対人関係の悩み

「自分ばかり損してる」思考は不幸になる⁉幸福を集めるたった1つの方法論

「自分ばかり損している」思考は不幸になる⁉|幸福を集めるたった1つの方法とは? 対人関係の悩み
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頑張っても報われない…
自分ばかり貧乏くじを引く…
どうしてあの人は運が良いんだろう…

このような悩みにお答えします!

この記事の内容
  • 自分ばかり損や不幸だと思う原因
  • 見返りを求めた善意は利己的な行動である
  • 自分だけが損をする感情がもたらす最悪のシナリオとは?
  • 幸福を集めるたった1つの行動とは?
  • 与えることは損ではない!
  • 周りを幸せにすることは自分を幸せにすること

お疲れ様です!
あなたは今も十分に頑張ってます!

この記事を読めば「どうして自分ばかり損をするんだろう…」という負の感情から脱却し、幸せを集める方法がわかります!

【悩みが解決できる根拠】

◎精神科門前の薬局薬剤師経験アリ
◎自身もうつ病から回復経験アリ

◎心理学から基づいた記事を記載 

著者の経験と自己紹介

これから紹介する「不幸を集める習慣」を改め「幸せを集める考え方と行動」を起こし、前向きな人生を送りましょう!

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自分ばかり損や不幸だと思う原因

自分ばかり損していると思う原因

処理能力が高いから
優しすぎるから
常に他人と比較し、損得勘定で利己的に行動しているから

です。

原因①処理能力が高いから

「自分ばかり仕事を振られる…」なんて経験はないですか?

実は、仕事は出来る人に集中する傾向にあります。

なぜなら、仕事を頼む側は「責任を持って最後まで仕事を遂行してくれる人」に頼んだ方が効率が良く、結果として自身の成果にも繋がりやすいからです。

Qあなたが上司だとして、AさんとBさんのどちらに仕事をお願いしたいですか?

Aさん
Aさん

いつも雑用から重要な仕事までテキパキと仕事をこなす
急なお願いでもいつも快く仕事を受け入れてくれる
処理能力も高くいつも期待以上の成果を出している
分からないことは自分で調べ、処理してくれる
だけど、いつも仕事に追われており愛想が少ない

Bさん
Bさん

仕事を頼んでもいつも期限ギリギリに提出している
仕事をお願いしてもあまり快く引き受けてくれない
処理能力は低く、提出物は修正が必要なものばかり
分からないとすぐ他者を頼り、結局周りの時間を食う
だけど、愛嬌があり皆からは可愛がられている

当然、Aさんに仕事をお願いしたいですよね。

上記はあくまで誇張した例ですが、実際の職場でも良くある話です。

このように、処理能力が高い人のもとには『雑用から重要な仕事まで』集まりやすい傾向にあります。

確かに!Bさんみたいな人います!
「例を見ていてBさんがムカつく!」と思ってたけど、確かに私も今までAさんみたいになってたかも。

処理能力が高く、他者から仕事をお願いされるのは『他者から自身の能力を認められている証拠』であるため良いことです。

しかし、その一方で他者を妬んだり、見返りを強く求めたり、忙しさで心身を病むのは自身のためにはなりません。

自分じゃなくても出来る仕事は積極的に「他者に回す」か「ハッキリNOと言う」ことも必要です。
本来自分が行うべき仕事は「自分じゃなきゃ出来ない仕事」や「自身のスキルアップにつながる仕事」です。

仕事は短距離走ではなく持久走です。

もっとわがままに生きたって良いのですよ!

真面目過ぎる人は、もっと肩の力を抜いて仕事に取り組んでみましょう!

原因② 優しすぎるから

あなたは人から「優しすぎる・・・」言われたことがないですか?

そうした優しすぎる人は「利己的な人間に利用されやすい」ので注意が必要です。

Q
そもそも「優しい人」と「優しすぎる人」の違いはどこから生まれるのでしょうか?
A

優しすぎる人
☞他人から嫌われるのを恐れ、相手を甘やかしてしまう人

優しい人
☞相手のことを心から思いやり、時には相手を叱れる人

です。

他人への「優しすぎる」行動もまた利己的な行動の1つである

優しすぎる人は「相手に嫌われたり、不要な揉め事を避けたい!」という利己的な思いが隠れているため、同様に利己的な人間との利害関係が一致することで都合よく相手から使われやすくなります。

結果として「自分ばかり損をする構図を自ら作り出してしまっている!」

のです。

じゃあ、優しい人って何なの?

「本当に優しい人」とは、真に相手を思いやる強い気持ちがある人

自身の優しさは「本当に相手のためになるのか?」を考え、その答えがNOであるならば自身が嫌われようとも

ハッキリNOと断り、時には叱ることも大切です!

「どうしても頼まれてしまうと断れない…」という方は、1度「自身が助ける行為は本当に相手のためになるのか?」を考えるクセをつけましょう!

もし相手のためになる優しさならば「全力で手助けを行おう!」と割り切ることで

「自分ばかり損をしている…」
「相手から利用されてばかり…」
「なぜ自分ばかり貧乏くじを引くんだろう…」

なんて考える余地が無くなるはずです。

\\さらに詳しく知りたい方はこちらの本がオススメ//

原因③ 常に他人と比較し、損得勘定で利己的に行動しているから

理由は以下の2つ

  • そもそも他人と比較しなければ損得勘定は生まれない
  • 運の善し悪しは「認知的焦点化理論」で説明できる

からです。

そもそも他人と比較しなければ損得勘定は生まれない

そもそも他人と比較しなければ損得勘定は生まれない

損得勘定は自身の現状を他人と比較することで生じます。

なぜなら、仮に自分だけがいる世界があったと仮定すると、そこで起きた失敗や成功は単なる結果にすぎず、その結果に至った過程は単なる選択であったに過ぎないからです。

そこで、他人の存在が介入した途端

●なんで自分と同じように行動したアイツが成功してるんだ!
●アイツと比較し自分の取り分が少ない!

自己と他者を比較することで、優越感や劣等感が生じてしまうのです。

運の善し悪しは「認知的焦点化理論」で説明できる

認知的焦点化理論の図

認知的焦点化理論とは『運というものを科学的に説明するための理論』です。

この理論は、京都大学大学院工学研究科教授で社会工学者の藤井聡氏により提唱され、藤井氏はこの理論に基づいて、「運」や「デフレ」などの社会現象を心理的メカニズムや行動科学的に読み解く研究を行っています。

運の善し悪しは、人が判断を迫られた時に行う『行動と時間の配慮範囲』によって決まります。

具体的に言うと、

自分さえ良ければ良いのか?
家族のことや恋人、友達見ず知らずの他人のことまで考えられるのか?

今日さえ良ければ良いのか?
明日のこと、果ては子孫や社会の将来のことまで考えられるのか?

人があることに向き合う時に、どの程度周りのことを配慮できるか?
人の配慮範囲の広さそのものが、その人の持つ運の総量となるのです。

うーん、まだ信じられないなぁ

では、極端な例を出して、将来的にどちらが幸福になるか不幸になるか考えてみましょう!

【例】AさんとBさんは共にお金に困っている。

利己的なAさん
利己的なAさん

とにかく今、お金が欲しい!
他人はどうでもいいから自分だけが得さえできればそれでいい!

利己的なAさん
利己的なAさん

そうだ!〇〇からお金を盗んでしまえ!
明日のことはまた明日考えればいいでしょ!

利他的なBさん
利他的なBさん

自分の将来に向けて努力していこう!
社会に貢献できることがしたい!

利他的なBさん
利他的なBさん

給料は少ないけど今の能力で出来る仕事に付こう!
将来に向けて少額から投資信託を始めつつ、自身のスキルアップのために勉強を始めよう!
そして、社会への貢献度を高めていこう!

どちらが将来的に運を多く集められるか?
は簡単に想像できますよね?

上記の例は極端な話のためわかりやすいですが
実のところ、上記事例のグレーゾーンでの『行動や考え方の違いで運の善し悪しが決まっている』のです!

認知的焦点化理論の提唱者である藤井氏が言うには、

運が良い人というのは『認知する人間関係の範囲が広く、時間軸も社会の将来像にまで広がっている人である』と述べています。

一方、損をする人というのは『利己的にふるまい利益を独り占めする人が結局は得をするのではないか?』と考え行動に移すことで、人間社会に存在する互恵不能原理、暴露原理、集団淘汰原理の3つにより、損得勘定で利己的に行動する人は結局は損をしてしまうと述べています。

さらに詳しく解説!

『互恵不能原理(ごけいてきりたしゅぎ)』とは自分の損得ばかりに焦点が合っている利己主義者は『お互いさま』で成り立っている人間社会で『嫌な奴』として最終的には淘汰される原理のこと。
自分のことばかり考えている人に搾取されために、人は回避行動や攻撃行動を起こします。

『暴露原理』とは人間には利己主義者を見分ける能力がきわめて強力に備わっている原理のこと。
人間は進化の過程で、他人に騙されない人間だけが生き延びてきたことで騙そうとする悪人を見破る力が備わったと言われています。

『集団淘汰原理』とは利己主義者が支配する社会は社会ごと自滅し淘汰される原理のこと。
社会や集団において利己主義者ばかりとなった場合、自己利益のための行動しかとれないため、やがて集団は崩壊します。

利己的で短絡的な行動は、短期的な利益は得られても長い目で見ると損をしてしまうのです!

でも、私は短絡的でも無計画でもない!
こんなに人に尽くしているのに何で私だけ損をするの?

そう考えてしまう原因は次の通りです。

見返りを求めた善意は利己的な行動である

見返りを求めた善意は利己的な行動である

「自分は相手にこれだけ尽くしたのだから、相手もそれ相応に自分に尽くしてくれるだろう!」
「会社でこれだけの業績を残したのだから、それ相応のボーナスや出世が期待できるだろう!」

このように、善意に見返りを求めてしまうと

相手からの善意が戻ってこない時に苛立ちを覚える結果を招きます!

そして何より

見返りを求めた善意はかえって相手を不快にさせてしまうのです。

これは、暴露原理(人間には利己主義者を見分ける能力が高い)から説明できます。

しかし、ここで自覚してほしいのが

見返りを求めた善意は『利己的で短絡的な行動だということ』です!

なぜなら、善意で善意を集めようとする行為自体が『反応性の原理』を利用した利益の搾取であり、与えた善利をいつあなたに返すか?そもそも返すかどうか判断は相手が決めることだからです。

相手へ親切にしたり努力したからと言って、必ずしも相手からお返しが来ると考えるのはやめましょう!

え、じゃあ今までの親切や努力は無駄になる可能性があるってこと?
なんだか納得できない!

そう焦らずに!
自分だけが損をする気持ちが爆発するとどうなるのか?
次を見てみましょう!

自分だけが損をする感情がもたらす最悪のシナリオとは?

自分だけが損をする感情がもたらす最悪のシナリオとは?

スパイ行動によりヘイトを集めてしまうこと

です。

スパイト行動とは、自分が損をしてでも相手に得をさせないように仕向ける“いじわる”な行動戦略のことです。

自分が親切だと思って行った行動や努力が報われ続けないと、見返りを強く求める人は

「なんで自分ばかり損をするんだ!」
「得をする人が許せない!」

と認知に歪みが生じやすくなります。

すると、自分が多少損をしたとしても相手が得をしないようにする『スパイト行動』に移す人がいます。

結果として、自分の周りの人にいじわるをしてしまうことで、必然的に自身への『ヘイト(憎悪)=不幸』を集めてしまうのです。

じゃあ、運や幸福を集めるためにはどうしたら良いの?

幸福の集め方は以下で詳しく解説します!

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幸福を集めるたった1つの行動とは?

幸福を集めるたった1つの行動とは?

見返りを求めない善意

です。

「身近な家族、恋人、友人を大切にしたい!」
「困っているあの人の役に立ちたい!」
「地域社会や世界の役に立ちたい!」

このように

幸せを与える範囲を広げていくことで、自身の周りの幸せの輪を広げていくことが可能です!

  • 幸せを誰かに分け与えることで、自分の周りの誰かが、そのまた誰かに幸せを与える連鎖が起こる。
  • 結果として、いつか巡り巡って自身に幸運として幸せが返ってくる時が来る。

つまり、運の総量は自分の行動次第でいくらでも増やすことが出来るのです!

具体的な例として、まずは以下のリンクから画像をご覧ください。

これは、大谷翔平選手が高校生時代に立てた『マンダラチャート』(目標シート)です。

ここで注目して欲しいのが

最終目標の『ドラ1・8球団』に “運” も必要だと認知していること

です。

大谷選手は

「ゴミを拾うことは幸運を拾うこと」

とも述べており、高校時代ですでに『運の本質』を理解していたことが分かります。

運が来た時にキャッチできるよう、どんなに努力し準備していたとしても

そもそも運(チャンス)がやってこなければ幸運を掴むことすらできない

のです。

だからこそ、大きな幸運を掴むためには

見返りを求めない善意の積み重ねを行い続けることで自身の周りの幸福、そして自分自身の幸福の総量を増やし続ける必要がある

のです。

でも、それって結局は見返りを求めてない?
『見返りを求めた善意』と『真の善意』の違いが分からない。
自分が与え続ける側になったらやっぱり損だよね…

だからこそ、運を集めるのは難しいのです!
以下では、損得勘定にとらわれない運の集め方を紹介します。

与えることは損ではない!

与えることは損ではない!

仮に誰かに与えた幸せが自身に戻ってこなくても『幸せは自身の内部からも発生する』

なぜなら

人は『誰かの役に立てた』『社会貢献ができた』と自身の役割をまっとう出来た時に、幸せホルモンである『セロトニン=やすらぎ・癒しの幸福感』『オキシトシン=つながりの幸福感』『ドーパミン=やる気の幸福感』が分泌されるように出来ているからです。

想像してみてください。

仮に、今の自分が宝くじで一発当てたことで大金持ちになったと仮定しましょう。

好きな食べ物を食べ、好きな物を購入し、好きなことをして遊ぶ

最初はそんな誰もがうらやむ自由に満足する。

しかし、そんな生活を続けていくうちに『誰かのために何も貢献できていない自分が急に虚しく感じ始める』

これは仮定として説明するための造作ですが、実際に急に大金を手にした人たちが、慈善事業やボランティア、寄付などをし始めるなんて話はよく耳にする話です。

つまり

本当の幸せは、『他者貢献』でしか得られない

のです。

幸せは自身の内部からも発生するんだね!

それが「たまたま相手から自分に戻ってきたらラッキー」って感覚でいいのね!
あ、これが『運のしくみ』なのか!

そう!
だから、無理に見返りを求めようと行動しなくても良いのです!

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とは言っても、自分に余裕がなければ親切は行えない

とは言っても、自分に余裕がなければ親切は行えない

だからと言って、自分の身を粉にしてまで他人に親切にすることは『自分のためにもなりませんし、あなたを大切に思ってくれる人ならなおさらそこまでの親切は求めていません』

頑張り屋さんのあなただからこそ「どうして自分ばかり損をしてしまうんだ!」と思うほどに心身共に追い詰められてしまっているのです。

心身共に余裕を生むためには、まずは『睡眠』から見直しましょう!

快眠タイム

心の余裕を無くす原因が職場にある場合は、1度キャリアの棚卸をプロに相談するのもオススメです!

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周りを幸せにすることは自分を幸せにすること

周りを幸せにすることは自分を幸せにすること

今回紹介した『運の仕組み』を理解し、親切や善意の積み重ねを行えば『自分ばかり損している…』という感覚を手放し、幸せを集めることが可能です!

最後に、今回の内容をおさらいしましょう!

まとめ
  • 自分ばかり損していると思う原因
    ➡①優しすぎるから
    常に他人と比較し、損得勘定で利己的に行動しているから
  • 見返りを求めた善意とは?
    利己的で短絡的な行動である
  • 自分だけが損をする感情がもたらす最悪のシナリオとは?
    スパイト行動によりヘイトを集めてしまうこと
  • 幸福を集めるたった1つの行動とは?
    見返りを求めない善意
  • 与えることは損ではない!
    他者貢献により幸せホルモンが分泌される
  • とは言っても、自分に余裕がなければ親切は行えない
    睡眠の改善、ストレスの原因を取り除くことが大切
  • 周りを幸せにすることは自分を幸せにすること
    他者貢献は自身の心の充足感に繋がる
    巡り巡って戻ってきた他者からのお返しこそ、運の本質である

他者貢献こそが真の幸福へと繋がります!

周りへの小さな思いやりが、結果としてあなたの幸運につながることを願っています!

心が疲れ切っている方は、以下の記事もオススメです。

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