

  • 面接練習

    転職サイトを利用し、面接練習を実施。

  • 転職1.5カ月前
    面接本番

    現地で面接を実施。

  • 転職1カ月前
    内定

    年収700万の病院薬剤師で内定をもらう

  • 退職することを上長に連絡

  • 退職引き留め

    本社が勤務先から近かったこともあり、本社に呼ばれて支店長より引き留めに合う。退職の意志が強いことを伝えて正式に退職することとなった。

  • 引継ぎ

    後任の管理薬剤師に業務の引継ぎを実施。

  • ラベル
    入社

    給料が減ることが嫌だったため、有休を消化せずに最終出勤日翌日から働き始める。

転職活動の失敗と成功は?

失敗体験

有給をすべて消化して退職でも良かったと少し後悔している。
行き当たりばったりの転職ではなく、転職エージェントと今後の転職活動の計画を立てることで、余裕のある転職活動が出来たと考える。

転職サイトに登録後、対応可能時間や曜日を伝えていなかったことで、勤務中に連絡が何度も来てしまい鬱陶しく感じた。こちらにおいては、登録後当日から翌日までに初回連絡が来るため、事前に予定を開けておいた後、対応可能時間と連絡手段を伝えておくべきだった。

残業はほぼ無いが、医師等との飲み会や接待が月1~2回のペースであったり、研修会資料を勤務外で作成することがあった。
欠員が出るにはそれなりの退職理由があった訳なので、職場見学やエージェントを通して職場環境を詳しく調査する必要性がある事を痛感した。

成功体験

年収700万円で残業はほぼ無し、有休も計画的に取得でき通勤時間も車で10分程と希望条件はすべて満たすことが出来た。

転職サイトには「条件に合う求人があるまで転職は一切しません!連絡は基本メールでお願いします!」と自分の希望をはっきり伝えておいたのは正解だった。

病院薬剤師ということで、異動もないので念願の家も購入することが出来た。

キャリアアップも検討していたが、入社2年ほどで主任を任せられた。
今では自身でシフト作成もできるため大変働きやすい。

年収アップとキャリアアップの背景には、前職での役職の他に店舗の大きさ(従業員数)も大きかったと考える。どれだけの人員を取りまとめていたか?が数値で明確な部分なため、年収アップとキャリアアップにつながったと考える。

④【病院薬剤師➡個人薬局】当直が嫌で転職を決意した薬剤師の体験談

基本情報
  • 28歳男性
  • 既婚 子1人
  • 病院薬剤師
  • 勤務地:埼玉県
  • 入社3年目
  • 年収450万
  • 残業時間:月40時間

転職を決意した理由

病院薬剤師として勤務していたが、夜勤や当直業務が多く体調を崩し気味だった。

子供も生まれ、育児も積極的に行いたいが、夜勤明けだと生活リズムが崩れてしまい、どうしても体がついて行けず眠剤を服用する毎日であった。

給料も低く、残業代を加味して調剤薬局やドラッグストアの平均年収に届く程度であったため、転職を決意。

転職先に求めた希望条件

  • 月残業10時間未満
  • 異動は無し
  • 夜勤なし
  • 通勤30分以内

利用した転職サイト・エージェント

寿五郎(転職を勧めない薬剤師のエージェント)

転職までの流れ

転職までの流れ
  • 転職5カ月前
    現状困っていることを上長に相談

    当直と夜勤で体調を崩していることを相談し、自身の勤務形態の改善を求める。
    改善が見られなければ退職する旨も伝えた。

  • 転職4カ月前
    友人に相談

    薬局・ドラッグストアに勤務する友人に現職の良い面と悪い面を教えてもらい、業種を選択する。

  • 転職3カ月前
    転職サイトに登録

    転職と今後のキャリアについて相談もしたかったため、無理に転職を勧めない「寿五郎」という転職サイトに出会い登録。

  • 今後のキャリアを相談した上で転職を決意

    転職サイトに登録し、自身が転職すべきか?今後のキャリアをどうしていくか?業種のオススメは?などの相談を行い、個人薬局を選択。

  • 転職2.5カ月前
    職場見学

    職場見学を実施。見学前にも、実際に患者として訪問したことで店舗の雰囲気を把握。

  • 転職2カ月前
    履歴書・職務経歴書の作成と面接練習

    現職が忙しく多くは受けられないため、自宅から近い個人薬局2社に絞ってエントリー。

  • 転職1.5カ月前
    内定

    2社から内定をもらったが、条件に合っていた3店舗を経営する個人薬局を選択。

  • 退職引き留め

    管理薬剤師より引き留めがあったが労働条件が改善されてないことを理由に退職することを伝えた。

  • 転職1カ月前
    引継ぎと有給消化

    役職についていたわけではなかったため、簡単な引継ぎを行った後に溜まった有給を消化した。

  • 入社

    条件にピッタリな職場に入社。

転職活動の失敗と成功は?

失敗体験

数年後、新たに子供が1人増えたが、個人薬局だと年収の上り幅が狭く再度転職を検討することになった。

転職先の年収は前職の源泉徴収票を基に決められることが多いため、前職の年収が低い場合はスキルアップや資格を取得することで目に見える形で自身の能力を高めて置く必要性がある事を感じた。

成功体験

年収としては500万であり、残業も月1~5時間程度に抑えることが出来た。

子供が増えたタイミングで生活水準を落としたくないとの理由で転職も考えたが、その旨を社長に相談したところ「もう1店舗増やすタイミングで管理薬剤師として働き、後にエリアマネージャーをお願いしたい!」と言われ、年次ごとの想定年収を提示され満足できる仕事内容と年収だったため残留することを決意。

自分の意見が通りやすいのも、個人薬局の強みだと感じた。

⑤【製薬企業➡ドラッグストア】結婚を機に退職を決意した薬剤師の体験談

基本情報
  • 28歳女性
  • 既婚
  • 製薬企業MR
  • 勤務地:東京
  • 入社3年目
  • 年収530万
  • 残業時間:月20時間

転職を決意した理由

МRの仕事上、先方に時間を合わせることが多くイレギュラーな残業も増えていた。

仕事自体は自分に合っており職場の雰囲気も良かったが、結婚し今後子供も欲しいと考えていたため、固定の勤務時間ではなく、イレギュラーな残業が出やすいМRではワークライフバランスが取りずらいと考え転職を決意。

もともと、薬剤師としての仕事も行いたかったため、計画的な退職であった。

転職先に求めた希望条件

  • 月残業ほぼ無し
  • パートタイム
  • 異動無し
  • 夜勤なし
  • 通勤30分以内

利用した転職サイト・エージェント

ファルマスタッフ

転職までの流れ

転職までの流れ
  • 退職3カ月前
    退社することを上司に報告

    結婚を機に退職することを報告

  • 退職2カ月前
    引継ぎを開始

    受け持っていたエリアの病院・薬局の引継ぎを開始。

  • 退職1カ月前
    有給消化

    早期から退職を伝えていたことで余っていた有休を消化。

  • 退職
    退職

    退職金もあったため、3カ月ほど休暇を取ってから転職活動予定。

  • 退職2カ月後
    転職サイトに登録

    とりあえず転職サイトに登録。
    子供も欲しかったため、ママさん薬剤師でも働きやすい職場を探し始める。

  • 退職3カ月後
    気になる求人をピックアップ

    旦那もMRのため、全国に店舗のある大手ドラッグストア3社に絞って転職活動を開始。

  • 退職3.5カ月前
    面接練習・履歴書・職務経歴書の準備開始

    在職中ではなかったため、余裕を持って準備を開始。

  • 退職4カ月後
    面接

    未経験で不安もあったが、MR職で苦労した点や困難を乗り越えた点など今までの実績や経験を問う質問が多かった。

  • 退職4.5カ月後
    内定

    面接は得意だったため、受けた3社はすべて内定をもらった。
    希望に最も適した職場に内定承諾を行った。

  • 入社

    当初パートタイム希望であったが、1年後に雇用形態の変更が出来るドラッグストアに入社。
    3日間の研修の後職場に配属された。

転職活動の失敗と成功は?

失敗体験

退職後の健康保険の手続き等を事前に調べて置かなかかったことで少々慌ててしまったことがあった。

アポプラス薬剤師経由で転職を行えば実技研修が無料になるなどの特典がある事を知った。
ブランクが埋められるか多少心配ではあったため、アポプラス薬剤師経由で転職活動を行っても良かった。

成功体験

ドラッグストア入社により、MR時代と比べても年収ベースをさほど落とさずに転職できたのは大きかった。

調剤未経験でも薬剤師として働けるか心配ではあったが、転職サイトを利用することで調剤未経験可の求人をすぐに見つけることが出来て安心した。

将来の旦那の転勤、子供ができた際のライフイベントにも対応するため、全国展開しているドラッグストアを提案してくれた転職エージェントには感謝している。

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薬剤師が転職を決意する7つの時とその共通点とは?

薬剤師が転職を決意する7つの時とその共通点とは?

自身の転職体験と転職した薬剤師にインタビューした結果、薬剤師が転職を決意する時は以下の7つが多いことが分かりました。

  • 給料に満足いかない
  • 勤務時間・残業に不満
  • 育児・介護のため
  • 通勤時間が長い
  • 評価に不満
  • 対人関係が上手くいかない
  • 転居のため

男性で圧倒的に多かった理由が①の給料面についてでした。

仕事内容がハードであったり、残業が多くても給料が高ければある程度耐えられるという意見が多数寄せられました。

そして、女性に多かった転職理由は勤務時間・残業でした。

これは、家事や育児に重きを置きたい方が多く、パートタイムでも残業してしまうことがあったり、子供の急な体調不良でも忙しい職場で休むのが申し訳ない、などの理由で退職を決意するとのことでした。

転職理由は様々でしたが、すべて共通して言えることが

現状を変えるための時間と労力>転職する時間と労力

となった時に転職を決意しているということです。

例えば、給料を上げる方法は転職以外にも「人事評価を上げる」「出世する」「副業する」などで上げることが可能ですが、いずれにせよ大変な労力がかかったり評価者が人である以上運も必要だったりします。

では、転職した方が楽だということ?

必ずしもそうとは限りません。

薬剤師転職で失敗する人の特徴とは?

薬剤師転職で失敗する人の特徴とは?

転職で失敗する人の特徴は以下の通りです。

  • 転職すれば問題はすべて解決すると思い込む
  • 現職で課題を解決する努力を行っていない
  • 転職を決めてからキャリアパスを考える
  • 転職する目的が明確でない
  • 希望条件の優先順位が曖昧
  • キャリアの棚卸を行えてない
  • 転職先が決まる前に退職してしまう
  • 転職エージェントに任せきりにしてしまう
  • 内定から内定承諾までの期間に配属店舗の調査を行っていない
  • 転職サイト選びが誤っている
◥◣上記の詳細を知りたい方は以下のページをクリック!◢◤

求人があるということは、何かしらの理由で人員不足が生じているということでもあります。

その点を上手く見極めずに楽な選択肢ばかり選んでしまうと、自身も成長しないどころか、万が一転職に失敗した際の選択肢をどんどん狭めてしまう結果を招いてしまう恐れもあります。

転職を判断する最も大切な基準は以下の通りです。

転職とは
自身の希望する未来に向かうための努力した結果であり
転職という手段が最適解だと自ら決心した時に行うもの

転職は誰かに言われたから行うものでもなく、誰かの真似をして行うものでもありません。
そして、現状から目を背けるために行う後ろめたいものでも全くないのです。

転職は1つの手段なんだね!

逃げのイメージが強かったけど自身が湧いてきました!

その通り!
後ろ向きの転職理由では、面接ですぐに見抜かれてしまいますよ!

転職して後悔はある?転職経験者にインタビューしてみた!

転職して後悔はある?転職経験者にインタビューしてみた!

まずは下記の画像をご覧ください。

転職を後悔した経験はありますか?
引用:薬キャリAGENT「薬剤師の転職実態調査Vol.8 転職失敗編」

転職して後悔している人って半数以上いるのね…

はい、事実私も後悔したことはあります。
では、後悔し続けている人はどうでしょうか?

今回、転職経験のある10名の薬剤師にインタビューし、さらに著者自身も転職を経験しましたが、全員口をそろえて言うことが

転職直後は失敗や後悔したことはあっても、今では全く後悔はない!

ということでした。

確かに、著者自身「もっとこうしておけば転職活動がスムーズにできたのに…」「内定承諾前にエリアの人員状況と配属店舗の薬剤師平均残業時間について詳しく確認しておけば良かった…」と失敗した経験はありましたが、転職したこと自体に全く後悔はありません。

なぜなら

行動には必ず失敗はつきものであり、挑戦し続ける限り失敗は経験にすぎないから

です。

転職も行動の1つでしかありません。

転職で重要なのは、失敗や成功という結果ではなく、行動を行って何を得たか?

です。

転職したことで今よりも生活が苦しくなるのであれば、再度そうならないように転職すれば良いし、転職しても同じ課題にぶつかるようであれば、自分自身の考え方や行動を改めてみても良いでしょう!

失敗は成功の元!

経験として捉えるか失敗のまま諦めるかはあなた次第です!

薬剤師転職の流れを掴もう!

薬剤師転職の流れを掴もう!

ここで1度、薬剤師転職の流れをまとめておきましょう!

転職までの流れは以下の通りです。

転職の流れ
  • 約1週間
    転職準備

    転職で叶えたい条件、キャリアの棚卸、転職サイトの登録を行う

  • 約1週間
    書類作成

    履歴書・職務経歴書の作成。転職エージェントによる書類添削。

  • 約1カ月
    求人応募

    応募企業は3~5社程度に抑える

  • 約1週間
    面接練習

    転職エージェントを利用すれば面接練習が行えます。

  • 約1週間
    面接

    内定承諾には猶予期間があるため、内定時期を揃えるために時期を揃えるのがマスト!

  • 約1カ月間
    内定・退職準備

    内定は面接後大抵1週間以内に結果が出ます。
    内定承諾までの猶予期間はおおよそ1~4週間程度。遅くなるほど内定先からの印象が悪くなるので注意が必要です!
    結果が出た場合は早めに退職の意向を伝えておきましょう!

  • 約1カ月間
    引継ぎ・各種書類の準備

    業務引継ぎを実施。
    退職と入社までに必要な書類を準備しておきましょう!

  • ゴール
    退職~入社

「3~6カ月」が転職活動期間の目安となります。

なぜなら、ボーナス後に退職する方が多く、応募数のピークがボーナス後の6~7月、12~1月が多いと言われているからです。

条件の良い求人は応募が殺到するため、締め切りも早いのもの。

以上より、退職のピーク時期を内定時期に合わせてから逆算した2~6カ月を目安に転職活動を実施しましょう。

薬剤師転職で成功するためのPOINTを押さえよう!

薬剤師転職で成功するためのPOINTを押さえておこう!

転職成功の秘訣は以下の通りです。

詳細は以下の通りです。

転職理由を明確にする

転職は目的化しがちなので注意が必要です!

転職前は「月残業時間が10時間未満、年収は600万以上」と決めていても、いつの間にか内定をもらう事がゴールとなってしまい、転職理由が曖昧になってしまうことがあります。

『譲れない条件』を事前に決めておくことで芯の通った転職活動を行いましょう!

自分にあった転職サイトに登録する

転職サイト選びを間違ってしまうと、希望する求人がなかなか見つからなかったりお得なサービスが受けれなかったりすることがあるので注意が必要です。

例えば、病院薬剤師求人を集めるなら、ファゲット薬剤師が求人を多く持っていたり、アポプラス薬剤師経由で内定すると実務研修が最大無料で得られたりする特典があったりするため、必ずしも『マイナビ薬剤師』『薬キャリエージェント』『ファルマスタッフ』などの大手薬剤師転職サービスが自分に最適な転職サイトとも限りません。

各転職サイトの特徴を理解した上で転職サイトに複数登録することで、自分だけの転職サイトの組み合わせが見つかります!

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転職サイトに任せきりにしない

SNSが普及した現代では、悪評はすぐに広まってしまうため無理に転職を勧めたりするサービスの悪い転職サイトは少ないです。

しかし、転職サイトもサービスではなくビジネスで行っていることを忘れてはなりません。

  • 自身が本当に転職すべきかどうか?
  • 勧められた求人が自分に最適かどうか?
  • 求人に足りない情報がないか?

などなど、情報を鵜呑みにせず自分の頭で考え行動に移さないと、転職エージェントに流されるまま転職することになります。

後で「こんなはずではなかった…」と後悔しないためにも、転職サイトに任せきりにせず、主体的に転職活動を行っていきましょう。

求人情報は数字または自分の目でチェックする

  • 残業が少ない
  • アットホームな職場
  • キャリアアップが目指せる

このような求人情報を見たことはないでしょうか?

このような曖昧な求人情報を見かけた場合は、必ず数値または自分の目でチェックする癖をつけましょう。

例えば「残業が少ない」と言っても少ない感覚は人それぞれです。

月5時間までなのか10時間までなのかは、パートタイムで働く方と正社員では感覚が大きく異なります。
また、薬剤師の仕事には繁栄期も存在するため、ゴールデンウィーク・お盆前・12月などの忙しさや月の処方箋枚数、応援排出の頻度、在宅や施設の有無などでも忙しさや残業時間が大きく異なります。

実際に私が初期配属された店舗では、1名当たりの平均処方箋枚数が30枚以下と言われていましたが、毎日のように在宅や応援排出のため実質薬剤師マイナス1なんてことがありました!

さらに、全国展開している大手企業だと「平均残業時間10時間未満!」と記載していても、薬剤師以外の従業員を含めた平均残業時間であったり、特定エリアの薬剤師平均残業時間が極端に高いなんてことも多くあります。

一方、職場の雰囲気などの数値化出来ない部分については、職場見学や実際に患者として来局してみるのが1番分かりやすいです。

職場見学は転職サイト経由で申し込み可能です。
先方が職場見学可の場合は積極的に見学しておきましょう!

職場見学がどうしても出来ない場合は、働きやすさに関わる福利厚生や有休取得率、人事制度、評価制度にもしっかり目を向けてみましょう!

情報は「数値化」「自分の目で確認」が大切だね!

内定から内定承諾までの期間も手を抜かない

内定が出ると、今までの緊張が解けやすいもの。

しかし、内定から内定承諾までの期間に手を抜いてしまうと思わぬ失敗に繋がるため注意が必要です。

詳細は以下の通りです。

契約内容に誤りがないか確認する

内定承諾書には、雇用条件や年収、配属先等が記載されていますので、転職エージェントや先方に伝えていた希望条件と相違ないかチェックしましょう。

想定年収だけでも、一見希望年収に届いているように見えて、年収記載欄の下に(※10時間残業した場合の残業代を含む)と書いてある場合があります。

また、企業独自の評価制度を行っており、面接時の評価で希望想定年収をクリアしていても、入社後の人事評価ですぐさま落とされてしまい、実際には希望年収に届かないなんて事もあります。

評価制度と年収は密接に関係しているため、評価基準と年収の相関関係については事前に確認しておくようにしましょう。

他企業の結果をすべて待ってから承諾する

第一希望から内定が出たからと言って、応募した企業の結果を待たずして内定承諾しないようにしましょう。

なぜなら、思わぬ好条件をプラスして結果を出してくれたり、他の企業の年収と条件を比較した上で第一希望の企業に再度条件をプラス出来ないか交渉する材料になるからです。

えっ!内定が出ても、さらに条件交渉って出来るの?

可能です!

実際に私も転職エージェント経由にて他の内定結果を比較に出して年収30万+入社祝い金をゲットしました。

単純に年収や特定の条件を良くしてもらえないかという交渉は仮内定の間であれば可能ですが、他企業から内定が出ている場合は、比較に利用できるため交渉がより有利に運ぶことが出来ます。

条件交渉はやりすぎると先方のイメージダウンに繋がります。
転職エージェント経由で依頼することで自分では行いにくい交渉も代行してくれますよ!

不明点があれば再確認する

「内定後での確認では遅かった…」とならないように、配属店舗が決まった段階で再度自身が提示した希望条件に相違が無いか再確認を行いましょう。

意外と先方に伝わっていない情報なども多々出てきたり、希望条件と一致していないなんてことも出てくるものです。

不明点があった場合の連絡先が載っているため、直接自分で確認も可能ですが、転職エージェントを利用している場合は自分勝手に動かずにまずは転職エージェントに相談してみましょう!

条件確認はテストの見直しと同じです!

最後まで気を抜かないようにしよう!

それでも、転職に失敗したらどうしよう…

それでも転職に失敗してしまったら…と心配な方は以下も確認しておきましょう!

それでも薬剤師が転職に失敗してしまったら

それでも薬剤師が転職に失敗してしまったら

転職で失敗してしまったら、以下の5STEPを取るようにしましょう。

薬剤師転職で失敗したら行う5STEP
  1. 転職で失敗した原因を明確にする
  2. 転職エージェントに相談する
  3. 上長・採用課・人事部に相談する
  4. 現職で解決する方法を検討する
  5. すぐ転職を考慮する
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新たな挑戦には大なり小なり失敗はつきものです。
転職も同様に、どんな方でも何かしらの失敗はあります。

だからと言って、何も行動に起こさなければ現状は決して好転はしないのもまた事実。

そんな二の足を踏んだ状態を好転させるマインドが

挑戦し続ける限り、失敗は経験過ぎない

ということです。

転職自体、失敗や成功というモノサシで決めるものではなく、そもそものゴールは希望する生活を叶えるために行う手段の1つでしかありません。

ライフイベントの変化によっても再度転職を考慮する必要性もあるため、転職が人生1度切りしか出来ないものでもありません。

大切なのは、転職に成功することではなく

人生を豊かにするために、今何が必要なのかを考え行動し続けること

です。

成功は挑戦し続ける人にのみ訪れる結果なのです!

転職に自信が湧いてきました!
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まとめ:次に体験談を語るのは、あなたです!

まとめ:次に体験談を語るのは、あなたです!

今回紹介した薬剤師の転職体験談をもとに転職すれば、希望する働き方に1歩近づけるはずです!

最後に、今回の内容をおさらいしましょう!

まとめ
  • 転職体験談のまとめ
    転職活動は3~6カ月で行うべし
    転職準備→書類作成→求人検索→面接練習→面接→内定・退職準備→引継ぎ・各種書類の準備を計画的に進めよう!
  • 薬剤師が転職を決意する時
    『現状を変えるための時間と労力>転職する時間と労力』となった時
    転職は自分の人生を豊かにするための1つの手段にしか過ぎない
  • 転職して後悔したことはある?
    大なり小なりあるが、最終的には転職したこと自体に後悔はない!
    失敗したならまた挑戦すればOK!
  • 薬剤師転職で失敗する人の特徴とは?
    ①転職すれば問題はすべて解決すると思い込む
    ②現職で課題を解決する努力を行っていない
    ③転職を決めてからキャリアパスを考える
    ④転職する目的が明確でない
    ⑤希望条件の優先順位が曖昧
    ⑥キャリアの棚卸を行えてない
    ⑦転職先が決まる前に退職してしまう
    ⑧転職エージェントに任せきりにしてしまう
    ⑨内定から内定承諾までの期間に配属店舗の調査を行っていない
    ⑩転職サイト選びが誤っている
  • 薬剤師転職で成功するためのPOINT
    ①転職理由を明確にする
    ②自分にあった転職サイトに登録する
    ③転職サイトに任せきりにしない
    ④求人情報は数字でチェックする
    ⑤内定から内定承諾までの期間も手を抜かない
  • それでも転職に失敗してしまったら
    再度挑戦すればOK。挑戦し続ける人に成功は訪れます!

転職活動をスムーズに行いたいのであれば、やはり転職エージェントを利用するのがオススメです。

しかし、転職サイトは数が多くて、一体どれに登録すれば良いか分からないですよね…。

そんな、転職初心者のために、転職サイトがあっという間に決まる『転職サイトまとめサイト』を作成しました!

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