医療事務です。
診療報酬がよくわかりません
公費制度を分かりやすく学びたい
周りも忙しそうでなかなか質問出来ない…
このような疑問にお答えします!
- 医療事務に必要な知識はこれだ!
- 【勉強本①】医療事務業務の全体像
- 【勉強本②】診療報酬
- 【勉強本③】公費制度
- 【勉強本④】労災・自賠責
- 【勉強本⑤】レセプト業務
- 【勉強本⑥】コミュニケーション
- 【番外編1】力価計算と後発品変更ルール
- 【番外編2】医療業界の今後の動き
医療事務として現場に出たものの、覚えることが多く面を食らった方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず!
医療事務はピッキング業務、受付、入力、レセプト業務に加えて患者様のイレギュラーな対応も多く気づいたら退社時間を過ぎてる…なんてことも珍しくありません!
こなすだけの毎日が続き
なんてことになっていませんか?
みんなが通過する壁ですので安心して下さい!
ここで、努力もせずに
困った時は〇〇さんに聞けばOK!
なんて考えている方は要注意です!
優しく教えてくれる方も、内心では
と思っている方も多いです!
最初は丁寧に教えてくれていても、日にちが経つにつれて冷たくあしらわれてしまいます。
事実、私の職場内でも、仕事が出来ない医療事務が陰口を言われいるのをよく見かけます。
一方、テキストを購入して分からないことを質問しに来る医療事務は、誰だって真剣に教えたくなるもの!
知らないことだけを質問していては、断片的な知識しか身に付きませんし、分からないたびに質問する厄介者になりかねません!
そんな、知識が無い医療事務でも大丈夫!
今回厳選した医療事務にオススメ勉強本で勉強するだけで、基礎知識は完全マスターできます!
たった数千円の勉強本で学習するだけで、日々の不安からもおさらばできます!
【悩みが解決できる根拠】
◎著者自身も現役薬剤師!
◎医療事務教育も行ってます!
◎管理薬剤師&店舗責任者経験アリ!
さあ、これから紹介するとっておきの医療事務勉強本を手に入れて医療事務の仕事をサクッとマスターしましょう!
医療事務に必要な知識はこれだ!
医療事務に必要な知識やスキルは多義に渡りますが、是非自己学習しておきたいのが以下の通りです。
①~⑥については勉強本を、⑦~⑧については確認しておきたい情報を載せておきましたので是非確認しておきましょう!
医療事務業務の全体像が分かる勉強本
医療事務と言ってもクリニック、病院、薬局、ドラッグストアで業務内容や知っておきたい知識も微妙に変わってきます。
入社前に医療事務の仕事内容や魅力を知っておきたい方にオススメの勉強本です。
医療事務に興味がある方は1度読んでおくと仕事の全体像が掴めます!
診療報酬を学びたい方にオススメの勉強本
診療報酬は、保険医療機関が提供する診療行為やサービスに対する評価として、公的医療保険から支払われる報酬です。一方、調剤報酬は、薬局が医療保険制度のもとで適切に医療を提供した際に、その対価として保険者から支払われる報酬です。
診療報酬には医科診療報酬、歯科診療報酬、調剤報酬の3つがあるため、これから診療報酬を勉強する方は、勤め先が『病院・クリニック』『歯科』『薬局・ドラッグストア』のいずれで勉強する分野が異なるので注意が必要です。
- 病院・クリニック=医科診療報酬
- 歯科=歯科診療報酬
- 薬局・ドラッグストア=調剤報酬
上記をの注意点を踏まえた上で、オススメの勉強本を紹介していきます。
【病院・クリニックにお勤めの方へ】医科診療報酬のオススメ勉強本
こちらのテキストは医療事務認定試験対策にも利用される程の良本です。
医療事務の資格は国家資格ではなくすべて民間試資格のため、入社のために必須の資格ではありませんが、資格が有る無しでは入社の難易度が大きく変わります。
また、企業によっては昇級試験として診療報酬の知識を問われるところもあるため、資格を受ける受けないに限らず勉強しておいて損はありません。
問題集は知識の漏れの確認として、テキストは業務中のいざという時の索引として活躍すること間違いなしです!
他サイトでも良本として良く紹介されている本です
病院・クリニックに働く方は1冊は持っておきたい勉強本です!
【歯科にお勤めの方へ】歯科診療報酬のオススメ勉強本
歯科衛生師向けの診療報酬勉強本にはなりますが、歯科医療事務でも大変勉強になる内容です。
文字が多めで少し気合を入れて勉強することになりますが、確実に知識が身に付きますよ!
【薬局・ドラッグストアにお勤めの方へ】調剤報酬のオススメ勉強本
薬局・ドラッグストアで医療事務を行う人口は病院・クリニック・歯科に比べると多いため、今回は選りすぐりの勉強本を3冊紹介します。
《入門編》調剤報酬のオススメ勉強本はこちら
入社したての医療事務が良く持っているテキストの1つです。
A5サイズで持ち運びも便利なため、職場にも持ち運びやすい点もgoodです!
医療事務の初級の知識を学べるため、入門書としても知識の再確認としても活用できる勉強本です!
《中級編》調剤報酬のオススメ勉強本はこちら
調剤報酬について全く分からない方が読むと、そもそもquestion自体が何を言っているのか分からないことがあるかもしれません。
最初の1冊目で利用するというよりは、先ほど紹介した「ひとりで学べる 調剤報酬事務&レセプト作例集」で勉強した後の2冊目として勉強するのがオススメです。
すでに医療事務としてある程度経験がある方は、本書を1冊目として利用するのも良いでしょう!
《上級編》調剤報酬のオススメ勉強本はこちら
本書は多数の薬剤師が絶賛するほどの良本です!
Q&Aの数は200を軽く超えており、医療現場ですぐに使える知識が身に付くのが特徴です。
適正算定に向けて勉強したい方、今まで算定出来ていなかった加算を理解し店舗の売り上げに貢献したいベテラン医療事務まで幅広く活用できるテキストです!
私も2年に1度チェックしている勉強本です!
公費制度を学びたい方にオススメの勉強本
本書はチャプター1で医療保険の基礎知識を踏まえた上で、公費に絞って知識を習得できます。
法律特有の小難しい言い回しは一切使用せず、分かりやすい言葉で公費に集中して勉強できるため「公費のここが知りたかった!」がスイスイ頭に入ってきます。
分かりやすい言葉で解説しているからこそ、患者様に質問された時に分かりやすく説明できるようになります。
実際によく扱う公費の書類で解説しているため、現場で使える知識が手に入ります!
労災・自賠責を学びたい方にオススメの勉強本
値段は3000円程度と少々高めですが、労災・自賠責の内容が一通り記載されているので1冊持っているだけで安心感が違います。
分からないことがあるたびにインターネットで調べるのも良いですが、この1冊持っていれば解決できることが殆どですので、職場に索引としておいておくのも便利な一冊です。
「労災・自賠責が来たらどうしよう…」という不安からおさらばできる1冊です。
レセプト業務を学びたい方にオススメの勉強本
病院・クリニックなどの『診療所』と薬局やドラッグストアなどの『保険調剤薬局』では、報酬点数の種類がことなりますので、レセプト業務の勉強本を購入する際は注意しましょう。
また、レセプト業務においての操作は、現在電子レセプトが大半であり、紙レセプトで請求する場面は実はそう多くはありません。
そのため、職場ごとにシステムが異なる電子レセプト操作については、実地で操作を学ぶ必要があります。
だからといって、レセプトの仕組みや報酬点数の計算が出来ないと、応用が利かなくなるため、返戻(※1)が来た時に「一体何がダメだったのか?」判断がつかなくなります。
レセプトを審査した結果、記載項目の不備、不明点などが判明し、医療行為の適否について判断ができなかった等、請求内容が不適切な場合や、何かしらの疑義があった場合にレセプトが医療機関に差し戻されること)
レセプトと聞くと難しそうで嫌悪感を抱く方も多いですが、診療(または調剤)に対する報酬の合計を出す業務です。
どの報酬がどの診療行為(または調剤行為)に対して発生しているのか根拠を理解し、請求場所を理解していれば、もうレセプトで悩むことは無くなります。
これから紹介する勉強本を手に入れて、レセプトの基礎を学びましょう!
病院・クリニックに勤める方にオススメのレセプト業務勉強本
いきなり分厚いレセプト業務のテキストとは異なり、レセプト業務で必須の知識が分かりやすい言葉でギュッと詰まった1冊です。
ビギナー医療事務やこれからレセプト業務を学び始める前の医療事務に最適です!
まずは簡単な内容からレセプト業務を学んでみませんか?
こちらは診療報酬勉強本のオススメとして紹介させて頂いたテキストです。
非常にフルカラーで非常に分かりやすいので、診療報酬とまとめて学びたい方はこちらがオススメです!
歯科に勤める方にオススメのレセプト業務勉強本
こちらのテキストは事例から歯科レセプトを学べるように構成されています。
全部で400ページ以上あるため、1から勉強するには骨が折れるかもしれません。
他に分かりやすいテキストを探しましたが、歯科においてはこれ以上分かりやすいテキストは見つかりませんでした…
ビギナー向けではありませんが、現場での索引用や現場で学んだことの復習として随時確認する使い方が良さそうです。
調剤薬局に勤める方にオススメのレセプト業務勉強本
本書は、こちらのサイトの調剤報酬勉強本でもオススメさせて頂いた1冊です。
つまり、この1冊で調剤報酬からレセプト業務の基礎を学べるため、薬局やドラッグストアにお勤めの方は是非1冊持っておきたいところです。
この1冊持っていれば、自身が先輩医療事務になった時も後輩に教える際に大変役立ちます!
職場でのコミュニケーションを円滑にするオススメ本
忙しい医療現場では、端的に要点を相手に伝えて効率よく業務を行っていく力が必要です。
忙しい外来の時間帯に
「あのー、あちらの患者様が〇〇で××と言っていて…それで私が△△と伝えたら…なので私はこうだと思って□□を提案したんですが…納得されなくて…」
つまり要件は何?
と同僚や先輩を怒らせてしまいかねません。
そんな「仕事で私の言いたいことがなかなか相手に伝わらない…」とお悩みの方に、たった3時間もあれば読み切れる書籍『1分で話せ』を1読してみるのはいかがでしょうか?
ロジカルシンキングが身に付けば、仕事の業務効率も格段にアップしますよ!
あなたも「頭の使い方が良い人」にきっとなれます!
以下では、書籍の紹介は行いませんが医療事務なら知っておきたい『後発品変更ルール』と『力価計算』、そして『今後の医療業界の流れ』を分かりやすく解説したサイトを紹介します。
この機会に「後発品変更ルール」「力価計算」そして「今後の医療業界の流れ」をマスターしましょう!
【番外編1】力価計算と後発品変更ルールについて
ベテラン医療事務でも、未だに力価計算が分からなかったり後発品変更ルールが分からず、入力の度に確認してくる方も多いのがこの2点です。
薬剤師は医療事務に質問されるたびに「簡単なんだからいい加減覚えてよ…」と心では思っている項目でもあります。
ただし、後発品変更ルール内には、セレニカRのような徐放性(効果が長くなるように設計された薬剤)、先発品にあって後発品には適応(承認が下りた使用目的)が異なる場合、先発品と後発品で一包化や粉砕が出来る出来ないがあるなど『薬剤特性上変更できない場合』もあるため、疑問が生じた場合は薬剤師に確認が必須です。
後発品変更ルールは大きく分けると『一般名処方・先発品・後発品』で記載された場合の3つと『外用品の例外』の計4つのルールを覚えるだけなので、非常に簡単です。
後発品変更ルールについては、日医工から出ている『後発品変更ルール』がイラスト付きで非常に分かりやすいのでオススメです。
力価計算については、小学校低学年でも解ける公式があるため、これを機会に完全マスターしておきましょう!
力価を手計算するのはやっぱり不安という方は、力価計算電卓もあるので、下記の電卓購入を検討してみてはいかがでしょうか?
【番外編2】今後の医療業界の動きを把握しておこう!
「あくまで医療事務だし、私には医療業界の動きなんて関係ない!」
と考えていませんか?
医療業界は対物業務から対人業務へとシフトしてきており、DX化やAIの登場により医療事務の取り巻く環境も大きく変化してきています!
当然、雇用形態や仕事内容、今後の求人にも大きく影響が出る恐れがあるため、医療事務でも医療業界の動向を掴んでおくことは必須と言えるでしょう。
実際に
- 0402通知による医療事務の業務内容の拡大
- オンライン診療時のレセプトや会計業務
- 選定療養の開始
などなど、日々目まぐるしく覚えることが増えてきています。
このような業務上の変化は、国が求める医療の仕組みを理解しておくことで、ある程度の予測を付けることが可能であり「今自分に必要な知識やスキルは何か?」を先読みして行動することが出来ます。
厚生労働省からPDFにて図解とカラーで分かりやすく解説されています。
1度読んでみると勉強になりますよ!
医療事務にオススメの勉強本でスキルアップを目指そう!
今回紹介した本で勉強すれば、あなたも出来る医療事務に一歩近づけるはずです!
最後に、今回の内容をおさらいしましょう!
本を購入し勉強することは、将来の自分への投資です!
たった数千円出して勉強するだけで、確実に知識が深まりますので是非手元に書籍を置いて勉強をはじめてみましょう!
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