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治療薬ハンドブック 薬剤選択と処方のポイント
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処方するときの視点で書かれた「処方Point」と治療薬のもつ性格や特徴が書かれた「薬剤Point」を比較すれば同効薬の同じ所や違う所がすぐに確認できます。薬学管理や薬剤選択のヒントが一目でわかります。
粉砕や簡易懸濁の可否についてマルバツで表記!
さらに、粉砕できない医薬品のうち10分以内に崩壊・懸濁するものにマークを付け、処方・調剤の選択肢がひと目で分かるように工夫されてます。代替剤形も医薬品名の下に保有剤形を記載しているため、患者様にあった薬剤選択をスムーズに行えます。
その他、オーソライズドジェネリックを含むジェネリック情報もマーク一つで瞬時に見つけることが可能です。
「観察」には服薬開始後に観察すべき検査値や患者の状態を、「指導」には患者指導時に伝えるべき「副作用」や「服薬と保管時の注意点」を簡潔に記載しています。
「妊婦」の項目では催奇形性リスクを6段階で評価!
「腎機能」の項目では腎不全時、透析時の投与目安を3ランクで記載しています。
治療薬の最新動向、使用のポイントや注意点、適応外使用の情報まで臨床に役立つ情報を素早く調べる事が出来ます。
インターネット上で内容が公開されているものには(PC)マークがついているため、エビデンス確認がスムーズにおこなえます。
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辞書として使う他にも勉強本で学んだ後の+αの情報を検索する際に必須ツールです!
薬がみえる
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各論編のvol.1~3では、神経系、循環器系、代謝内分泌系、消化器系、呼吸器系などの疾患と薬を詳しく紹介しています。総論編のvol.4では、薬力学、薬物動態学、相互作用、製剤学などの基礎知識を徹底解説しています。
イラスト・図表を1,000点以上活用することで、ややこしい薬の作用機序や副作用、病気の原因や症状などが一目で分かるように工夫されています。
薬物を個々に解説で終わらず「まとめ」の表があるため、全体像を整理して覚えることが可能です。欄外には商品名を掲載しているので、臨床現場や実習中に大変便利です。
姉妹シリーズの『病気がみえる』は、病気の原因、症状、診断、治療などをイラストでわかりやすく解説した病気のテキストです。『薬がみえる』では、『病気がみえる』への細やかな参照ページの明示があるため、両方学習することで薬と病気の関係がより深く理解できます。
『medilink』アプリ専用QRコードからアクセスできる特典コンテンツ(一問一答問題、解説動画、音声コンテンツ、薬剤師国試演習など)を全ページに配置しています。これらのコンテンツは、薬の学習や国家試験対策に役立ちます。
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文字ばかりの勉強本は眠くなりますよね…。
薬が見えるシリーズはビジュアルで解説しており、知識の定着もしやすく楽しく勉強できます!
特に学びたい分野から順番に購入して勉強するのがオススメです!
保険調剤Q&A(調剤報酬点数のポイント)
●算定要件で悩むあなたに…!
●保険調剤を行う上での必須知識が満載!
保険調剤Q&Aは調剤報酬改定に伴い常に最新版が発売されます。
本書の最初の項目では、必ず改定内容が図表やイメージでまとめて解説!
次項からは調剤基本料の考え方をはじめ、調剤管理料、服薬管理料、かかりつけ薬剤師指導料、外来服薬支援料など、最新の報酬内容をわかりやすく解説しています。
本書の最大の特徴は項目ごとにQ&A形式で解説している点です。
各算定項目ごとに、現場で良く遭遇する疑問を『Q』で、「薬担規則」や「保医発」等からのエビデンスを基に『A』で分かりやすい言葉で解説!
そのため、現場で使える知識が身につきます。
また、例外規定も合わせて解説しているため、現場での応用力も身につきます!
平成16年度から令和4年度改定までの疑義解釈通知を調剤報酬の項目ごとに独自編集した「資料」が付いているのが特徴です。
各項目ごとにQ&A形式でまとめているため、知識不足を感じる項目だけを重点的に勉強することが可能です。
600gと軽くA5サイズのため現場で手軽に参照できます。
現場で「この時って、算定して良いの?」と急な疑問があった時も目次とインデックスですぐに索引できます。
調剤報酬の改定や疑義解釈の交渉などに携わっている日本薬剤師会が編集しているためエビデンスレベルが十分です。
そのため、自信を持って算定することが出来ます。
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保険調剤を行う薬剤師なら「知らなかった…」では済まされません。
もう先輩薬剤師に「これって算定して大丈夫?」という質問も無くなりますよ!
新人やブランクのある薬剤師にオススメの勉強本
- 早く現場で一人前になりたい…
- ブランクがあり現場復帰が不安…
本項目では、このような不安を抱える薬剤師に、現場ですぐに役立つ書籍を厳選紹介します。
A.即戦力です!
ある程度教育は必要だと上司も覚悟していますが、実情は「薬剤師の仕事は忙しいため、早く一人前の薬剤師として店舗を回してほしい!」と誰しもが思っています。
そのため
☞医薬品の深い知識よりも、まず頻出医薬品の基礎知識と技能の向上が求められます。
現場ですぐに使える技能と基礎知識を蓄え、即戦力として活躍しましょう!
薬局ですぐに役立つ薬剤一覧ポケットブック
●現場でよく使う知識をギュギュっと濃縮!
●ポケットの中の最強の相棒!
調剤報酬調剤、処方鑑査、服薬指導の3つのシーン別に役立つ知識を一覧表で記載しています。
例えば、「粉砕してはいけない薬」「一包化に適さない薬」「疾患併用禁忌の薬」など、現場ですぐに確認できるようにまとめています。
新人薬剤師なら皆が必ずつまずく必須知識を一目でわかりやすく解説しています。
インスリン製剤の種類と作用時間、ステロイドのランクと副作用、オピオイドの等価換算表など、薬の特徴や注意点がすぐにわかります。
文書の保管期間、保険薬局における掲示物、薬歴記載項目など、薬局管理に関する情報がまとまっているため、たまに使用する必須知識をサクッと検索するのに優れた書籍です。
B6サイズで軽く持ち運びやすいのが特徴です。
現場でよく使う知識なのに「あれ、これって何だっけ?」と悩ん、すぐにポケットから取り出して確認できる優れものです。
本書籍は人気薬剤師ブロガーのyakuzaicさんが執筆してます。
人気薬剤師ブロガーだけあり、薬剤師のニーズを大変熟知しています。
そのため「見やすい」「わかりやすい」「持ち運びやすい」の3拍子そろった現場で役立つ良本です。
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yakuzaicさんがどんなブロガーか気になる方はこちら!
ポケットに入れておけば「いざという時の最強の相棒」になります。
新人薬剤師なら1冊は持っておきたい書籍です!
服薬指導のツボ 虎の巻
●知識はあるのに服薬指導が苦手…
●服薬指導のPOINTを解説します!
疾患別に良く使われる薬剤の注意点や禁忌などのPOINTを解説!
第3版では不整脈、心房細動、心不全の3疾患を追加して、循環器疾患について服薬指導の力が付きます。
Step1「禁忌疾患の確認」⇒Step2「併用薬・飲食物・嗜好品の確認」⇒Step3「病識・薬識を持たせる」⇒Step4「注意事項 (副作用など)を説明」を順に読むと、誰でも漏れなく一連の服薬指導が出来るようになります。
明日からすぐに役立つ“言い回し”が満載です。
専門用語を使わずに、患者様でも分かりやすい言葉で言い換えた説明例を多数掲示しています。
例えば、高血圧の服薬指導では、「この薬は血管を広げて血圧を下げる薬です。血圧が下がると、めまいや立ちくらみが起こることがあります。特に朝起きたときや立ち上がったときに注意してください。めまいがするときは、ゆっくりと立ち上がるようにしてください。」というような説明例があります。
疾患の基礎知識を学んだ後、頻出薬の特徴をまとめた後に薬剤の各論に入ります。
そのため、疾患と薬剤を結び付けて学んだ上でより説得力のある服薬指導が実現できます。
イラストは、疾患の原因や症状、薬の作用や副作用などをビジュアル化しています。
例えば、花粉症のイラストでは、花粉が鼻や目に入るとどうなるか、抗ヒスタミン薬や点鼻薬がどう働くかなどが分かります。
知識はあっても、その引き出し方を知らなければ患者様に上手く伝わりません。
「服薬指導のツボ・虎の巻」では服薬指導時に必ず聞かなければならないポイントと伝え方を解説してます。
頻出する服薬指導内容をまとめているため、電子薬歴システムの文言集などにセット登録しておくと、薬歴業務の負担を軽減できますよ!
ミスよけ調剤
●調剤ミスを減らしたい方必見!
●60,000枚の処方箋から導くエラー対策を学べる良本!
薬剤師業務で良く遭遇するであろうミスを紹介しています!
本書で学習することで調剤や鑑査時に注意すべきPOINTが学べます!
本書は実際の約60,000枚もの処方箋を基にミスが起こりやすいPOINTをギュッとまとめています。
仮に実際の業務で1日60枚の処方箋(勤務日は月20日が平均)を目にする機会があったと仮定すると、約4年間で遭遇するであろうミスが学べる計算になります!
どんな時にミスが起こりやすいのかを学べるだけでなく、同じミスを繰り返さないための対策が学べます。
そのため、経験が浅い新人薬剤師にオススメの1冊です!
画像や写真を用いて起こりやすいミスを解説!
視覚的に見やすくまとめられており、より実践で使える知識が学べます!
実際の処方箋を基に「ミスがなぜ?どうして起こったのか?」を考えながら学べます。
そのため、ミスの本質を見抜く力が養い、同じミスだけでなく類似するミスを事前に察知する危機管理能力が身に付きます!
Ⅰ 総 論
1 薬局・薬剤部門内での医療安全
2 調剤の流れ
3 もし「調剤内規」がなかったら?
4 「調剤エラー」傾向と対策
Ⅱ 各 論
A 内服計数の調剤エラー対策
1 錠剤の外観類似
2 包装形態が特殊な経口剤
3 一包化におけるエラー
4 用法が特殊な製剤
5 半錠調剤
6 計数調剤で間違えやすい薬剤(散薬分包品)
7 合剤から単味剤への変更
8 経口剤の名称類似
9 漢方エキス剤の外観類似
10 1日用量と合計調剤量
B 内服計量の調剤エラー対策
11 計量調剤で間違いやすい薬剤
12 錠剤の粉砕調剤
13 複雑なプロセスの調剤
C 外用剤の調剤エラー対策
14 外用剤の外観類似
15 包装形態が特殊な外用剤
16 外用剤の名称類似
17 溶解液が付属している薬剤
18 1回用量と1日用量
19 類似薬効製剤
D 製剤特性に起因する調剤エラー対策
20 粉末化してよい薬剤,いけない薬剤
21 多成分で構成される薬剤
E 患者背景・情報に起因する調剤エラー対策
22 適応疾患の確認が必要な薬剤
23 前回処方を確認すべき薬剤
24 同種同効薬の重複投与
25 検査値を確認すべき薬剤
26 TDMが必要な薬剤
27 患者のアレルギー情報
28 クリニカルパスに連動した処方
29 薬袋やラベルシールのクロス
F 服薬指導に起因する調剤エラー対策
30 服薬指導時の説明漏れ
31 服用しづらい,1回服用量が特殊な薬剤
32 調剤時に専用資材が必要な薬剤
G その他の調剤エラー対策
33 同一ブランドの名称類似
34 薬機法または内規に基づき帳簿へ記載する薬剤
35 薬品マスタに関連したエラー
36 重複調剤
37 処方オーダー時のエラーに対する疑義照会漏れ
Ⅲ 過去,現在,そして未来へ
1 調恨記 いたらぬが故の失敗談,人には言えない調剤師の記憶
2 手書き処方箋は,リスクが満載
3 読み取る力,癖字からバーコードへ
4 調剤今昔物語
5 散剤調剤―いのちがけ
6 薬剤師と想像力
7 夢の途中
紹介した目次は一部ですが、すべて答えられますか?
答えられないと薬剤師としてマズい内容ばかりです!
患者様からよく聞かれる内容なので、本書で勉強し即戦力になりましょう!
薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100
●「この2つの薬の違いは何?」
●患者様からの比較質問は、もう怖くない!
約730点の参考文献を明記しており、医師の処方意図がわかります。
例えば、点鼻薬の『アラミスト』は目の症状にも効果的、『ナゾネックス』は全身作用が少ない、『エリザス』は刺激感が少ない、などの違いが一目でわかります!
現場で良く遭遇する疑問や悩みを100個のテーマに厳選していることで、明日から使える知識が身につきます。
頻出薬剤の内容ばかりなので服薬指導や疑義照会、処方提案にも役立ちます。
内容を薬剤師など医療従事者向けに大幅に加筆するとともに、より深い考察のためのコラムやこぼれ話を新規で300個書き下ろしています。
一見同じような薬剤でも、特徴や違いが一目でわかります。
1つのテーマを見開き2ページで解説しているため、忙しい日常業務の合間にも手軽に読むことができます。また、平易な言葉と3色刷りの画像350個を使って解説しているため、新卒の薬剤師でも無理なくPOINTを絞って勉強できます。
山本雄一郎氏(京都薬科大学教授)が推薦の言葉を寄せているほどの良本です。
本書は薬剤師の臨床能力向上に尽力しており、本書を参考にすれば、医師の処方意図が透けて見え、服薬指導に柔軟性が生まれます。
降圧薬・循環器系薬
- 「ARB」と「ACE 阻害薬」,同じ降圧薬の違いは?〜作用と効果,適応症,副作用
- 『ブロプレス』と『ニューロタン』,同じARB の違いは?〜適応症と降圧効果
- 『タナトリル』・『レニベース』・『コバシル』,同じACE阻害薬の違いは?〜適応症とトラフ・ピーク比
- 『アムロジン』・『ワソラン』・『ヘルベッサー』,同じCa拮抗薬の違いは?〜血管と心臓に対する作用,Ca拮抗薬の3つの系統
- 『セララ』と『アルダクトンA』,同じアルドステロン拮抗薬の違いは?〜女性化乳房の副作用とアルドステロン・ブレイクスルー
- 『メインテート』と『アーチスト』,同じβ遮断薬の違いは?〜β1選択性とα遮断作用,β遮断薬の3つの系統
利尿薬
- 『ラシックス』と『フルイトラン』,同じ利尿薬の違いは?〜「ループ利尿薬」と「サイアザイド系」の強さと使い分け
- 『ラシックス』・『ダイアート』・『ルプラック』,同じループ利尿薬の違いは?〜作用の強さと長さ,低K血症の副作用
糖尿病治療薬
- 『アマリール』・『グリミクロン』・『オイグルコン』,同じSU類の違いは?〜付加効果と血糖降下作用の強さ
- 『ザファテック』と『マリゼブ』,同じ週1 回のDPP-4 阻害薬の違いは?〜効果の比較と腎障害への対応
- 『ノボラピッド』と『トレシーバ』,同じインスリン製剤の違いは?〜インスリンの基礎分泌と追加分泌
- 『ランタス』・『レベミル』・『トレシーバ』,同じ持効型インスリン製剤の違いは?〜値段,注射回数・時間とデバイス
脂質異常症治療薬
- 『クレストール』と『メバロチン』,同じHMG-CoA還元酵素阻害薬の違いは?〜スタチンの強さと夕食後服用
- 『クレストール』・『リピトール』・『リバロ』,同じストロング・スタチンの違いは?〜治療効果と相互作用
- 『パルモディア』と『リピディル』,同じフィブラート系薬の違いは?〜副作用とCYPの相互作用,スタチンとの併用
- 『ロトリガ』と『エパデール』,同じEPA 製剤の違いは?〜EPA/DHAの含有量と効果の比較,日本人のエビデンス
抗血栓薬(抗凝固薬・抗血小板薬)
- 『ワーファリン』と『バイアスピリン』,同じ血液をサラサラにする薬の違いは?〜抗凝固薬と抗血小板薬
- 新薬があっても,古い『ワーファリン』が使われているのはなぜ?〜直接経口抗凝固薬(DOAC)と『ワーファリン』,それぞれの利点
- 『プラビックス』と『パナルジン』,新旧の抗血小板薬の違いは?〜2回の「緊急安全性情報」と副作用を減らす改良
- 『エフィエント』と『プラビックス』,新旧の抗血小板薬の違いは?〜CYP2C19の個人差が与える治療への影響
- 『ブリリンタ』と『プラビックス』,同じ抗血小板薬の違いは?〜抗血小板薬の可逆阻害・非可逆阻害と休薬期間
他、上記を含め100項目アリ!
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答えられないと薬剤師としてマズい内容ばかりです!
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できる薬剤師とよばれるために 上手に使いたい薬学ナレッジ101
●現場のトラブルの解決策を学びたい人必見!
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本書は現場で良く遭遇する101個の疑問にQ&A形式で解説!
調剤、処方鑑査、服薬指導などの現場で役立つ事柄を、一覧表や図表でわかりやすく学習できます。
本書は大学で学んだ基礎的内容を気軽に学び直しながら、基礎知識を臨床現場に活用できるようにまとめています。
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各Q&Aには、薬物動態学や薬物代謝などの基礎知識との関連性を示す「基礎とつなげる」の欄があり、理論と実践のつながりを深めることができます。
薬局薬剤師に対して実施した「臨床で困ったこと」についてのアンケート調査に基づいて作成された実践的な内容です。
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「素早く回答するための添付文書の読み方は?」「RMPの上手な使い方は?」「一包化の際に注意すべきことは?」「小児と成人で代謝酵素が違うものはある?」のような現場で遭遇する解決方法を学ぶことができます。
第Ⅰ章 医薬品の適正使用を進めるための情報ツール
Q 1素早く回答するための添付文書の読み方は?
Q 2副作用はどの程度まで説明する?
Q 3重篤な副作用の症状はどのように説明する?
Q 4RMPの上手な使い方は?
Q 5PMDAの審査報告書を具体的に活用するには?
Q 6禁忌でも使用することはある?
Q 7適応外でも使用可能なことはある?
Q 8腎排泄型と肝代謝型はどのように判断する?
第Ⅱ章 各種医薬品製剤の適正使用
Q 9医薬品の有効期間は、どのようにして決められている?
Q 10CYPを介した相互作用の程度はどのように判断する?
Q 11後発医薬品を選ぶときは何を比較したらよい?
Q 12薬の飲み忘れに気づいたときは、どのように対応する?
Q 13服用後、嘔吐した場合の対応は?
Q 14経口製剤の吸湿はなぜ起きる?
Q 15錠剤の変色はなぜ起きる? 変色しても服用できる?
Q 16一包化の際に注意すべきことは?
Q 17OD錠と舌下錠の違いは?
Q 18OD錠にできない薬もある?
Q 19苦味を生じる薬物は化学構造式からわかる?
Q 20苦味を生じる薬物を飲みやすくするには?
Q 21経口抗がん薬の粉砕や脱カプセル時は、どのように薬物被曝を防御する?
Q 22全身作用型テープ剤を繰り返し貼付すると作用は増強する?
Q 23全身作用型テープ剤が剥がれたときはどうする?
Q 24全身作用型テープ剤の貼付で注意すべきことは?
Q 25経口剤ではなく全身作用型テープ剤を選択したほうがよい場合とは?
Q 26局所作用型と全身作用型のテープ剤とで構造上の違いはある?
Q 27強い作用で注目のロコアテープ、その理由と期待される用途は?
Q 28軟膏剤やクリーム剤の塗布方法や順番は?
Q 29軟膏剤とクリーム剤の具体的な使い分けは?
Q 30軟膏剤とクリーム剤は混ぜてもよい?
Q 31インスリン製剤に超速効型から持効型まで揃えられているのはなぜ? 製剤学的工夫とは?
Q 32インスリンは注射部位によって効き方に違いはある?
Q 33注射剤の配合変化は、どのように予測する?
Q 34TPNの無菌性、安定性を保持するには?
Q 35水溶性基剤と油脂性基剤の坐剤で挿入順序はある?
Q 36坐剤挿入後、すぐに出てしまったときはどうする?
Q 37点眼剤の使用順序の決め方は?
Q 38点眼剤でも全身的な作用はある?
Q 39眼内移行しやすい薬物は、どのような構造? 物性?
Q 40吸入剤の使用順序に決まりはある?
Q 41SABAの使用で注意すべきことは?
Q 42粉末吸入剤とソフトミスト吸入剤の使用法の違いは?
Q 43経鼻吸収製剤に適用できる医薬品は?
第Ⅲ章 配慮を要する患者における医薬品の適正使用
Q 44高齢者の薬の服用で注意すべきことは?
Q 45服薬補助ゼリーを用いる際に注意すべきことは?
Q 46簡易懸濁する際に注意すべきことは?
Q 47粉砕できない薬剤はどのようなもの?
Q 48小児薬用量はどのように決める?
Q 49小児と成人で代謝酵素が違うものはある?
Q 50eGFRとCCrの違いとは?
Q 51腎機能低下時の投与設計の考え方は?
Q 52薬剤による腎機能低下の発現機序とは?
Q 53腎機能低下患者に使える痛み止めは?
Q 54肝機能低下患者の投与設計の考え方は?
Q 55肝機能低下患者で避けるべき薬剤とは?
Q 56薬物の胎盤通過性はどのように予測する?
Q 57薬物の母乳移行性はどのように予測する?
Q 58薬剤の催奇形性はどのように予測する?
Q 59更年期障害時に注意すべき薬剤は?
Q 60術前・口腔内治療前の休薬の考え方とは?
Q 61認知機能低下のため過量服用した場合の危険度はどのように判断する?
第Ⅳ章 薬効別 医薬品の適正使用
Q 62薬を減らしたがっている患者への対応は?
Q 63睡眠薬を長期服用している患者で確認することは?
Q 64ベンゾジアゼピン受容体作動薬の減薬の進め方は?
Q 65睡眠薬と併用すると催眠作用の発現に影響する可能性がある薬とは? その原因は?
Q 66頓服の処方における服薬間隔はどのように設定する?
Q 67発熱していれば抗菌薬は必要?
Q 68耐性菌が生じないようにするためには?
Q 69抗がん薬の副作用の説明で、欠かせない注意点は?
Q 70骨髄抑制を起こす抗がん薬の場合、どのような説明をすべき?
Q 71抗がん薬による間質性肺炎の症状は感冒症状と区別できる?
Q 72医療用麻薬の説明で欠かせない注意点は?
Q 73消毒薬はどのように選ぶ?
Q 74地域の健康、衛生環境の維持・改善を担う薬局および薬剤師として、 災害の発生に備えて、平時から行うべき感染症対策は?
Q 75繁用されている下剤の特徴と使い分けは?
Q 76酸化マグネシウムの投与時に注意すべき薬物間相互作用とは?
Q 77漢方処方の考え方とは?
Q 78服用時の水の温度は薬効に影響する?
Q 79エキス剤と煎剤の違いとは?
Q 80漢方製剤で注意すべき飲み合わせは?
第Ⅴ章 飲食物・健康食品、併用医薬品との相互作用を考慮した適正使用
Q 81経口投与した薬物の溶解速度は、血中濃度にどのような影響を与える?
Q 82薬を水以外の飲料で服用した場合、どのような影響がある? 特に飲料のpHの影響は?
Q 83薬を服用するときに飲む適切な水の量と温度の影響は? ガス入りの水は薬の吸収に影響する?
Q 84アルコールと一緒に薬を飲むとどうなる? -薬物動態学(pharmacokinetics:PK)的相互作用の観点から-
Q 85アルコールと一緒に薬を飲むとどうなる? -薬力学(pharmacodynamics:PD)的相互作用の観点から-
Q 86苦い薬をお茶で飲むと苦くない?
Q 87消化管吸収(消化管での代謝を含む)が食事によって影響を受ける薬物の 化学構造あるいは物性に特徴はある?
Q 88免疫抑制剤のシクロスポリンとタクロリムスとでは、消化管吸収に及ぼす食事の影響が異なる?
Q 89バナナジュースと薬の飲み合わせで注意すべきことは?
Q 90フルーツジュースと薬の飲み合わせで注意すべきことは?
Q 91グレープフルーツジュースの薬効への影響は薬の構造と関係する?
Q 92投与間隔を空ければ相互作用は回避できる? どのくらい時間を空ければよい?
Q 93栄養素が薬理作用をもち、薬の作用に影響を与えることはある?
Q 94健康食品の摂取は医薬品の作用に影響する?
Q 95サプリメントを多種類服用してもよい?
Q 96乳酸菌と抗菌薬は一緒に服用できる?
Q 97ダイエット、ケトン体ダイエット、人工甘味料は薬効に影響する?
Q 98AGEs、各種ビタミン、ポリフェノールの体内での化学反応とは?
Q 99ある抗アレルギー薬で副作用を発現する患者に対して、 化学構造を基本として対処できる?
Q 100化学構造を用いて比較すると薬物間相互作用や副作用発現を回避できる?
総合課題 Q101 新型コロナウイルス感染症
Q 101-1新型コロナウイルス感染症治療薬の発見に向けた創薬戦略とは?
Q 101-2新型コロナウイルスに対するワクチンの特徴は?
Q 101-3新型コロナウイルスのエアロゾル感染とは?
大学で学んだ知識を100%活用できてますか?
知識ばかり蓄えても、臨床現場で使えなければ意味がありません。
そんな困った事態に遭遇した時に、解決策を授けてくれる1冊です!
薬局で使える実践薬学
●薬の知識、仕事に活かせてますか?
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本書の最大の特徴は、各項目ごとに現場で良く遭遇する疑問に対し『自身も一従業員になり一緒に悩みの解決策を探す』ような疑似体験できる点です。
そのため、一人で黙々と勉強する参考書とは異なり、読者は登場人物に共感したり、笑ったり、感動したりしながら、薬学の楽しさや奥深さを感じることができます。
薬物動態や薬理学は“覚えるもの”ではありません。
難しい薬物動態や薬理学を臨床現場に活かすノウハウが多数学べます。
本の内容は、ひのくにノ薬局で月1回開かれる勉強会の様子を再現したものです。
若手薬剤師のケンシロウとあゆみさん、そしてユウさんと一緒に日々遭遇する『薬のギモン』に対して「なぜだろう?」と討論しながら話が展開することで、知識が深まるだけでなく”薬剤師に必要な論理的思考力”も身に付きます。
本のテーマは、睡眠薬、抗不整脈薬、PPI、NSAIDs、ARB、血糖降下薬など、薬局でよく遭遇する薬の種類や分類に沿って展開されます。各章では、薬の作用機序や薬物動態、相互作用、副作用、服薬指導のポイントなどを具体的な事例や問題を通して学べます。
「薬学は覚えることが多くて大変…」といつの間にか暗記に頼った勉強法をしていませんか?
本書は「半減期が24時間のユーロジンを毎日服用すると定常状態に達するのに、なぜ日中は眠くならないの?」といった、薬学のなぜ?どうして?といった探求心が心をくすぐり、1項目を終わったころには薬理学や薬物動態の深い知識が面白く得られます!
現場の「なぜ?」「どうして?」が深く楽しく学べます。
物語を読むようにスイスイ学習できるため、通勤時間や寝る前の学習に最適です!
薬学の楽しさを再認識する旅に出かけませんか?
誰も教えてくれなかった実践薬歴
●薬歴を見れば「仕事の質」がわかる!
●“ソクラテス”こと山本雄一郎が贈る1冊!
SOAP形式の薬歴がうまく書けない理由や、薬歴を通して患者を理解するためのツールとしての使い方などが学べます。
「よくある症例やDo処方で薬歴に書くことが無い…」と悩んでいませんか?
本書を読めば、患者情報や薬剤師の考え方によって服薬指導をどのように変化させ薬歴に反映させるか?を学べます。
添付文書や文献、診療ガイドラインの内容をどのように薬歴に落とし込み、薬学管理につなげるのかもあわせて紹介しています。
適切な服薬指導から薬歴へ落とし込む方法を学べます。
単に良くある事例を覚える勉強本とは異なり、自分でプロブレム(患者様の問題点)に気が付く方法と薬歴を通した薬学管理方法が学べるため『真の薬歴の書き方』がわかります!
著者は、大学病院や地域医療連携センターなどで薬歴を書いている薬剤師です。
そのため、本書は現場の深いニーズに応える内容になっています。
薬歴は薬剤師の仕事の質を証明する唯一の記録です。
あなたの持てる知識を存分に薬歴に落としこむ術を手に入れましょう!
管理薬剤師なら必見!調剤報酬や薬機法が学べる勉強本
- 管理薬剤師にオススメの書籍は?
- 調剤報酬や薬機法を理解したい!
- 管理者としてルールを学びたい!
このような、調剤報酬や薬機法上の悩みにお答えできる書籍を紹介していきます。
通常の薬剤師であれば、先ほど『新人薬剤師やブランクのある薬剤師にオススメ勉強本』で解説した「保険調剤Q&A (調剤報酬点数のポイント)」があれば十分ですが、管理薬剤師となるとレセプト請求業務や薬機法・薬単担則店舗管理も行う必要が出てくるため、+αの知識が必要となります。
レセプト業務を医事スタッフに任せっきりにしてませんか?
いざという時に頼りになれれば、医事スタッフからの信頼も高まりますよ!
調剤報酬点数表の解釈
●調剤報酬関連の辞書と言えばこちら!
●調剤報酬の算定・請求に必要な情報を網羅!
調剤報酬の基本的な仕組みから、各種加算や減算の条件、疑義解釈の例など1冊で幅広くカバーしています。
調剤報酬の算定・請求に必要な情報を、実務上活用しやすいよう編集し、法令上の根拠とともに示しています。
2年ごとに大幅に改定される調剤報酬に対応して、最新版が発行されます。現在は令和4年度版が適用されていますが、次の大幅改定は令和6年6月の施行が予定されていますので、最新版に切り替えることで最新情報が常に手に入ります。
調剤報酬の算定に関するQ&Aやチェックリストなど、実践的なツールも提供しています。
厚生労働省や社会保険診療報酬支払基金から発行される、調剤報酬の算定に関する質問と回答の集まりです。調剤報酬の算定における疑問や不明点を解消するのに役立ちます。
日本薬剤師会のホームページやメールマガジンなどで、調剤報酬の改定や疑義解釈の変更などのお知らせを受け取ることができます。
こちらは読み込む必要はないですが、いざ分からなくなった場合に辞書替わりに使用するのがオススメです。
店舗に1冊は必ず必要なので、無い場合は早めに揃えましょう!
調剤報酬請求事務 基礎知識とレセプト作成
●薬剤師なら知らなきゃマズイ!
●基礎知識から実践までを充実掲載!
イラストや表、図解により視覚的にも大変理解しやすいのが特徴です。
コンパクトなので持ち歩きにも最適です。
調剤報酬算定方法についてすっきりまとめた第I部と、レセプトの作成練習ができる第II部で構成されています。濃淡を変えたインデックスにより素早く参照できます。
第I部では、調剤事務に関わる医療保険制度・保険薬局のしくみ・公費負担医療制度をはじめ、医薬品に関する分類や作用・用語など必須となる基礎知識が満載です。項目ごとに25~72問の〇×式練習問題を掲載しており、すばやく要点確認ができます。
第II部では、処方箋例と巻末の薬価基準抜粋資料を使用した実践的な練習が可能です。点数の出し方について順を追った丁寧な解説を読み進めるだけで、初めてでもスイスイわかります。
初学者の基礎理解に、初心者の基礎確認に、最適な一冊です。
4月改定基準・10月改定新設加算掲載で、最新の情報に対応しています。
医事スタッフ向けの書籍のため、薬剤師には当たり前に知っている内容も多いです。
しかし、逆を言えば「薬剤師として知らなきゃマズイ内容ばかり」なので、これを機に基礎知識の確認テストと考え勉強し直してはいかがでしょうか?
医療事務の現場で役に立つ 公費説明のポイント
●公費処方箋が来るとドキドキする方必見!
●もう公費は怖くない!
公費の種類や特徴、対象者や条件、自己負担額や上限額など、公費に関する基本的な知識が網羅されています。
例えば、21・54からマル長はもちろん、自己負担上限額管理票の書き方まで丁寧に解説しています。
公費の説明に役立つ指定難病一覧や公費の種類別チェックリスト等の資料が付いており、これらの資料を使えば、公費の適用や申請の際に必要な書類や手続きを素早く確認できます。
受給者証や自己負担上限額管理票の見方や記入例、生活保護や障害者医療などの公費を受けている方の受診の流れや注意点、公費のレセプトの作成方法やチェックポイントなどを具体的に紹介しています。
各章の最後に練習問題を解くことで、公費の理解度をチェックできます。また、正解と解説も付いているので、間違えたところやわからなかったところを復習できます。
この本は、B5判で138ページとコンパクトなサイズなので、持ち運びやすく、いつでもどこでも学習できます。また、カラーで見やすく、図や表も多く使われているので、視覚的にも理解しやすいです。
公費はなんか苦手…と思いこんでいませんか?
2000円以下で購入できますし、この機会に公費を完全マスターしましょう!
保険薬局Q&A (薬局・薬剤師業務のポイント)
●薬局長、管理薬剤師なら必読!
●薬局運営全体に関するQ&A本の決定版!
処方箋受付、疑義照会、麻薬の取り扱い、後発医薬品や訪問薬剤管理指導など、薬局業務を行ううえで知っておかなければならないポイントを145項目にわたってQ&Aにまとめています。日々の業務で生じる「なぜ?」「どうして?」を本書で解消できます。
令和4年改訂では「オンライン服薬指導」や「新型コロナウイルス感染症に関する対応」など、時事的な話題にも触れています。また、事務スタッフの教育や薬学生の実習受け入れ時にも役立つ知識が満載です。
単にルールを解説する勉強本とは異なり、日ごろギモンに思うであろうルールをQ&Aの実例形式でまとめているため実践力が身に付きます。
2色刷りで見やすく、図や表も多く使われているので注意すべきポイントがひと目でわかります。
そのため、忙しい業務の合間にも知りたい項目がすぐに確認できます。
この本は、A5判で336ページとコンパクトなサイズなので、持ち運びやすく、いつでもどこでも学習できます。
また、カバーには索引がついているので、目的の項目を探しやすいです。
この本は、日本薬剤師会が監修し、じほうが編集しているので、信頼性と正確性が高いです。また、著者は現役の薬剤師や薬局経営者など、実務に精通した方々なので、実践的な内容になっています。
薬局長や管理薬剤師なら知っておかなければならない内容ばかりです。
将来管理職を目指す方も、今から勉強しておいて損はないですよ!
服薬指導に役立つ勉強本
- 服薬指導時のPOINTを知りたい
- 分かりやすく伝える力を付けたい
本項目では、このような服薬指導の悩みを解決できる勉強本を紹介します。
いくら薬学の知識を持っていても、上手く相手に伝わらないければ宝の持ち腐れです。
これから紹介する書籍で勉強することで”わかりやすく伝える力”を手に入れましょう!
服薬指導のツボ 虎の巻
●知識はあるのに上手く説明できない…
●疾患ごとにお悩みを解決します!
疾患別に良く使われる薬剤の注意点や禁忌などのPOINTを解説!
第3版では不整脈、心房細動、心不全の3疾患を追加して、循環器疾患について服薬指導の力が付きます。
Step1「禁忌疾患の確認」⇒Step2「併用薬・飲食物・嗜好品の確認」⇒Step3「病識・薬識を持たせる」⇒Step4「注意事項 (副作用など)を説明」を順に読むと、誰でも漏れなく一連の服薬指導が出来るようになります。
明日からすぐに役立つ“言い回し”が満載です。
専門用語を使わずに、患者様でも分かりやすい言葉で言い換えた説明例を多数掲示しています。
例えば、高血圧の服薬指導では、「この薬は血管を広げて血圧を下げる薬です。血圧が下がると、めまいや立ちくらみが起こることがあります。特に朝起きたときや立ち上がったときに注意してください。めまいがするときは、ゆっくりと立ち上がるようにしてください。」というような説明例があります。
疾患の基礎知識を学んだ後、頻出薬の特徴をまとめた後に薬剤の各論に入ります。
そのため、疾患と薬剤を結び付けて学んだ上でより説得力のある服薬指導が実現できます。
イラストは、疾患の原因や症状、薬の作用や副作用などをビジュアル化しています。
例えば、花粉症のイラストでは、花粉が鼻や目に入るとどうなるか、抗ヒスタミン薬や点鼻薬がどう働くかなどが分かります。
本ページの新人薬剤師にオススメの書籍としてもすでに紹介させて頂いた内容ですが、服薬指導としてそのまま活用できる程の良本です。
服薬指導勉強本を1冊に絞って買うなら、この1冊がオススメです!
服薬指導コンパクトブック
●投薬前に服薬指導のPOINTを確認したい…
●そんな新人薬剤師の願いを叶えます!
実際によく処方される代表的な医薬品において、「ここが重要」という基本的な項目にしぼって整理し、疾患別に解説を加えています。
そのため、服薬指導前にPOINTをサッと確認するのに大変便利です。
コンパクトなのでいつでも参照して調べることができます。
また、カラーで見やすく、目次や索引も充実しています。
重大な副作用や主な相互作用など、効果的かつ安全な薬物治療に必要な医薬品情報がこの一冊にギュッと詰まっています。
こちらの書籍は第2版として改訂されています。
最新の医薬品情報や指導のポイントが改定により随時更新されています。
新たに抗がん剤や生物学的製剤などの領域も追加されていますので、総合領域で働く薬剤師に重宝されます。
実際の服薬指導の現場で役立つノウハウやコツが盛り込まれています。
新人薬剤師、調剤経験が浅い薬剤師、実務実習を受ける薬学生の方々に最適です。
現場で実際に持ち運びたい方には、こちらのコンパクト性に富んだ「服薬指導コンパクトブック」が最適です!
指導POINTをサクッと確認してから投薬を行うことでより実践的な力が身につきます!
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
●「結局、あなたは何が言いたいの?」
●”相手を動かす話術”が身につきます!
この本は、プレゼンの目的を「相手を動かす」ということにフォーカスしています。
相手に理解してもらうだけではなく、行動に移してもらうための話し方のコツを教えてくれます。
結論と根拠の「3段ピラミッド」というシンプルな構成法を提案により、構成法を意識しながら話すだけで誰でも分かりやすい会話が出来るようになります。
この本は、左脳と右脳の両方に働きかける伝え方のテクニックを紹介しています。
左脳には論理的な根拠や事実を伝え、右脳にはイメージや感情を刺激することで、相手の心を動かします。
薬剤師の仕事は忙しいもの…。チームで円滑に仕事を行う上でコミュニケーション力は重要です。
端的に相手に伝える力を身に付けることで仕事を円滑に進めることが可能です。
この本は、著者が孫正義さんに認められたプレゼンのプロであることもおすすめのポイントです。
著者の豊富な経験と実績に基づいた内容なので、信頼性が高く、効果が期待できます。
試し読みをしたい方はこちら!
服薬指導は知識を伝えるだけではNGです。
なぜなら、服薬指導の本当のゴールは『相手を動かすこと』つまり『医薬品の適正使用とアドヒアランス向上、そして有害事象発現時の適切な対応を患者自身が行えるようにすること』だからです。
その力が、本書『1分で話せ』で手に入りますよ!
疾患別・診療科別に薬の知識を深める勉強本
これから紹介する書籍は、各分野ごとに詳しく解説した勉強本となります。
項目ごとに1冊ずつ購入し勉強すると骨が折れますので
- 苦手分野を重点的に勉強したい!
- 主応需の診療科を勉強したい!
という方向けにオススメの書籍を紹介していきます。
総合門前薬局の場合は、一冊ですべての項目がまとめて勉強できるジェネラルな書籍を購入してから、苦手分野を勉強するのがオススメですよ!
小児科領域
子供に関わる事なので、親御さんの不安は大きいもの。
必然的に親御さんからの細かな質問も多いため、とりわけ小児は神経を使う診療科でもあります。
そのため、小児科に苦手意識を持つ薬剤師も多いのが実情です。
そのような小児科で悩む薬剤師を強力にサポートできる書籍を紹介します
極める! 小児の服薬指導
●もう、小児科は怖くない!
●親に寄り添える薬剤師は服薬指導から!
実臨床を経験した小児薬物治療認定薬剤師の視点から、小児の服薬指導のポイントをわかりやすく解説しています。
小児の服薬指導に自信がない方や、小児の処方箋を受け取ることが少ない方にも参考になる内容です。
小児の服薬指導の基礎知識から、年齢に合わせた飲ませ方、剤形ごとの使い方指導、薬剤ごとの服薬指導、小児の副作用、妊婦・授乳婦の相談対応など、幅広いテーマをカバーしています。
小児の服薬指導に関する疑問や悩みに、答えを見つけることができます。
保護者をサポートする【患者指導箋】を厳選収録! 患者様に帰宅後でも確認できる服薬指導の補助ツールとして重宝します。 本書の購入者は、ウェブサイトでPDFをダウンロードできます。
小児の体重別薬用量計算の方法や、小児の剤形別の飲ませ方のイラストなどがあります。
これらの図表や写真は、小児の服薬指導の理解を深めるだけでなく、保護者にも分かりやすく説明するのに利用できます。
小児の服薬指導の実例やQ&Aを豊富に紹介しています。
例えば、薬が苦くて飲めない子どもにどう対応するか、内服薬を吐き出したらどうするか、市販薬の使い方についてどう説明するかなど、薬局でよくあるシーンについて具体的な指導方法を示しています。
これらの実例やQ&Aは、小児の服薬指導のスキルアップに大変役立ちます。
小児科の勉強を始めて行う方や1冊は小児科の勉強本が欲しい方に、自信を持ってオススメできる1冊です!
精神科領域
精神科領域はどこまで患者様と寄り添えるかが大きなPOINTとなります。
また、同効果の作用機序も複雑であり、患者様自身とどう向き合っていけば良いのか悩みますよね。
そのような薬剤師のために、精神科の勉強のスタート本を紹介します。
ゆるりとはじめる精神科の1冊目 病気がわかる くすりがわかる
●精神科の服薬指導に悩む方へ!
●精神科領域の入門書なら、まずこの本!
精神疾患の症状や、向精神薬の使いどころ、副作用・相互作用など、押さえておきたい知識をわかりやすく解説しています。精神科の薬についての基礎から応用までをカバーしており、初心者から中級者に最適の1冊です。
患者様とのよくあるケースを小説風に描いた「ものがたり編」を収録しています。現場で出会う可能性のあるシチュエーションをリアルに描写しているので、患者様との接し方や話の聞き出し方など、明日から使える知識と技能が身につきます!
見返しに向精神薬の等価換算の仕方と表を掲載しています。向精神薬の処方を見るときに便利なツールとなります。
精神科の薬に関する最新の情報を反映しています。2021年に発売された新薬や、2020年に改訂された精神科診療ガイドラインなどについても触れています。
本書は、精神科の薬に対する興味や関心を高めることができます。
精神科の薬は難しいと思われがちですが、本書を読めば精神科の薬の面白さや奥深さに気づくことができます。
精神系の薬はこの1冊から勉強を始めてみましょう!
興味を持ったり苦手だと思った疾患は疾患別の書籍もあるので、総論はこちらの書籍で勉強してみましょう!
がん領域
がん領域は日進月歩で治療法が新しくなる難しい分野なので、厳選して3冊紹介します。
紹介する書籍順に勉強を進めることで効率良くがん治療の学習が出来ますよ!
がんがみえる
●がん治療もフルカラーとイメージ写真で解説!
●がんの勉強のスタートはこの書籍で決まり!
がんとは何か、がんの生物学、がんの分類と分子標的、がんの遺伝子診断など、がんの基礎について、豊富なイラストや写真でわかりやすく解説しています。がんの診断・治療を理解する上で欠かせない内容を、視覚的に学ぶことができます。
肺がん、胃がん、大腸がんなど、各臓器のがんについて、病態、診断、治療の要点をまとめて解説しています。
これ1冊で、全身のがんを横断的に学ぶことができます。各がんの特徴や治療法の違いを比較しながら、がんの多様性や進歩を理解できます。
これまでの臓器別『病気がみえる』では解説が難しかった、腫瘍病理、放射線療法、薬物療法といった総論的内容もしっかり解説しています。
病理学、放射線医学、薬理学といった、低学年で履修する科目のテキストとしてもお役立ていただけます。
また、がんのリハビリテーション、緩和ケア、臨床試験、療養を支える制度、予防についても解説しており、職種を問わず、がんに関わる全ての方におすすめです。
本書のイラスト・写真は、『病気がみえる』シリーズのイラストレーターである医療情報科学研究所のスタッフが手がけています。
カラフルでクリアな画像で、がんの病変や治療の効果を視覚的に表現しています。
また、実際の病理標本や画像診断の写真も多数掲載されており、臨床現場で見ることのできるがんの姿を学ぶことができます。
がんの分子標的や免疫療法など、最新のがん診療に関する情報を盛り込んでいます。
また、がんの診断・治療のガイドラインやエビデンスに基づいて、がんの最適な対応を解説しているため、がん診療の最前線に触れることができます。
ビジュアルで分かりやすく解説しているため、入門書として最適な1冊です。
内容は薄いので本書で学習した後は下記で紹介する書籍で勉強するのがオススメですよ!
がん専門・認定薬剤師のための がん必須ポイント
●がん専門・認定薬剤師を目指す方に!
●化学療法の知識をマスターしたい方に!
がんの診断・治療を理解する上で欠かせない「がんの発生メカニズム・分子標的・免疫療法・疫学、病態、手術、放射線療法、薬物療法、有害事象、支持療法」などの内容を、最新の研究やガイドラインに基づいて学ぶことができます。
各がん種の特徴や治療法の違いを比較しながら、がんの多様性や進歩を理解できるように構成されています。
がん種の特徴を理解することで治療の選択肢が見えてきます!
本書はがん専門薬剤師が執筆しているため、より実践的な臨床現場で役立つ情報がたっぷり集積されています。
抗がん薬の副作用と対策、緩和医療、がん薬物療法にかかわる薬剤業務と患者支援などの必要な項目が「ポイント⇒内容⇒まとめ」の順で体系的にまとめて記載されています。
各項目の最後に“チェックポイント”を一覧にまとめているので、重要事項をすばやく確認でき、学習効率が上がります。
付録には国内で使用されている154成分の薬剤シートを掲載しており、臨床実務における活用性も充実しています。
日進月歩で進むがん治療に対し、本書は定期的に改訂することで、がんの分子標的や免疫療法などの最新のがん診療に関する情報が盛り込まれています。
がんの診断・治療のガイドラインやエビデンスに基づいて、がんの最適な対応を学ぶことが出来ます。
がん専門・認定薬剤師を目指す方の最初の1冊としてオススメです。
各レジメンについての内容については薄いので、本書を学習した後にレジメンの各論を学習しておきましょう!
がん化学療法レジメンハンドブック 治療現場で活かせる知識・注意点から服薬指導・副作用対策まで
●レジメンごとに必須の情報が一目でわかる!
●がん治療レジメン勉強本の決定版!
レジメンごとに投与スケジュール、支持療法、奏効率、副作用対策、服薬指導、減量・休薬基準などを一目でわかるようにまとめています。
そのため、レジメンから索引して各種POINTを確認する使い方ができるため大変便利です。
第7版では、なんと全234レジメンを掲載しています!
新薬や新しい組み合わせ療法など、最新のがん化学療法に対応しています。
各レジメンの詳細な説明のほかに、調製時の注意点、HBV再活性化の対策、抗がん剤一覧表、体表面積換算表などの付録も掲載しています。
日本臨床腫瘍薬学会の監修と、遠藤一司、加藤裕芳、松井礼子の編集によって作られています。
がん化学療法の専門家による質の高い情報がギュッと濃縮されています。
B6変型判で1000ページを超える分厚い本ですが、電子書籍版もあります。
電子書籍版なら、検索やブックマークなどの機能を使って必要なレジメン情報を素早く調べることが出来ます。
第7版時点で全234レジメンを網羅してます!
レジメンの注意ポイントや副作用発現時の対処法が記載されているため、上記2冊で基礎学習を終えた後に各論として学習をオススメします!
検査値が勉強できるオススメ勉強本
「この検査値って何?」
「どうして上がったの?」
「下げる方法を教えて!」
このように質問された経験はないでしょうか?
服薬指導時に患者様から意外と質問されるのが、この検査値です。
腎機能の善し悪しだけでも薬剤量の変更が必要な薬剤師も多数存在するため、検査値は薬剤師として知っておかなければなりません!
検査値から生活習慣のアドバイスが出来れば、患者様からの信頼も厚くなりますよ!
さあ、あなたも書籍を手にして検査値マスターになりましょう!
薬剤師のための基礎からの検査値の読み方 臨床検査専門医×薬剤師の視点
●初学者でも検査値が読めるようになる!
●3Step&症例トレーニングで検査値マスターに!
臨床検査値を読み解くために必要な基礎知識とその解析手順を、臨床検査専門医と薬剤師の2つの視点で解説しています。
これにより、検査値の意味や臨床的な重要性が理解しやすいのが特徴です。
1)検査値の正常範囲とその意味を確認する
2)検査値の変動要因を考える
3)検査値の組み合わせを見る
というシンプルな3 Stepフレームワークを用いているため、体系的に検査値の読み方を学べます。
本書は、検査値の基礎知識を学んだ後に症例解析トレーニングがあるため、実践力が身につきます。 症例解析トレーニングでは、様々な疾患や症状に関連する検査値を用いることで、患者様の病態を読み解く練習ができます。
本書は、COLUMNや知っておきたい知識というコーナーを設けて、検査値に関する興味深い話題や応用的な知識を紹介しています。
一例として、検査値の単位の由来や歴史、検査値の測定方法や原理、検査値の薬物相互作用や副作用などが取り上げられています。
第2版は内容を見直し、病態理解をより学びやすくなっています。
姉妹書として『薬剤師のための 検査値判読ドリル』も出版されており、本書で学んだ知識をさらに確認することができます。
検査値の勉強本の中でも薬剤師と臨床検査専門医の両視点から解説されているのが最大のPOINTです。
この1冊で検査値の基礎は十分学べる良本ですよ!
薬剤師であれば持っておきたい書籍ですね!
異常値の出るメカニズム
●検査値異常がわかれば治療もみえる!
●異常値が示す背景を探しに出かけませんか?
一般的な血液検査項目から、ホルモン検査や免疫アレルギー検査、腫瘍マーカー検査、穿刺液や分泌物の検査に至るまで、それぞれの項目が異常値を示した際に考えるべき疾患と異常値を示す際のメカニズムを『基礎医学と臨床医学のエッセンス』をつなげてわかりやすく解説しています。
初診時の基本的な検査から異常値が示す背景を探り、次に行うべき検査を適切に選択し、後に続く医療行為のゲート情報を見極める眼が身につきます。
これは、臨床現場で必要とされるスキルであり、本書の出発点でもあります。
検査項目ごとに、異常値を示す際のメカニズムや考えられる疾患、その診断のための追加検査などが初学者でも分かりやすく解説されています。
検査項目を「基本的検査」と「基本検査に準ずる検査」に分類し、前者に重点をおいて解説しています。
一般的によく用いられる検査項目から順に掲載しており、効率的に学習できます。
臨床検査医学の基本を身につけるだけでなく、臨床現場で役立つ知識や判断力を養うことができる書籍となっています。
医学生や初期研修医はもちろん、後期研修医や臨床検査技師など、関連領域の初学者や実務者にもおすすめです。
検査値がなぜ異常値を示すのか?を解説した書籍です。
辞書的に使うのがオススメですよ!
検査値を読むトレーニング ルーチン検査でここまでわかる
●「信州大学方式 RCPC」全39症例を掲載
●「体に何が起こっているのか?」が分かる!
ルーチン検査(血算、生化学、凝固・線溶、尿・便検査、動脈血ガス分析)を最大限に活用して、患者の病態変化を読み解く力を磨くための本です。
ルーチン検査をマスターできれば、高額な検査機器に頼らなくても、多くの情報を読み解くことが出来ます。
RCPC(Reversed Clinico-pathological Conference)という手法を用いて、病歴や身体所見の情報なしで、検査所見のみから病態を推論する方法が学べます。
検査データを時系列の変化で示し、病態を「栄養状態」「細菌感染」「腎臓の病態」「肝臓の病態」など13項目に分け、関連する複数検査値の組み合わせがどう変動するかを分析し解釈する「信州大学方式RCPC」により、刻々と変化していく病態を読み解く訓練をします。
「信州大学方式RCPC」を用いることで、患者の病態の見落としがなくなり、多くの病態が絡んでいても個々に検討することができます。
臨床と検査の双方を熟知し、RCPCをライフワークとしてきた著者がすべての医療職に贈る、“生きた検査値の読み方”のトレーニングブックです。著者は、信州大学医学部病態解析診断学講座教授であり、臨床検査部長も務めているほどの良本です。
この本は、初期研修医から後期研修医まで、幅広いレベルの医師におすすめされています。
臨床検査技師や看護師など、検査値を読む力を磨きたいすべての医療職にもオススメ出来る1冊です。
病院薬剤師にオススメです。
内容は難しいですが、基礎を学んだ上で本書で勉強することで飛躍的に検査値の知識向上が見込めます!
漢方の知識を深める勉強本
- 漢方となると急に自信が無くなる
- 効能が複数あって服薬指導が難しい
- 漢方から疾患の推測が出来ない
このような漢方の悩みに解決できる書籍を紹介していきます。
漢方にもしっかりエビデンスはあります!
これから紹介する書籍で勉強し、自信を持って服薬指導に臨みましょう!
よく出る漢方薬ABC
●フルカラーで読みやすい!
●頻出漢方薬に絞って勉強できる!
臨床上繁用される「よく出る漢方薬」について『漢方の使い方』『処方解析』を学ぶことで、患者様個々に合わせた服薬指導ができるように構成されています。
「漢方薬と患者さんの困っている症状」を視覚的に把握できる図と同種漢方薬の使い分けの例示があり、より漢方薬の特徴が理解しやすいです。
漢方医学の総論にもスムースに入り込めるよう、気・血・水理論、陰陽虚実といった独特な患者状態の把握法(診断法)を幾分盛り込みつつ解説しています。
本書は、漢方薬の読み方や成分、効能、副作用、相互作用、注意点などを詳しく紹介しており、漢方薬の知識を深めることができます。
各項目ごとにPOINTを絞って解説しているため、服薬指導や処方鑑査に活用できる力が付きます。
本書の特徴は何といってもフルカラー!
視覚的にわかりやすく図やイラストで解説しているため、漢方薬の入門・初心者におすすめの1冊であり、古くて新しい漢方薬の世界への第一歩となること間違いなしです!
漢方の勉強となると古臭い辞書のような書籍を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
本書はフルカラーで頻出漢方薬に絞っているため、入門書として最適ですよ!
漢方薬のストロング・エビデンス
●エビデンスがあるから自信が持てる!
●ふわっとした服薬指導は今日で最後です!
日本東洋医学会が収集・作成した「漢方治療エビデンスレポート」や「漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン」をもとに、代表的な漢方薬について最新のランダム化比較試験(RCT)やメタアナリシスなどのグレードの高いエビデンスを処方ごとに収録しています。
本書は、漢方医学独自の考え方や用語を極力使用せず、漢方初学者でも理解しやすいよう西洋医学的な疾患・治療薬のとらえ方でわかりやすく解説しています。漢方薬の作用機序や副作用についても、科学的な根拠に基づいて説明しています。
漢方初学者でも理解しやすいように、漢方医学独自の考え方や用語を極力使用せず西洋医学的なとらえ方で解説しているのが特徴です。
服薬指導時に役立つ漢方の特徴や味、注意すべき副作用も学べます。
「漢方薬は日本の薬」「漢方薬はドーピング検査で問題になるか」「漢方製剤はなぜ食前投与なのか」など、漢方薬にまつわる興味深い話題を取り上げています。
これらのコラムは、漢方薬の歴史や文化、現状や課題について知ることができるだけでなく、漢方薬に対する理解や関心を深められます。
漢方の説明となると途端に自信が無くなる人も少なくないはず!
エビデンスを知っていれば、説得力のある服薬指導が行えるようになりますよ!
完全版 医師・薬剤師のための漢方のエッセンス
●臨床現場でよく用いる103の処方を完全網羅!
●効能別に処方分類、豊富な症例を提載!
臨床の現場でよく用いる103の漢方処方を完全網羅した、漢方処方の解説書です。
効能別に処方を分類し、豊富な症例を掲載しています。
患者に合った漢方薬を選ぶためには、病名や症状で処方を決めるのではなく、証 (体質や症候)を正確に判断することが重要であるという考え方を示しています。
入念なカウンセリングに基づき、患者一人ひとりに最適な漢方薬を選ぶことができるようになります。
漢方処方の特徴や効能、天然生薬の組み合わせによる妙味などについても紹介しています。
個々の患者に適した漢方薬の選び方や使い分けについて、症例を交えながら解説しています。
「どんな人に効くか?」「どんな処方か?」「こんな患者さんに最適」の3つに分け、一言で解説!そのため、患者様に「どんな漢方か?」を一言で伝えられるようになります!
本書は、「病名から」「症状から」「処方から」「生薬名」「中医学用語」の索引を充実させ、様々な視点から検索ができるのも特長です。本書を参考にして、漢方薬の知識や技術を高めることができます。
項目ごとにまとまりがあるため、1ページ目から読み始めても勉強しやすい!
それでいて索引としても非常に優秀な1冊です!
OTCの知識を深める勉強本
ドラッグストアで働く方にとっては、OTCを含めた知識が必須となります。
どの薬が一番効くの?
この症状はOTCで治せるの?
といった質問に瞬時に答えられる書籍を以下に集めました。
何でもかんでも「病院に受診してください!」と伝えてませんか?
受診勧奨のレッドラインを見極めたうえで、まずOTCで治療できないか?を考え、セルフメディケーションを推進していくことも大切ですよ。
OTC医薬品の比較と使い分け
●OTCの勉強はまずこの1冊から!
●フローチャートで簡単にOTCが選べる!
OTC販売に携わる薬剤師が、緊急性の高い疾患を見逃さないように、病院受診のPOINTをわかりやすく解説してます。
約800件の参考文献をベースに有効成分の長所・短所、医療用の薬との違い、OTCの特徴を活かした使い分けを、徹底的に比較解説しています。
現場で良く出くわす117のギモンや質問にQ&A形式で回答しています。
その為、『明日から使える生きた知識』が身に付きます!
例えば「妊娠・授乳中でも使える抗ヒスタミン薬はある?」や「インフルエンザのときは、どの解熱鎮痛薬を使ってもよい?」などの回答がすぐに見つかります。
セルフメディケーションの主要な20のカテゴリについて、分かりやすい図表やフローチャートでまとめています。
例えば、「解熱鎮痛薬」のカテゴリでは、成分別の効果・副作用・注意点・禁忌などが一目でわかります。
患者様に質問された際、書籍を引っ張りだすにはいきませんよね。
こちらの書籍は電子版も販売しているため、各項目のフローチャートをブックマークしておけばその場でサクッとトリアージが可能です。
見やすく分かりやすいレイアウトや図表で、情報を素早く探せます!
実戦で使えるフローチャートが優秀です。
OTC勉強を1から始める方は、まずこの書籍がオススメですよ!
総合診療医が教える よくある気になるその症状 レッドフラッグサインを見逃すな!
●受診必須のレッドサインが学べる!
●「これってOTCで治せる?」の判断ができる!
よくある気になる症状について、症状の特徴や重篤な疾患を疑う危険な徴候をわかりやすく解説しています。
患者様の重篤な疾患を疑う危険な徴候を逃さない力が身に付きます!
OTC販売で良く出会う風邪と胃腸炎については、クリアカットな判断基準「3症状チェック」を紹介しています。
風邪の場合は鼻、咳、喉の症状に注目し、胃腸炎の場合はむかむか、お腹の痛み、下痢の症状に注目します。これらの症状があれば、それぞれの疾患の可能性が高いと判断できるようになります。
各症状に対して「OPQRST」チェックシートを用いて、病歴聴取のコツを紹介しています。
このチェックシートを活用すれば、誰でも症状の詳細を漏れなく聞き出すことが出来るようになります。
本書では、よく使われるOTC(市販薬)とその成分を一覧表にして見やすく掲載しています。
風邪に関する素朴な疑問50にも答えています。
著者は、感染症に精通している岸田直樹氏です。臨床現場での実績がある医師だからこその知識と経験が詰まった一冊です。
OTC販売で最も注意が必要なのが、受診勧奨すべきかどうかの判断です!
本書籍は、そのレッドラインを正しく判断できるようになる指南書となりますよ!
いざという時に店舗に置いておくと役立つ本
本項目では、店舗に置いておくことで「いざ!」という時の調べもので大変重宝する書籍を紹介します。
- この薬、粉砕していいんだっけ?
- この軟膏とクリームの混合可否は?
- 妊娠中の服薬安全性のエビデンスを調べたい!
以下の書籍を購入しておくと、このような急な疑問に素早く回答できるようになります。
これから紹介する書籍はいざ困った時に役立つものばかりです!
店舗に常設してないから…と諦めず、自分用で購入しておきましょう!
錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック
●粉砕可否が瞬時にわかる!
●自身を持って判断したいならこの書籍!
市販されている先発品およびジェネリック医薬品の95%に相当する約7,900品目の粉砕可否およびその理由を、製薬企業より提供された各種データと著者による様々な臨床的判断・コメントを加え一覧表として掲載しています。
粉砕・開封することによる医薬品の安定性や予想される有効性の変化、副作用の発現、味覚などの使用面においても、正確な情報の把握と提供が必要な場合に役立ちます。
B6判で1640ページという分厚い本ですが、見開きで2品目のデータを表示しており、見やすく使いやすいレイアウトになっています。索引も充実しており、商品名や成分名で簡単に検索できます。
本書は長年薬剤師から好評の書籍であり、定期改訂されて発売されています。
第8版では前版から約1,100品目のデータが追加されており、最新の医薬品情報に対応しています。
粉砕可否およびその理由を、製薬企業より提供された各種データと著者による様々な臨床的判断・コメントを加え一覧表としています。
粉砕可否はインターネットで調べることが出来ますが、信頼性と情報量に懸念が残ります。こちらの書籍はその点は安心して粉砕可否を判断できます。
軟膏・クリーム配合変化ハンドブック
●配合変化でもう悩まない!
●混合可否をすぐに調べたいならこの書籍!
最新版では、市販されている主な皮膚外用剤340品目について、薬剤商品名、配合比、配合可否、混合方法など、3065通りの配合変化情報を掲載しています。
この本は、医薬品メーカー各社および論文報告などの混合可否情報、および配合変化において重要な混合方法、基剤、pHなどの情報を臨床の第一線の専門家が整理しています。
この本は、B6判で720ページという分厚い本ですが、見開きで2品目のデータを表示しており、見やすく使いやすいレイアウトになっています。
五十音順、商品名や成分名で簡単に検索できるため、忙しい臨床現場で大活躍です。
最新版では、前版から約1000品目のデータが追加されており、最新の医薬品情報に対応しています。
万が一新薬の混合が処方された場合はメーカーに問い合わせればOKです。
そのため、現時点の最新版を購入しておけば、強力にサポートしてくれる1冊です。
薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳
●妊婦や授乳婦の禁忌薬がすぐわかる!
●根拠があるから自信を持って説明できる!
薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳編集委員会という、薬学・薬剤学の専門家で構成されたチームが編集・監修しています。
総論で妊婦・授乳婦の薬物治療を管理するために必要な基礎知識を解説し、各論では添付文書からは得られない疫学調査・症例報告などの情報をまとめ、総合評価を記載しています。
抗菌薬、抗ウイルス薬、抗悪性腫瘍薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、女性ホルモン剤、ワクチンなど、さまざまな分野の薬剤について、妊娠期・授乳期の安全性や使用上の注意点を詳しく解説しています。
総論や症例も含めてデータ解釈の要点やリスク伝達の実際などに目を通すことで、妊娠・授乳と薬カウンセリングの実践力を高めることができます。
B5判で777ページという分厚い本ですが、見開きで2品目のデータを表示しており、見やすく使いやすいレイアウトになっています。また、索引も充実しており、商品名や成分名で簡単に検索できます。
私はこの本で何度も助けられました。
「不妊治療中でやっと子供を授かったけど、先生にはこの薬を飲んで良いって言われたけど、本当に大丈夫なの?」といった悩ましい質問にも、本書籍を用いて説明すると納得してくれますよ。
クスリ早見帖ブック 市販薬730
●OTCの辞書と言えばこちら!
●患者様の服用中のOTCがすぐ分かる!
医療従事者にとって、患者の服用した市販薬の成分特定は、重複処方や副作用、オーバードーズの面においてとても重要な情報です。
この本を日常臨床の場に常備することで、服用した市販薬の成分特定を早く正確に導くことができ、適切な診療・処方に役立ちます。
患者様からの「〇〇の効能でパッケージが××色の薬なんだけど…なんの薬だったけ?」といった質問により『正確に・迅速に・深く』答えることが出来ます。
この本は、730種類の市販薬(内服薬・外用薬・漢方製剤)の用法・成分・写真や、添付文書にアクセスできるQRコードを掲載しています。市販薬の成分一覧表や、製薬会社窓口一覧も付いており、さまざまな情報源にアクセスできます。
フルカラー写真付きで解説しているため、よく売れる製品の特長を製品パッケージと紐づけて勉強できます。
株式会社プラメドプラスという、医師・医学博士・総合内科専門医である平憲二氏が編集・監修しています。
特にドラッグストアでは、患者様から「名前は忘れたけど同じ薬が欲しい」と依頼されることが多々あります。
本書を用いれば患者様が希望する薬がすぐに見つかりますよ!
薬剤師になってからの勉強法とは?
勉強のアプローチ方法としては以下の通りになります。
☞なぜなら、医学や薬学は日進月歩に進むからです。
「薬学部で6年間勉強してきたから基礎はバッチリ!」と勘違いしてませんか?
薬学部で学んだことは基礎中の基礎です。
基礎を臨床現場で使える力に変える必要があります!
目的に合った勉強本でスキルアップを果たそう!
目的別に厳選した書籍の探すことで、あなたが1番欲しかった勉強本を見つけられるはずです!
最後に、今回の内容をおさらいしましょう!
体系的に勉強するなら、書籍を購入して勉強するのがおすすめです!
治療方針や新薬は日進月歩に進んでいきます。
今回厳選した書籍を手元に置いて、知識を刷新していきましょう!
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転職サイトは転職する時だけ利用するものではありません!
計画的なキャリアアップを計画するのも成長の近道ですよ!
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